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バイオ系、海外就職

現在アメリカの短大で勉強していて、卒業後は経済的な理由からしょうがなく 日本の大学へ編入してバイオテクノロジーの勉強を続ける予定です。 いずれは日本か英語圏の国のどこかで大学院にも行こうと思ってます。 理由は色々あるのですが、どうしても将来日本で生活するということが 自分に合わないというか考えられません。 そこでどうにか海外就職→永住権にこぎつけたいと思っているのですが、 今の時代でバイオ系で頑張れば高収入(人並み以上でそこそこの生活ができるくらい)は望めますか? ちなみに日本ではどうなんでしょうか? バイオ系といっても沢山の分野があると思いますが詳しい方、 バイオを勉強するのに一番いい国、一番進んでいる国等色々教えてください。 よろしくお願いします。

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  • milky2222
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回答No.3

バイオ研究が最も進んでいる国、研究者として身を立てやすい国は、アメリカだと思います。 教育レベルでは、大半の理科系の院で、RAをやれば授業料免除ですし、TAをやればそのうえ生活費まで貰えます。 ただし、バイオはPhDまで取らないと研究者として認められず、修士レベルではテクニシャンとしてしか就職できません。 外国人がテクニシャンとして就職するのは、就労ビザの問題があって、どの国でもなかなか難しいです。 アメリカなら、修士を卒業して、OPTで働き、その間に就労ビザをサポートして貰うことになります。 就職は教授の紹介が普通ですので、就職先はアカデミックの研究所が主体になるでしょう。民間の製薬会社などは、テクニシャンレベルでは就労ビザをサポートしてくれない企業が多いですから。 アカデミック分野の新卒テクニシャンの給料は、高くありません。年収が35000~40000ドル程度でしょう。昇進がないため、昇給はそれほど望めませんから、安定はしていますが、人並み以上の生活は難しいです。 研究者として就職するには、分野にもよりますが、PhDを取ったあと、アカデミック分野でポスドクのポストを探し、教授の紹介状と研究業績を提出して採用選考を受けます。アメリカのポスドクのポスト数は、日本よりは多いですが、研究者見習いなので給料は悲惨で、NIH基準であればテクニシャンと変わりません。 普通はポスドクを3~5年やって、研究成果の論文を出し、一人前の研究者として認められると、昇進するか、自分のラボが持てます。 アカデミック分野でも、うまく上まで進めば、ある程度の給料が保証され、人並みの生活はできますが、ビジネス分野の同レベルの教育を受けた人と比べると、MSとPhDを5~7年、ポスドクを3~5年と、10年以上も勉強を続けて得られる給料としては低いと言わざるをえません。 製薬会社など民間に就職すれば、アカデミックよりは給料は高いですが、外国人が就労ビザを出して貰うには、それなりの成果を示すことが要求されるでしょう(つまり、新卒では難しいということです)。 ただし、アメリカの研究者の世界は非常に過酷な生き残り競争です。チンタラやっていては、あっという間に淘汰されてしまうので、常に最先端を勉強して、研究資金を集め、論文を出し続けなければなりません。連日遅くまで研究し、夜は論文を書く生活がずっと続きます。 結論として、バイオなどの理科系は、文系に比べると、海外就職には強いです。しかし、テクニシャン、ポスドク、どちらの道を選んでも、「人並み以上の給料で優雅な生活」という図式は難しいでしょう。 本当に研究が好きな人しか続かない世界ですよ。 もし、海外で人並み以上の給料が欲しいのであれば、ファイナンスやMBA、Law Schoolなどに進むことをお勧めします。 こちらの世界も競争は厳しいですけど、投資した金額と時間に対するリターンを考えると、バイオよりは高いと思われますので。

その他の回答 (2)

回答No.2

得意分野などがあるので一概に言えませんが・・・ 生命科学が最も進んでいる国: 米国 二番目: 日本など (ただし、基礎研究において降りてくる予算はまったく潤沢ではない)

回答No.1

> 今の時代でバイオ系で頑張れば高収入(人並み以上でそこそこの生活ができるくらい)は望めますか? 研究者、特にアカデミック ポストに関してですが: 研究者として実績を上げれば、米国では評価されてそれなりのオファーが来ます。 日本はいまだに「公募」などと謳っていながらポストの多くが出来レースなので、フェアさでは低いと言わざるを得ません。 ただ、「いろんな手法が使えます」というのでは、テクニシャン(技能者)の仕事しかありません。これはアカデミックでも民間でも日本でも米国でも同じです。 あなたが研究者、テクニシャンどちらを目指しているかです。企業研究者にしても、自分の頭で考えられる人で実績を上げている人しか採用されないのは同じことですので。

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