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自分の病院を薦めない
こんにちは。 現在家族が統合失調症で通院しています。 入院が必要と言われたのですが、主治医の先生の話を聞いていると、この病院に入院することはあまりおすすめではないという感じの話をされるんです。 主治医の先生は、外来だけ週2日だけ勤務されているのですが、入院担当の医師や看護士、環境についてあまり良く言わないんです。ちなみに病院は、だいぶ昔の精神病院をイメージされるといいと思います。何となく、この病院に入院すると虫けらのように扱われるのではないかと思ってしまうんです。 勤めている医師がそんな事普通言わないですよね。 本人に病識が無いため、セカンドオピニオンとして他にもいくつか行って見ようということが出来ないので、行けても一つぐらいです。 こんな病院はどう思われますか? ご意見ください。
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- ainiaitai
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外来で週2回の診察をされているということは、他の病院で働いているということでしょうか?それなら、自分の働いている病院と比較しているのかも知れませんね。 さて、ご家族の方ということですが、統合失調症といっても、即入院ということはないです。出現している精神症状がどのようなものか、またその精神症状がどの程度日常生活を送る上で障害されているか、などが入院しなくてはいけないかそうでないかを決定する材料の一つとなります。また、外来で処方されている薬を処方通りに服薬できているか、出来ていないかなどもこの病気で入院するか否かを決める材料となります。例えば、幻覚や妄想・幻聴があっても、それによって、食事を取らなくなりこのまま行けば健康障害が生じるといった結果が明らかである。とか、妄想により刃物をもって他人もしくは自分を傷つける行為が生じる可能性が考えられる。といったことを考慮して医師が判断します。つまり、統合失調症の症状が出現していたとしても、それで社会生活を営めている場合には、障害を上手く付き合って生活できている。ということになるわけです。 質問にあった「こんな病院はどう思われますか?」、ということですが結論から言うと、こんな病院は止めたほうがよいかと思います。インフォームドコンセントはどのような説明ですか?今の病状がどのようになっていて、入院することの目的は?任意入院は可能ですか?それとも医療保護入院をしなければいけないか?また、社会復帰に向けてどのように考えている病院であるか? 統合失調症は障害です。治る病気ではありません。そのため抗精神病薬を内服または注射して生活を送らなければなりません。現在では副作用の少ないお薬も開発されていますが、今まで内服を何年も続けていた患者さんには新薬への移行が困難であるとの報告もあります。また副作用が軽減したとはいえ、それなりに強い薬です。副作用はどうしても避けられない問題でもあります。 障害と付き合っていきながら生活を送らなければならないと思います。だからこそ、医師や病院スタッフとの信頼関係は大切だと思います。とても辛い状況であるとお察しします。精神病の歴史からみても、まだまだ、処遇体制が悪い病院もあるのだなぁと感じました。残念でなりません。病気の特性からして、措置入院や医療保護入院を行わなければならない状況にある精神科病院であるからこそ、接遇や処遇体制が適切に行われる必要があると感じます。患者さんやvividonさんのペースで治療を進めてくれるいい病院が見つかるとよいですね。
そのお医者様は、良心的なお医者様みたいですね。 >この病院に入院すると虫けらのように扱われるのではないかと思ってしまうんです。 そういう病院が存在するという話は聞きますね。 そういう病院に入院するとその方の症状が悪化するのではないでしょうか? vividon様の直感で、良くなさそうと感じた病院は避けた方が良い気がします。
- respect_06
