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どうして郵便局は・・
夜中にすみません。 現在30代の男です。20過ぎのころ、郵便局(町の特定郵便局です)に行って郵便業務の窓口が1つしかないのに、貯金や保険の窓口が3つもあり、しかも郵便は待ち人がいないのに、お金を扱うほうは3,4人待ちなのに驚いてしまいました。当時は、郵便局が金融業務もしているのを知らなかったです。 銀行業、特に信金、信組に対して民業圧迫ではないか、思ってしまうのですが、どうなのでしょうか? また、郵便局が貯金、保険等はじめた経緯についても教えていただけたらと思います(過疎地域対策だったのかな?と思いますが、それだと密集地域には必要ないかと思いますし・・)。
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ま、いくつかの視点で・・ 郵便局が扱っている業務は一般的に 「貯金」「保険」「郵便」ですね。 質問の中で「信金」や「信組」の民業圧迫になるのではと の部分ですが「預貯金」「送金決済」の部分については 競合しているのは事実でしょう。 しかし現在までの郵便局の業務に「融資」業務はありません。逆に民営化が決定して「貯金銀行」に移行した後は そういった業務におそらく手を出していくことが想像できます。今まで住み分けができていたはずの部分が競合する訳ですから「民営化後の競争によるサービスの多様化」と 「競合他社への圧迫」は表裏一体といったところでしょうか。 貯金・保険を始めた経緯は「明治」までさかのぼります。 まだ銀行業が全国的な規模で機能していない頃、現実には貨幣経済は日本全国津々浦々まで浸透し始めた時代。 貨幣経済を今後の方策としていく事を決めた政府は全国的なレベルで「預貯金」を浸透させる必要があったのです。 しかし、当時の政府はすべての地域に予算を組んだ上で きちんと郵便局を設置する程の金銭的、人材的余力は 無かったのです。そこで地域の名士に土地家屋の協力的提供を求め、その見返りとして「郵便局長」という「名誉的 職業」を与えた(?)ここが、この度話題になって小泉首相が民営化に踏み切る理由になった「特定郵便局長」という存在が現れます。 ただ、国が国民から「預貯金」を集めていた理由は「国家レベル」での財源の確保という意味合いの方が強かった事は紛れもない事実で、「定額貯金」という郵便局の主力商品の出現の裏側には「戦争」があったことも事実です。 保険についても「明治」のころに「国民の健康の増進」を目的に作られたものです。 夏休みの定番「ラジオ体操」は「簡易保険の広告活動と、 国民の健康の増進」を目的に作られたものです。 最後に「密集地域には・・・」という部分ですが、今でこそネットや物流サービスがほぼすべての地域で使えますが、銀行のATMさえ無い地域は現実問題ありますし、 若くて車を持っている方だけが社会生活を営んでいるわけではありません。 「郵便局」は結構目にするかもしれませんが、「銀行」のATMって探すの大変でしょ? でも、民営化決まっちゃいましたし、もう後戻りはできませんけどね。 ※(?)については適切な言葉が思いつかなかったので「与えた」と書かせてもらっています。
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- googooguuguu
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預金者の事は考えていない 小泉劇場で騙された国民は 正気に戻りつつあり
お礼
回答ありがとうございました。
- zorro
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民業圧迫が問題化された結果、国会で郵政の民営化が実現しています。 参考に
お礼
明治初期にそういうことがあったのですね。訳もわからず反対してはいけませんね。ただ、今回私が聞きたかったのは、貯金や保険業務についてなのですが・・
お礼
ようくわかりました。どうもありがとうございました。特定郵便局の始まりはそうゆう訳だったのですね。どちらもうまく共存してもらえたらいいですね。