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いくえみ綾先生のバラ色の明日『エンジェルベイビー』で
バラ色の明日3巻の『エンジェルベイビー』ですが疑問がいくつかあるので皆さんの意見を聞かせてください。 (1)イチはやっぱりナナに恋愛感情を持っていたんでしょうか? (2)『FINAL』の冒頭、シャブの回想で始まりますが、回想の途中の「カシャ!」ってのは何を表しているんでしょうか? (3)シャブがカブに、ナナの羽が見えたと言った時のカブの反応の真意は?(カブは「シャブだったら……いいよ……」と言ってますよね。やはし自分がシャブを走れなくしたという負い目があるから?) (4)結局イチとナナの羽とシャブの足の怪我はどんなところにつながりがあるんでしょう? なんかわかるよーでわからないんです。 わかるような気はするんですが、説明しろといわれるとん~ってなっちゃうんで、皆さんの意見をお願いします。
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手元にマンガないんで、思い出しながら意見を。 (1)恋愛感情といえば恋愛感情。シスコンといえばシスコン。年齢も一緒、顔も一緒、住むところももちろん一緒という中で、年頃ということもあり、家族愛と恋愛が混同してる感じかな?ナルシストっぽい人って、自分とよく似た異性を好きになるっていうから、イチの場合、その良い対象がとっても近くにいたことで、混同したような気もする。 (2)これは、よく覚えてないんですけど、落ちてくシーンでしたっけ?昔のことって鮮明に覚えてるようでも、コマ切れだったりするから、シャブの中でも映写機で見ているような感覚であり、フィルム送りの「カシャ」ではないでしょうか?シーン勘違いしてたらごめんなさい。 (3)負い目もあるだろうし、シャブのことは好きだし、みたいなのもあり、また(4)にもつながってくるんだけど、カブはシャブが非常口(だっけ?)から落ちていく時に「飛べ!」って思ったわけで、シャブに羽があればよかった…っていうのがずっとあったと思う。だから、シャブになら羽見えてもいいよって感じもあるのかも。 (4)もしもあの時本当にシャブが飛べてたら怪我もしなかったってことを、カブは、いつも考えてたんだと思う。そこで、飛べる=羽につながり、カブは羽というものに、すごく特別な思いがあったんだと。それで、ナナという、特別心を動かす人にも羽を見てしまった。カブは、シャブに怪我を負わせたときから、純粋に羽を夢見てきた純粋な人で、そんな純粋な人が純粋に好きになった人には、やはり純粋な羽があったのだ と、そんなところじゃないでしょうか?(よくわからないけど)
お礼
全ての質問に詳しく答えて頂きありがとうございます^^ なるほど~。特に(3)(4)については抽象的な質問だったにも関わらず的確な回答で感激しました。 やっぱりカブはシャブに怪我させてしまった時から『羽』に特別な思いとか夢を持ってたってことですよね。突然ナナに羽が見えたわけではなく、シャブの事件がずっとどこかにあって、それがたまたま好きになったナナに反映されたというところでしょうか。 とても参考になりました。もいちど最初から読んでみようと思います。