松井・井口がWBC(ワールドベースボールクラシック)を辞退した理由
3月におこなわれるワールドベースボールクラシックの代表選出ですが、日本選手の選抜は足並みがそろわなかった。
日本を代表する4番打者の松井や井口などが辞退したからである。
しかし、松井のインタビュー記事を読むと、大会そのものに問題がありすぎるようの気がする。
以下、インタビュー記事に内容を掲載します。
1、野球の世界一を決める大会といいながら、アメリカのメジャーリーグとメジャーリーグ選手会の主催で、しかもシーズン直前に開催される。
なぜアメリカの一団体の催しに参加しなければならないのか?
そして、シーズン直前のコンディション調整を犠牲にしなければならないのか?
2、東京ドームでおこなわれるアジア予選ラウンドは、メジャーリーグ傘下の運営会社とともに読売新聞が主催するのである。
入場料は、日本戦のエキサイトシートが2万円。去年のジャイアンツ戦の料金は5500円だったそうだから約4倍だ。指定席も5900円の約3倍にあたる1万6000円、外野指定席でさえ5000円もするらしい。
代表選手を出すことに当初から消極的だったのは中日ドラゴンズと阪神タイガースです。
その両球団を「大会に協力しないのは姑息だ」と非難したのは読売ジャイアンツの代表だった。
しかし、読売新聞だけが金を儲ける構造と知れば、ドラゴンズとタイガースが選手を出すことに消極的だったのも納得できるのではないでしょうか?
3、WBC開催をなぜジャイアンツの親会社が主催し、利益を読売が独占するのでしょうか?
野球人気は危機に瀕し、いまこそ12球団のすべてが一体になってその打開策を見い出さなければならないときだというのに、読売はまったく見当違いな組織というほかない。
お礼
お礼が遅くなってしまい、大変失礼いたしました。 ご回答ありがとうございました。