この文章を読んで、どう解釈しますか？

質問

「男というものは、浮気をしてしまうものだが、浮気をしていいわけではない」

上記の文章を読んで、どう解釈しますか？（どう受け止め、どう理解しますか？）

この文章を書いた人の意図をくんだ上で、私だったら、こう解釈してしまうなぁ、というご回答を頂きたいと思います。

回答No.10

noname#20420 · ベストアンサー

論旨としては「『仕方ない』は免罪符にならない」なのでしょうが、
歯切れが悪く、うらはらな内心を感じさせますね。

はじめの「してしまう」という言い回しから、既に筆者には
「浮気はしてはいけないものである※」という認識があることが読み取れます。
にも関わらず そのうえでさらに、「していいわけではない」と
まるで弱いニュアンスを重ねています。
これは（※）が明確な道徳であることを認めながらも
その実 筆者自身は肯定しきれていない（或いは、対面中の相手に対して
それを強く主張できない）ことのあらわれに思えます。

頭に浮かぶのは、犬のような媚笑を浮かべた男の内心冷や汗まじりの念仏、
あるいは、
裏切られ、男という性自体への懐疑心を抱きながらも
男たちを憎しみきれずにいる女の悲嘆です。

お礼

回答ありがとうございます！
浮気に関して迷いの中で苦悶している男性像を想像されたとの事ですね。

補足

「してしまう」というフレーズに鋭い洞察眼で、考察されてますが、ズバリ、というところです。
さらに、女性の立場に立ち、騙されてもなお男を愛おしく思ってしまう女性の苦悩の心理も推察されているあたりは、流石だなと思います。

回答No.4

ika10

「“本能”の赴くままに行動することが良いとはいえない」（“理性”で抑えることも必要？）と解釈しました。

お礼

回答ありがとうございます。
本能はそうだが、理性は忘れてはいけない、という解釈ですね。
なるほど、と思います。

回答No.3

n_kaname

客観的な部分と個人的な意見が同一の文章に含まれているので、文章としてイマイチだな、と受け止めます。

仮に前半部分も個人的な解釈とするならば、
「浮気をしてしまうもの」というのが意見で全ての人に当てはまるわけではない＝「浮気をしていいわけではない」も意見でしかない＝個人的な意見ならば浮気も自由ではないか。
と解釈します。

文章の表面だけ撫でるなら、「判っているけれどそう言うものだから」、という開き直り、そしてこの後に、浮気しない方法かしてしまったときの弁解の方法の文章が続くことが感じられます。

まあどっちにしても。浮気を腹の底では肯定している文章に感じられます。

お礼

回答ありがとうございます！

補足

客観的な部分と個人的な部分とが混じって見える、との解釈はなるほどと思いました。
個人的な解釈の方は、発言している人が独りよがりであり、狭い見地で述べているだけで、つまり、内心では浮気を肯定しているのだよ、という解釈になるのでしょうか？
下の方は、浮気をしてしまうもの、という文面に、露骨に開き直っている、という面を色濃く感じるという事だと思いますが、いかがでしょうか？

回答No.2

pagedown

前後の文脈も、どういう思想・性別の人が書いたかも分かりませんので、
あくまで字面だけでしか判断できませんが、

「男という性は（女性に比べて、あるいは単に雄の本能として）機会さえ
　あれば浮気をしてしまうものである。しかし社会性のある人間としては
　（倫理的には）浮気は良い行いではない（だから普通はしない）。」

という風に読めました。

もっと単純に字面通りなら、「浮気をする男は多いけれど、それは当然
良くないことである（だからけしからん）」になるのでしょうけど、
ちょっとだけ深読みすると前述の通りということで。

お礼

回答ありがとうございます。

詳述の方は、心理学的見地、倫理学見地に立っての解釈になるかと思います。

単純バージョンの方は、世間を風刺を効かせて裁きまくる敏腕評論家的解釈になるかと思います。

非常に参考になりました。

回答No.1

cocksan5

浮気はいけない事だと分かっていますが男って生き物はそれを承知でしてしまう。僕には男の言い訳の様に解釈しました。

お礼

回答ありがとうございます！

補足

なるほど、と思いました。
男の言い訳に聞こえるということですね。

「俺としては、男は浮気をしてしまうものと考えるが、浮気ってやつはしてはいけないもんなんだよ。（俺のように）」
というセリフのように、実際は浮気願望はあるが、建前上、見栄を張って言ってのけてしまう、男の愚かしさを表現したものである、という解釈でよろしいのでしょうか？