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ランダムウォーク理論、オラクル(4716)
長期投資を目指しています。 ランダムウォーク理論でいうインデックスファンドにふさわしい銘柄は、どれでしょうか? 225投信(1321)と、TOPIX連動(1306)とではどちらがよいですか? また矛盾するかもしれませんが、オラクル(4716)も持っています(衝動買いだったかも)。 こっちはいくらで拾って、いくらで手放すのがよいでしょうか?また長期保有しても大丈夫でしょうか?
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「ランダムウォーク理論」とは、例えば「ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理」(バートン マルキール著・日本経済新聞社)に書いてある、「銘柄選択やタイミングについて悩んでも、その努力は報われない」という考え方の事でしょうか? であれば、TOPIXと日経平均のどちらがいいか、と悩む事も本来意味がありません。 (勿論、結果が同じになる、という事ではありません。簡単に言えば、運次第なので、考えても仕方が無い、という事です。) 尚、「銘柄選択やタイミングを悩んでも報われない」というのは、効率的市場仮説から来る『結論』で、効率的市場仮説とランダムウォーク仮説は非常に密接な関係にありますが、完全に同じものではありません。(ごっちゃにされて話される事が非常に多いですが…)ランダムウォーク仮説は「株価変動にパターンは無い」というもので、「効率的市場仮説」は、「市場は全ての入手可能な情報を瞬時に織り込んでいる」というものです。敢えて乱暴に整理すれば、前者はテクニカル分析に意味はない、後者はテクニカル分析だけでなくファンダメンタル分析も意味が無い、という事になります。 効率的市場仮説が導き出す結論は、「頭を使っても、市場平均を上回る可能性は上がらない。だから頭を使うのは無駄」で、この仮説の検証に使われる市場平均は、アメリカであればSP500のような「時価総額ベースの市場平均」の事が多いので、感覚的には日経平均よりもTOPIXの方が、この仮説にあっているように見えますが、突き詰めると冒頭に述べたように、どちらがいいとは言えない、という事になります。 効率的市場仮説とは別に、銘柄分散効果(少ないリスク=ここで言うリスクとは、リターンのぶれの大きさの事=で、同じリターンが期待できる)の観点から見ても、日経平均でもTOPIXでも、違いがほぼ無意味になるくらい充分に銘柄分散がされているので、ここでも理論上違いはありません。 理論で考えると、こういう事になります。 個別銘柄については、私は一切述べない事にしているので、ほかの方にお任せします。
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- Trane37
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理論的には#1さんのおっしゃていることになりますが、市場は完全には効率的ではないが、かなり効率的だ。というやや卑怯で実践的な私の立場からすれば、TOPIXのほうが日経平均よりも良いと思っています。 というのは日経平均は銘柄入れ替えが毎年行われ、それを予測した投資行動がされ、それによってインデックスを買う投資家は少し損失を被ることになります。またこの銘柄入れ替えもやや恣意的で人気がある株を人気のない株と交代させるという側面があるので、割高な人気株を買うことになりやすいです。 TOPIXの方も同様な問題がありますが(特に浮動株指数化に伴って)、日経平均よりはマシだと考えています。 このあたりの事情は山崎元氏が以下で書かれています。
お礼
回答ありがとうございます。 TOPIXにしようと思います。日本でもランダムウォーク通用するといいですが。
お礼
回答ありがとうございます。 本は分厚すぎて読んでないですが、個別に買うよりインデックスファンドをずっと持っているのがいいと書いてありましたので、試して見たいと思いました。