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ARCserveの復元方法
ARCserve Backupを別個のサーバ2台でそれぞれバックアップを行っています。例えばAのサーバでバックアップAサーバへの復元はデータベースで指定できるので、簡単に復元できます。 しかし、AサーバのバックアップをBサーバに復元するにはファイル名を指定して一件づつテープの頭から順次するという事態になっています。 例えば、Aサーバでバックアップした際のバックアップ構造(いわゆるデータベース)をBサーバのARCserve上に移植し、簡単に復元するということはできるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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- ASIA12
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>>Aサーバに存在するカタログ情報をコピーし、Bサーバに復元してしまえば、できないのでしょうか。これができると非常に便利なのですが。 出来ないと思っていたほうがいいでしょう。 マニュアルにも具体的記述はありませんし。 「ARCServeデータベース」の中に記録されているのだとは思いますが、メーカー保証の限りでもないので。 >>マージ処理ですが、実際はテープを単純にシーケンシャルにリードし、データは復元せず、カタログ情報のみ作成するものと解釈していますが、違うのでしょうか。 その解釈でほぼ正解です。 (実際にはシーケンシャルリードではなく、バックアップ時に作成された各ジョブのセッション情報部分が記録されている部分だけを読み、カタログ情報としてディスクに復元するという動きです。なので、細かい単位でのバックアップジョブが多数あるテープのマージ処理ほど時間がかかりますし、大きな単位の少数バックアップのほうが早くマージ処理は終わることになります。)
- ASIA12
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AサーバとBサーバで同じテープドライブがあり、そのデバイスで使用するテープ媒体も相互に使用できるという前提に立ってのことになりますが... AサーバでのバックアップテープをBサーバに持っていった際に、まずはそのテープの『マージ』という処理を行います。 そうすると、テープの中からカタログ情報がBサーバに保存されるので、あたかもBサーバでバックアップを取ったものを復元するのと同じような感覚でリストアが出来るようになります。 質問の最後のほうに書かれている、『バックアップ構造(いわゆるデータベース)をBサーバのARCserve上に移植し』というのが、上記の『マージ』処理になります。 詳細は、ARCserveのマニュアルに記載がありますので、読んでみて下さい。
補足
回答ありがとうございます。 確かにマージでよいと思うのですが、この場合、該当のテープを全て読み込む必要があると思います。テープが多い場合、単に読み込むだけでも相当な時間を要してしまうのではと危惧しています。 そうでなく、Aサーバに存在するカタログ情報をコピーし、Bサーバに復元してしまえば、できないのでしょうか。これができると非常に便利なのですが。 また、マージ処理ですが、実際はテープを単純にシーケンシャルにリードし、データは復元せず、カタログ情報のみ作成するものと解釈していますが、違うのでしょうか。 以上
補足
技術情報にこんなのがありました。 これでやればよいのでしょうか。? http://www.casupport.jp/resources/bab115win/notice.htm カタログファイルの使用方法 カタログデータベース設定方法については管理者ガイド第7章を参照してください、 ○データベースにカタログファイルをマージする リストアしたいメディアが含まれているカタログファイルを、あらかじめCATALOG.DBディレクトリにコピーをしておきます。メディアに含まれる全てのセッションをマージする場合、メディアのカタログファイルを右クリックで開き、プロパティで[読み取り専用]属性を解除します。以下のコマンドプロンプトを開き、BrightStor ARCserve Backup ホームディレクトリ上で以下のコマンドを実行します。 mergecat.exe /T:TAPE.ID /S:# /T メディア名とIDを指定してください。CATALOG.DB内のディレクトリ名と同じです。 セッション単位でマージを行う場合は、以下のオプションを設定してださい。 /S セッション番号を指定してください。このオプション指定をしなかった場合は、メディア全体がマージされます。 セッション単位にリストアする場合は、カタログファイルが読み取り専用でもマージされます。 ○リストアマネージャからマージを行う場合 あらかじめ以下の設定をおこなってバックアップをしてください。 バックアップマネージャの[グローバル オプション]をクリックして、[操作]タブを開きます。[データベース]の項目で、[ジョブとセッション情報のみ記録]を指定して[OK]ボタンをクリックして[グローバル オプション]を閉じます。 ソース、ディスティネーションなどの指定をしてジョブをサブミットします。 ○リストア時 リストアマネージャを開き、リストア方法を[ツリー単位]もしくは、[セッション単位]にします。 マージされていないセッションにアクセスした場合、 [「セッション:XXXX:ソースパス」は詳細がありません。今すぐセッションをマージしますか?] というポップアップウインドウが表示されるので、[はい]を選択します。 その後、すぐにマージジョブが起動して、CATLOG.DBディレクトリにある、カタログファイルからデータベースにマージされます。