自主トレをやって30年続けています。
目的はテニスの基礎体力の向上と持続の為です。
最近では持続の為とダイエットを兼ねており、
メニューも持久力と心肺能力と柔軟を取り入れています。
私も自己流なので理論的ではありませんが、経験者として
感想を述べたいと思います。
走り込みに関してはどのスポーツでも一番の基礎だと思います。
持久力、脚力強化、心肺能力向上などの要素があるからです。
テニスでも野球でもバトミントンでもラケットやバットを持ち
スイングするスポーツですが、腕とか手首とか最終的な部位に
目が行きがちですが、やはりパワーの源は下半身から胴体→
肩→腕→肘→手首と力が連動してゆくのです。
ロングあるいはダッシュなどはどちらを先にやっても効果は
あまり変わらないと思います。(プロを目指すなら別だが)
むしろその走り込みを続けるモチベーションだと思います。
ロングはジョキングと同じで毎日続けることは可能ですが
ダッシュなどのインタバールは結構キツく一人練習では
続かないのが現状でしょう。
部活とかサークルなどで大勢の仲間と半強制的にやるので
あれば出来るでしょうが、一人では自分で自分の背中を
押す強い意思が必要です。
その為には積極的にテニス試合に出場し、テニスレベルを
上げ、勝つ上がる為の強いモチベーションを持つのも一つの
方法です。
練習内容も同じメニューでは飽きてしまうので今日は
10m走のダッシュ、明日は50mのダッシュとか400mとか
いろいろ工夫も必要です。
瞬発力をつけるには体力測定での横幅飛びを1分間を
3ラウンドとか縄跳びなども良いでしょう。
問題は上半身の強化です。バーベルとかダンベルを持ち
上げ下げすれば腕とか胸とか筋肉がつきすぐに結果として
出やすいのですが、それがテニスの向上になるかは
別と考えた方が良いかも知れません。
特に単体で、腕のみとか絞ってやるトレにーングは一考する
必要があります。
武道では”上半身の力み”を最も忌み嫌います。
人によっては上半身を鍛えすぎるとそのパワーに頼って
しまい、ガチガチの硬い不自然なフォームになる場合も
あるからです。
テニスとか野球で使う筋肉は屈筋より伸長筋を使います。
つまり力を込めるより、力を出力する感覚です。
ゆえに下手な筋トレをやると屈筋感覚を発達し、力みが
生じ易い体質になってしまう場合もあります。
その辺を考慮して伸長筋が鍛えられる筋トレが望ましい
と思われます。
イチローはトレーニングで”硬い筋肉より柔らかい筋肉”
を重視すると述べております。
私も同感です。
あくまでも素人的な考えです。一つの方法論ですので
鵜呑みにしないようお願いします。