アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。
これは、気管でなく頚動脈だけをきれいにシャットダウンさせるために脳の機能が「眠る」事を起こす武道では一般的な技術です。
気管を押さえることがないし、首の神経を圧迫するわけでもないし筋肉を押し付けるわけでもないので苦しいとか痛みというものはありません。 「眠りに落ちる」だけなのです。 つまり、気を失うわけです。 失神という日本語の表現をしますね。 セックスのような「気持ち良い」と言うものとはまったく違う物です。
この「気持ちよかった」と言う事は、すぅっと眠りに落ちる、非常に自然な形なので「気がついたら気を失っていたらしい、でも、痛みも何もないし、気がついたときにまだ完全に眠りから覚めていないふわふわした感じがある」と言う事なのです。
技術として自分の腕ときれいにマッチするするので、それさえしっかりつかんで相手のその情況に持っていけばこの技はきれいに入ります。 ただ、そこまでの技術と医学的知識また応急手当知識の十分理解し迷い無く行動に移せるだけの実力を持っていなくてはなりません。
しかし、理屈だけを理解して独自でやろうとする未熟者(精神的にも経験や技術的にも)がいるから痛みや苦しみや更に事故も起きる事にもなるわけです。 未熟者のやることで、神経を圧迫してしまい舌の筋肉が麻痺し気管を塞ぐと言う事故さえ起きるのです。 特に首の筋肉が発達していないということに気がつかないでやるという無知も事故の繋がりますし、首の骨や神経にダメージを与えるということも十分知っておかなくてはならないわけです。
だからこそ、プロレスの「スリーピングホールド」はちゃんと事故が起きない様に(失神しないように)やっているわけです。
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
頚動脈をシャットダウンしていたとは知りませんでした。ご教授ありがとうございます。すると、no2さんのおっしゃているハイキックで失神して気持ちよかった、というのはどういうことになるのでしょうか?