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三のつく企業の多い理由
ここで聞くべきなのかわかりませんが、質問です。 いわゆる大企業と言われる企業もしくは企業グループの名前の頭に「三」の字がつく場合が多いと思うのですがそれには理由があるのでしょうか。 企業グループだと三井、三菱があり、他に三和、三洋といった企業があり、韓国にも三星グループというのがありますね。これって偶然なのでしょうか。
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- musokunin
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「三井」グループの「三井」は、創業者の近江出身の松坂商人、三井氏からくるものですが、近江の三井寺と關係があるかも知れません。三井寺の説明では、三人の帝の産湯を使つた井戸のある「御井の寺」から「三井寺」と書き慣はすことになつたと言ひます。一方、「三菱」は、創業者岩崎家の家紋「三階菱」から來てゐます。「三和銀行」の「三和」は、「三十四、山口、鴻池」の三銀行が合併した時につけた名ですから、「三銀行の合同」を直截に表現したものです。あちこちに見られる社名の「三洋」は、太平洋、大西洋、インド洋を示して、地球全體を示すかと思ひます。 これらの個別の起源に共通するのは、「三」が、多數を示す概念であることです。三井寺は、「何人もの帝の誕生に縁がある」といふことで、家紋の菱の數も、複數を示して数多くの同族が團結して栄える事を意味します。「一本の矢よりも、三本の矢」といふ喩へでは、「三」が複數を示してゐます。 企業は個人獨りでは成り立たず、一企業のみでも成り立たず、必ず同志なり協力者を必要とします。この意味で、多數を表はす「三」が多く用ゐられるのだと思ひます。從つて、「三」が多用されるのは、偶然ではなく、ある意味では「必然」だと言へるでせう。
- picpom
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面白い発想ですね。 考えた事も無かったです。 三というのは、会社を作るのに安定した柱を意味しているのかも。 1本、2本は不安定だけど、3本にして (三角錐の様に)やれば安定しますよね。 強固な結びつきや安定した発展とかを意味しているのかな?