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絶縁耐力試験時の変圧器等2次側はどうする?
絶縁耐力試験で被試験回路がPAS,VCT、DS,VCB,VT,CT,LA,変圧器まで一括に行う場合、VCT,VT,CT及び変圧器の2次側はクリップなどで短絡して接地するべきですか? それともS相で接地されているから何もしなくてもいいでしょうか? 電力会社支給のVCTの2次側はD種接地されてる? よろしくお願いいたします
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絶縁耐力試験ですよね。 >変圧器の2次側はクリップなどで短絡して接地するべきですか? するべきです。 絶縁耐力試験なのでP-SE またはPE-Sの間の絶縁耐力試験をするのです。(P:一次側、S:二次側、E:アース) SはEとしっかり同じ電位にしておかなければいけません。 S相で接地されていますがコイルの反対側は浮いています。 誘導で電流が流れると何がしか電圧が誘起されます。 それに、試験のときは失敗することも考えておいたほうが良いので接地は必ずとりましょう。 >電力会社支給のVCTの2次側ケーブルは取引用計器ボックスに入っており短絡接地出来ないのではないでしょうか? これは電力会社に相談してください。処置が必要なら来るはずです。
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- denkiya3
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>なぜ短絡する必要があるのでしょうか?上記機器はS相で接地されており、 巻線を通してですが接地されていることには代わりはないと思いますが。 * 1)変圧器のS相(中性点の代わりとして)の接地は、一般的にはB種接地がされており、 試験変圧器の接地端子側(A種・D種)とは厳密には違うのではないでしょうか (試験閉ループに抵抗分が入る)。 2)二次側端子の短絡の目的は、 被試験変圧器は、閉ループで電流が流れるケースはほとんどない訳ですが、 万一、一次二次側間で絶縁破壊して電流が流れた場合に、インピーダンス分が少しでも 小さくなるようにとの方策だと、私は理解しています。 >電力会社支給のVCTの2次側ケーブルは取引用計器ボックスに入っており短絡接地出来ないのではないでしょうか? * 私は工場の受配電(6万受電・場内6K配電)しか経験がありませんが(6kでの買電の経験が無い)、 工場内の高圧機器の場合は、前回の回答のようにしています。 電力会社支給VCTの実物が判っていないので、正確な事は言えませんが、 耐電圧試験をされる時は、試験用短絡接地がやりやすい端子で試験変圧器の接地端子と接続してはどうでしょうか、 前の2)項を達成出来ませんが、支給VCTをこじ開ける訳にはいかないでしょう。
- denkiya3
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>VCT,VT,CT及び変圧器の2次側はクリップなどで短絡して接地するべきですか? *短絡して試験変圧器の接地端子に接続すべきです。
補足
投稿ありがとうござます。 なぜ短絡する必要があるのでしょうか?上記機器はS相で接地されており、巻線を通してですが接地されていることには代わりはないと思いますが。 また、電力会社支給のVCTの2次側ケーブルは取引用計器ボックスに入っており短絡接地出来ないのではないでしょうか?