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調子のよいピッチャーがセットポジションに移ると崩れる理由
先発投手の調子がとてもよいのに、塁にランナーを出したとたんに(セットポジションに移った場合)、調子を崩してしまう試合を何度も観たことがあります(例えば昨日6月4日の阪神・ソフトバンク戦の阪神Pの江草)。 これは一体どのような理由によるのでしょうか?
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他の方の回答と重複する部分もございますが僕なりの理論です。 まず、#2さんも言ってますがランナー1塁のケースでは1塁ランナーの盗塁に気をつけなければいけないですし、ゴロを打たせて併殺打を打者に打たせるために低めに投球する必要性も生じます。4日の試合に関して自分の目で見てないので詳しくは解説できないですけど、4回・6回のノーアウトからランナー出して失点してしまったケースですよね? 共にランナーが大村・柴原という俊足の走者だったためにランナーに気を取られ、打者に長打を打たれてしまってます。また、俊足の走者が一塁に居る場合は盗塁阻止のためにキャッチャーがストレートを要求することがあります。4日の試合でどの球種を打たれたかは分かりませんがこんな理由ですかね。ただ、江草投手は今年は先発ですが、去年中継ぎで51試合登板してる言わば「ランナーが居る場面で登板するプロ」ですのでこんな事では崩れてはいけないですね。ま、6回はショートのエラーでテンポが崩れたのかもしれないですが。 これはセットアップ云々に関係ないですが、ツースリーからのきわどいボールでの四球や、エラーでの出塁などは投手のテンポ、また、野手のテンポが崩れます。そういう時は大量得点になりやすいです。中日・川上など一部の闘志をむき出しにする投手には関係のない話ですが #1さんのお礼にあるセットポジションについてですが外国人投手は苦手な投手が多いです。また、全盛期の野茂投手なんかはトルネード投法で”ため”を作ってフォークの落差やストレートの威力を増していた為にセットポジションは苦手だったと聞いたことがあります。逆に中継ぎ専門投手なんかはランナーがいなくてもセットポジションで投げることが多いです。抑えの切り札で九回頭から登板する場合、セットポジションから投げる投手居ますよね? 中継ぎ投手は逆にワインドアップで投げるとリズムが崩れてしまうことがあります。 ローテの先発投手でも初回からセットポジションで投げることがあります。これは自分の中でのリズムが崩れないためと、コントロールが悪い投手が矯正の意味で投げてるためです
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- doraroku
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投手はデリケートなポジションです。 ちょっとした気持ちの動揺が、投球の乱れにつながります。 好投を続けていた投手が、急にガタガタと崩れることは良くありますね。 逆に今まで抑えられてきたチームは、1本打つことで生気がみなぎることもあります。 他のスポーツもそうですが、「流れ」が重要なスポーツです。 ちなみに、先に回答は出ておりますが、なぜランナーがいない時に、ほとんどの投手が振りかぶって投球するのか考えれば、どちらが勢いよい球を投げられるのか答えは簡単ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 特に野球、サッカー、いつも「流れ」と言う言葉で説明されますね。流れを引き寄せる、というのは素晴らしいことだとおもいます。人生もそれに似たところがあるからスポーツは興味深いです。
- haruka_ruki
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#2さんの話にもありますが、フォームが崩れるのだと思います。 私はピッチャーですが、その時意識しているのがセットも(ノー)ワインドアップの一部だという事です。 #2が仰っているように全く違うと感じるかもしれませんが、いかに同じように投げれるかの問題だと思います。 しかも、基準にするのはセットの方です。(ノー)ワインドアップはあくまでセットに助走を付けたものと考えます。 セットの方が体重移動、足の踏み出し等しやすいことが多いのです。 それを踏まえた上で(ノー)ワインドアップで助走をつけて投げる事によって力をより加えれるのだと思います。 いらない説明をしましたが、要はその2つのバランスが崩れていて調子を崩すのではないでしょうか。 後はランナーが居る事によるリズムの崩れも原因でしょう。 自分のリズムで投げれなくなる、という事です。 逆に言えば自分のリズムで投げれる時はランナーを出しても抑えれるものです。 乱文で申し訳ないですが参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ワンイドアップからセットポジションへの移行、ただそれだけで調子を崩す…確かに皆さんおっしゃるようにそのとおりだと思うのですが、ポイントは「調子が抜群によかった投手」が「大崩れ」してしまうことだとおもっています。牽制球をやたらと投げる投手がいますが、それほどまでにリズムやテンポを崩すものなんですね。
- senchi
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明確な回答になっているか分かりませんが、 一度ワインドアップとセットポジションからの投球フォームを真似てみてください。野球経験者じゃないと分かりづらいかもしれませんが、腰のひねりとか胸や脚のタメ(みたいなの)の感覚が大分違います。少し野球をかじったことある自分は、やはりまったく違うように感じます。 あとランナーがいるとき(つまりセットのとき)は、走られないようにフォームをのんびりしていられないことも一因かと思います。まして盗塁やエンドランを警戒するときはクイックモーションで投げなければならないですし(できないピッチャーもいますが)。 二つの感覚の差をなくすために、ランナーがいなくてもセットから投げる人もいますよね。しかしワインドアップの方が先述の“腰のひねりとか胸や脚のタメ”ができて思い切り投げやすいんです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >盗塁やエンドランを警戒するとき おそらく大きな原因の一つだと思うのですが、そのせいでどんどん痛打されてしまったら元も子もないですよね。メンタル面での強さを求めたらきりがない世界なのですね。
- Willyt
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これは投手によって逆のこともあります。セットポジションを苦手とする者とワインドアップを苦手とする者があって、それぞれ苦手の投球をするときには精神的苦痛を生じ、それが崩れる原因になるのでしょう。得手不得手は仕方のないことで、これを解決する妙案がなかなか見つからないのは他の場合も同様です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 素人はともかく、プロになっても苦手というのはちょっと理解しづらいのですが、苦手な人もいるのでしょうね。例えば誰でしょうか? ちなみにプロ野球を想定しての質問でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >低めに投球する必要性 >盗塁阻止のためにキャッチャーがストレートを要求する なるほど! と思いました。低めを意識しすぎる場合、高く浮き甘くなる場合があることと、これがストレートであることを組み合わせると、それまで自由に投球していたPのコントロールが微妙に狂ってしまって、どんどん打ち込まれていってリズムを崩すなんてことが予想できそうです。かつセットPの問題、先頭打者、俊足も加わるとなると、崩れてしまう場合があることも納得できます。