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アメリカの上院・下院って何?
ふと新聞を見ていたら、ヒスパニックの問題でアメリカがゆれてるようですね。そこで質問なのですが、アメリカの上院・下院ってなんですか? 別の法令が通ってるようですが、日本の衆議院・参議院と違ってべつ組織なのでしょうか?
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アメリカ合衆国の成立過程を反映しています。アメリカが独立したとき、それぞれの州が代表を出して、連邦を作りました。ユナイテッド=ステイツというアメリカ合衆国の英語の正式名称からいえば、アメリカ合州国です。 つまり、州の連合体で基本的には州が国としての権限を持っています。(婚姻関係法などは州によって違う。) アメリカ大統領がトップなのは連邦政府の方で、各州共通の統一した行動を取る必要のある通貨の発行や外交権・交戦権などを持っています。 それぞれの州が国としての権限を持って対等という考えから、各州から代表2名を選んで構成する上院は、外国との条約の批准などに強い力を持っています。 反対に、下院は各州の人口にしたがって議員数が決められ、一票当たりの人口格差がなくなるように決められています。当然、個人の負担を決める税金などの法案には強い権限が与えられていたと思います。(確認していませんが・・・) 余談ですが・・・ アメリカ議会では、日本のような党議拘束がなく、与党の提出した法案でも与党の賛成が60パーセント、野党の賛成が40パーセントで成立などというようなことが、普通です。 法案に反対したからといって、刺客が送り込まれることはありません。
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- north073
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上院・下院とは何かについては、他の方が答えているので、上院・下院で別の法案が出ていることについて、ご説明します。 まず、アメリカは大統領制ですから、行政府ではなく、議員が法案を提出することになります。法案提出権は、もちろん上院・下院両院の議員が有します。日本でも衆参両院の議員とも法案を提出することができます。 もちろん、同一案件について別の法案を別の議員が提出することは、よくあることです。 法案は、両院の議決を経て大統領の署名があってはじめて成立します。上院・下院で違う法案が通った場合、お互いに送付して、その法案を修正したり否決したり、また、両院協議会を開催したりということになります。 一院を通過しただけでは法律になりません。 日本でも、制度上は衆議院と参議院で別の法案が通過することは考えられますが、衆参で与野党が逆転している場合でなければ、ほとんど見られません。米国でこのような現象が見られるのはなぜでしょう。 その理由の一つとして、アメリカの政党の党議拘束の緩さがあげられます。議員個人が、外部スタッフや議会スタッフを使い、それぞれ政策立案のために動いているのが、アメリカ政治の日本との違いです。
- ipa222
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上院は参議院の都道府県の選挙区選出のようなものです。 下院は衆議院の小選挙区のようなものです。 上院は各州から二人ずつ選ばれます。二大政党制ですから、バランスが重要視されますね。 大統領にとっては上院は野党よりも手強いと言われています。人事権は上院にありますし、上院が与野党一緒になって大統領を虐めるということもあるからです。 元々元老院と言われていたように、下院議員と比べてお高い感じです。
- silpheed7
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> 日本の衆議院・参議院と違ってべつ組織なのでしょうか? いえ、ざっくり言って「同じ」です。 元老院(上院)が参議院、代議院(下院)が衆議院にあたります。