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小2向け 理科社会導入の勉強法は?
「低学年の理科社会導入のための具体的な勉強法」を教えて下さい。 (具体的な教材・本・テキスト・できれば書き込み式のドリルなどが子供の性格にあっていると思います) 自称・勉強大好きの小2男子がおります。 珍しいタイプ?で、本の虫でいくらでも読むし、進んでドリル類をどんどんやりたがるのですが、 実際は、精神年齢は低く、理解度も低く、少し先取りしなければ、成績はよくならないタイプです(今はかなりやっているので、良い方ですが、先は無理、とにらんでいます)。スポーツも喜んでやっていますが、ぎこちないので、上手くはないです。 さて、そんな勉強やりたがりタイプは、現在、算数と国語の勉強ばかりやっています(他は英語検定と漢字検定を少々)。親の私から見ると、どうぜなら、算国ばかりでなく、地図とか昆虫とか歴史とか、せっかくだから、今のうちに興味を持っていることで、何か高学年の理科社会の勉強につながるようなアドバイスを頂きたいと思っております。高学年になると、いずれば受験勉強で理科社会をやらなければならないと思いますが、今なら少しは楽しんでやれるように思いますので・・。 ちなみに、私自身も勉強は得意な方でしたが、理科社会には苦手意識をもっております。子供は読書好きで大量に読みますが、図鑑ではなく、物語系が多いです。都会育ちなので、定期的に自然体験キャンプに参加はさせています。 受験導入向けの勉強法も大歓迎ですので、よろしくお願い致します。
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小学校高学年から受験の心配をしなければならない大変な時代ですね。 保護者の方々の不安感は、専門家からの想像を上回る部分があるのではないかと推測しています。 実際の受験の場面では、入試対策としての特別な訓練を積む必要があります。 だからといって、低学年から長期間かけて受験勉強させれば有利かというと、そうならない場合が多いでしょう。 決められた時間内にいかに出題者の期待する答にたどり着くか、という受験勉強のめざす方向は、本来の学びとは相容れない面があります。 早々と無味乾燥な受験の世界に足を踏み入れて、その味気なさにやる気を失ってしまうケースは多いのです。 受験の直前までは、新しい世界を自分の中に取り入れる学びの素晴らしさを十分に体験させて、「勉強すると自分が豊かになれる」という実感を得ることが、特に中学校くらいまでは大切なテーマだと思います。 子どもは遊びの中から、いろいろなものを身につけます。一見勉強と直接関係ないように見える遊びの中にも、自然科学的な認識や社会性を育てるものはたくさんあります。 お子さん自身が好きなものをとことんできる環境を手助けしていただくことが、今、一番大切な保護者の仕事と思います。 進んでドリル類をどんどんやりたがり、読書好きで大量に読み、物語系を好むお子さんは、きっと30年後、40年後の日本を支える柱のひとりになってくれる宝石の原石です。 時間がかかることは、なるほど受験には不利かもしれませんが、遅い分だけ定着は確実だと思います。 どうかご安心いただいて、お子さんが自分らしい学びを進める良き理解者でいてあげてください。
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- sionn123
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tgraceさん こんばんは 受験勉強となると話が少し難しくなってきますが、小学校で習う内容って大人なら誰でも常識的に知っている内容だと思います。ですから理科や社会を勉強したがらないと言っても言う程気にしなくても大丈夫だと思います。 全く勉強嫌いのお子さんでスポーツばっかりしている子だったら、今の時期Wカップに興味があるんだと思います。それをネタにして、例えば「開催しているドイツってどこに有る国か解る???」とか「ドイツってお父さんの大好きなビールや○○チャンの好きなソーセージの美味しい国なんだよ」とか好きな内容を元にして少しづつ色々な物に興味を持たせる様に話し掛けるのも良いと思います。 