- ベストアンサー
西鶴の「世間胸算用」では、なぜ紅葉(もみじ)のことを木偏に色とかく漢字で表記するのか教えてください
井原西鶴の「世間胸算用」巻一の三「伊勢海老は春のもみじ(もみじの漢字は木偏に色とかかれている)」という話では、同じモミジでも木偏に色とかく漢字が使用されていますが、これは なぜ、もみじは「紅葉」とせず木偏に色とかく漢字としたのか。何か意味に違いがあるのか、ご存知の方教えてください。僕は、大漢和辞典で調べてみましたが使い分けなど書かれておらず大変短い説明で終わっていたのでがっくりしてしまいました。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
お礼
自分でも大漢和辞典の木偏に色とかく漢字の項目をもう一度読んでみますと、漢文で説明書きがありました。国字ではないようです。中国では、「ちいさは杭」の意味で使用されており、日本で「もみじ」の意味で使用するのは俗字であるとありました。なぜこのような使われ方がされているのかまではわかりませんでしたが、とにかく当時西鶴以外にも巷で紅葉の意味で使われていたようです。 回答ありがとうございました。