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私は精神保健福祉士取得の為、勉強中のものです。 その「お奨めしない」と言われた医師は本当に患者さんの立場で物を見ていると感じました。「患者さんの立場」での物の見方というのは、ご質問者様のご家族が退院された後、回復期→社会復帰にむかう途中での生活の質(QOL:quality of life)をおとさない様に考えているか、どうかなのです。 生活の質(以下、QOL)とは、生活者の満足感・幸福感・安定感や生活の快適性・豊かさ等を規定していくものです。また、WHO(1955年)では、QOLを構成する領域を6つに分けています。身体的側面、心理的側面、自立のレベル、社会的関係、生活環境、精神面・宗教・信念です。 つまり、その医師はご家族の退院後の生活の質の低下=劣悪な入院環境(断定は出来ませんが)、入院中の薬物療法の副作用による身体合併症(後遺症として残る合併症)などを考慮して、お奨めをしなかったと考えます。 劣悪な入院環境=心理的な負担が大きい 薬物療法の副作用=統合失調症で代表的な身体合併症は、錐体外路症状(以下、EPS)です。(皮膚疾患もあります) EPSは、 ・アキネジア(パーキンソン症候群・ラビット症候群) ・アカシジア(restless legs症候群) ・ジストニ(ピザ症候群) ・遅発性ジスキネジア に分類されます(興味があれば本で調べて下さい)。 過去の精神科医療ではEPSの出現により抗精神病薬(定型抗精神病薬)の効果が出ているサインと考えられていました。抗精神病薬の作用ではなく出ては困る副作用です。最近は、非定型抗精神病薬の開発によりEPSの出現は少なくなると考えられていましたが、現実はそうではないのです。理由としては、効果が出る薬の量・種類などは1人1人違いもあり、非定型抗精神病薬の単剤投薬が少ないことがあります。 しかし、EPSは予防可能な合併症なのです。脳化学からPET(ポジトロンCT)により至適用量が推測可能なのです。 勉強中の私ですら、合併症の予防の点で知識として知っている事を精神科の医師が知らない訳はないと思いますが、医療関係者に色々聞く限りでは多剤は減っていない傾向にある様です。私が目指す精神保健福祉士は、医療行為は確かに医師しか出来ませんが、治療方針・方向性で患者さんにとって明らかに改善の余地がある事に対して意見を通せれる様になりたいと考えています。(その為には、精神医学の医師レベルの知識も必要ですが・・・) おそらく、その医師は、その様な賛同出来ない点が多いから、「お奨めはしない」と言ったと思います。 他の病院を考える際に個人的な見解ですが、参考にして頂きたい点は、 ・入院施設の開放性(閉鎖病棟以外の入院施設) ・医療者側の医療に対する姿勢 (副作用の出現に対する考え方→仕方がないor投薬の多剤が当たり前は×) ・医師、看護師、コメディカルスタッフ(精神保健福祉士も含)などが、ご質問者様、ご家族の相談、話しされる事に耳を貸すか、その立場での考え方が出来ているか、です。 ・家族療法、家族教育(患者さんの家族に対するケア)を行っているか これらは、ご質問者様が病院を見に行かれた際、相談員(精神保健福祉士など、これは病院により呼び名が統一されていません)に、この点を聞かれるのも良いと思いますし、その医師に相談するのも良いと思います。 ご家族の寛解(再発・再燃がある場合は回復とは言いません)にむけて、ご質問者様も心労が絶えないと思いますが、お体に気をつけて下さいね。
- 007_taro
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確かに、その病院に勤めている医師が、自分の勤めている病院を悪く言うのは、患者さんにも不安を与えますし、普通言わないですね。「○○病院は、こういう患者さんが入院されるのに不安が少ないですよ。」と勧めることはあっても・・・ ただ、昔のように、拘束的な対応のある病院、閉鎖的な環境の病院は、残念ながらありますので、あまり良い印象がないのであれば、他を選ばれた方が良いと思いますよ。 ご本人が病識があって、選んでもらえれば(信頼ができれば)一番良いのですけれどね。それでもお薬は飲んでおられるのですか?ちゃんと投薬する習慣を持っておられるのであれば、今はかなり閉鎖的な環境でない所もあると思います。 こういう病院もありますので、ご参考まで。 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~n_hachi/shokai/4fa/4fa.htm 「ストレスケア病棟」で検索されると、従来の病院と違う努力をしている病院を調べることができます。
- hamutaro25
- ベストアンサー率15% (248/1631)
その医師の方が勧める病院に見学させてもらいそちらの入院環境がよさそうなら紹介状を書いてもらって入院をするとかが良いのでは 私の場合はそんなにひどい感じの場所ではなかったけど●●防止に網はありました。 鉄格子ではないです