tgraceさんのお子さんの場合は、本が好きで沢山本を詠むようですから、例えば聖徳太子とか徳川家康等の歴史上の人物の伝記や野口英世やキュリー夫人・エジソン等の科学者の伝記、ファーブル昆虫記等の理科の内容を楽しい読み物的にしたもの等を読むように薦めてみては如何でしょうか??きっと楽しく読めると思います。そしてもしかしたら社会や理科の世界に興味を持つかも知れませんしね。 私は子供の頃から何でも興味を示す子で、父が時計屋を営んでいた為かなぜ時計が動くのかが興味津々だったようです。そして結果的に機械いじりが好きになりました。その結果理科が好きになり、大学はと言うと薬学部の修士まで進学してしまいました。社会はと言うと父がニュースを見るのが好きで、事ある毎にTVやラジオのニュース番組が掛かっていました。ですから知らず知らずに情報が入るらしく、小学校の頃の社会の成績は良かったです。成績がよければ、それなりに好きになるものです。ですから、生活の環境もあるんだと思います。 例えば花を育てさせてみるとか熱帯魚等の小動物を育てさせてみるとか、NHKの土曜日夕方6時10分からの「週間子供ニュース」と言う子供向けのニュース番組を見せてみるとか。生活の中で理科や社会に慣れ親しめる環境を作ってあげるのも方法かと思います。 色々書きましたが、今現在興味のあることを少し理科や社会向けにアレンジしてみるとか、生活環境を理科や社会に興味が持てる環境にして見るのも方法かと思います。
お礼
ご丁寧な回答、本当にありがとうございました! 「そういえば、まだ伝記らしきものは、読んでいなかったかも知れない・・・」と、回答者様のおかげで、あらためて気づかされました。 読みごたえのある伝記はたくさんあるのですから、楽しみになってきました。 お父様のお仕事から、時計に興味を持たれて、現在の進路に至るお話、とても素敵ですね。最近はデジタルの方が多いかと思いますが、時計に興味を持たれ、魅力を感じたものを解明していこうとする力が、子供時代にすでに発揮されていて、それが今に至るなんて、素晴らしいと思いました。私も何か、子供に感じ取ってもらえるものが持てるような、魅力的な親でありたいものだ・・・と思いました。 たくさんの素敵なヒントをありがとうございました。 無理にならぬよう、よい環境を作ってあげられるよう、是非、参考にさせて頂きます。
- 藤田 泰(@boukenoh)
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うちの小1の娘は、4月から四谷大塚のリトルスクールに通っていますが、難しい問題を解く楽しみと担当の先生の教授力を本人が認識しており、継続して通うことを希望しています。でも、やってるのは算数と国語です。 ちなみに、我が家では習い事の類は一切やらせていません。 日曜日に教会学校へ通っているだけですね。それも本人が希望しているからというだけです。 四谷大塚も小1は週1回なので遊びみたいなものですが、やはり、出来る子たちの中で天狗にならない認識も出来、勉強の楽しみも知ることが出来ているようで、親としてとりあえず満足な機関です。 家では、学校では不十分な、じっくり自分で本を読む読解能力の涵養と本人の興味にしたがった学年にとらわれない知的好奇心の充足に配慮しています。 本人がこれから知識を得るために不可欠なPC技能は、ローマ字での打ち込みまではできるようになっています。 ゲームボーイやDS lightでのゲームも馬鹿にならず大事です。 子供用の電子手帳でも遊んでいますし、日本・世界・中国の歴史のまんがも楽しみに読んでいます。(日本史だけは大月書店版でないと偏向するので注意して選びました。)ドラえもんも全巻そろえ、あずみも好きなので読ませています。ちょっと早いけど、性の絵本も大人向けの百科事典も書籍版とPC版そろえています。子供向けの図鑑や地図も。 ちょっと、やりすぎかもしれませんが、本人が興味ある教材を選んでいるので悪いことではないでしょう。 映画も希望するものを見せており、カトリックに傾倒している娘は、マザーテレサに感激し、苦しんでいる人たちを助けられる臨床医への進路を希望するようになりました。 ちょっと、教材が多すぎのきらいもありますね。 どうも、うちでは、動物・植物・昆虫・魚への食いつきはイマイチです。天文望遠鏡も買ったのですがもうひとつですね。顕微鏡は迷ってしまいます。 物語好きな子はやはり歴史は入りやすいかもしれませんね。 ちょっと一般的ではありませんが、我が家では、社会と自然科学と倫理の勉強として、お年寄りの戦争体験や被爆体験の勉強を大切にしております。 94歳のひいおばあちゃんがまだ頭しっかりしているのでいろいろ体験を話してくれます。 本題です。 国語はこれからの全ての教科の基礎になるもので、そのベースは多様な読書です。 これは大切な教養のもっとも大切な基礎と思います。 国語ができないときの、あとから必要になる努力と即効性のなさは本当につらいはずですよ。 父の私は小学校では全部得意でしたが、何よりも後で役に立ったのは基礎的な読解能力と本を読む喜びだと思っています。 読書好きなお子様は必ずや理科や社会に関連した書物にも触れられるはずです。 読書好きなお子様に育てられたことはもうすでに家庭で大切な教育の義務を十分に果たされていると思いますよ。 ご両親はお子様に誇りを持った上で、ご本人の発展したい欲求を満たして上げられる良質な書物をいっしょに選んであげられることで十分ではないでしょうか? きわめて独善的な意見ですが、ご参考になれば幸いですし、いろいろとこれからもお話しして、子供たちにいい環境をごいっしょに考えていけたら素敵ですね。
お礼
丁寧な、ご回答、本当にありがとうございました! 実は愚息も年長より、同塾生なんです。知り合いにお会いできたような気持ちでうれしく読ませて頂きました。リトルは本当に楽しいですよね。 先生も素晴らしい方で、本当に感謝しています。 その先生も「お宅の息子さんの場合は、やりたがる珍しいタイプだから、 このまま、どんどん走らせてOKでしょう(笑)」なんておっしゃっています。 回答者様は、実に様々な機会を、お子さんに与えていらっしゃるようで、感心してしまいました!きっと知的好奇心旺盛なお子さんなんだろうな、と、頼もしく読ませて頂きました。 我が家は、子供との話し合いで、「ゲームやパソコン、テレビは我が家には不要」としていますが(実際、その時間がない?)、確かに、ローマ字が打てたら素晴らしいですし、ゲームも反射神経が良くなりそうですし、「このままでいいのかな?」とずっと気になってはいました。まあ、いずれはゲームも、、でしょうか。うちもテレビの代わりに映画館とコンサートにお金をかけています。そろそろ学習漫画でも、と思っていたところなので、「日本史だけは大月書店版」という情報も、参考になりました! ひいおばあ様の戦争体験を聞ける環境というのは、他にはない素晴らしいものですね。私自身もキリスト教系の学校でしたので、マザーテレサの映画、心に留めておきます。 読書の喜びから、さらに広い世界に進めるよう、頂いたご意見を参考に、いろいろ試してみます。ご丁寧な回答、本当にありがとうございました!
- qweras
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私は、小学生の教育については、数学者の藤原正彦さんや、小平邦彦さんと、ほぼ同じ意見です。 すなわち、低学年では、一番大切な科目は“国語”で、二番目が“算数”で、 それ以外の理科・社会は後回しで良い、 と思います。 ですから、お子さんが、国語と算数の勉強に特に熱心であるのは素晴らしいことで、無理に理科・社会などの勉強を押し付けて、何よりも大事な、“国語”と“算数”の勉強をおろそかにさせることは、絶対に避けた方が良いと思います。
お礼
早々に、ご回答ありがとうございます! おお、そうなんですか! 低学年は国語と算数に重点をおく、で、良いのですね。 自分が理科社会苦手で、漠然と不安になり、こんな質問をさせて頂きました。 小平邦彦さんは存じ上げておりませんでしたので、調べてみますね。 どうもありがとうございました!
お礼
心温かいアドバイスを、本当にありがとうございます。 まさにおっしゃるとおりで、情報過多社会で、こんな小さなうちから、 不安をあおられてしまうようでは、、、と我ながら、恥じ入りました。 普段の何気ない生活や、遊びの中から、自然科学的なことを学んでいく、というお考えは、まさに理想で、私が目を向けずに、怠ってきたことだな・・・と改めて、気づかされました。もっと、まわりの当たり前のことに目を向けた方が、よほど、勉強になりそうですね。 不安な親を、暖かく支えて見守って頂けるようなご回答、 本当に感謝致します!