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イラク戦争(原因にイスラム原理主義と石油はどれほどあるのでしょうか?)

卒論にイスラム戦争開戦について書こうと思っています。この戦争なら、宗教や、石油問題なども絡んでいると思い、書きやすいと思ったんですが、書き始めたら、実は宗教も石油もあんまり関係なかったら困ると思って質問しました。どうかよろしくお願いします

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  • sudacyu
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回答No.4

 ブッシュ大統領が戦争を決断することに決めた理由のほぼ90パーセントは石油です。石油がなければ戦争という自国民の血と生命を消費する手段は使われなかったでしょう。  ただ、この石油とは単にイラクの石油利権を意味するのではありません。 1.経済封鎖されたはずのフセイン政権が、石油によって資金を獲得し、政権崩壊に至らないこと。 2.アメリカに国家としての攻めの活動を封鎖されたフセイン政権が、アメリカ政府牽制のためにイスラム原理主義のテロ活動を援助する、その資金源としての石油 3.サウジアラビア・クエート・アラブ首長国連邦などの個人が支配する「王国の石油」の安全確保。 (これらの国の王族とアメリカの石油資本との深い関係を崩すため、軍事的に封じ込められたイラクがこれらの国で民主化の動きを資金援助する可能性がある。) 4.イラクの石油利権が手に入ることで、長期で見れば軍事費が回収でき、それ以後は儲けとなる。  私は、その石油の産出量・経済的影響からみて3.の理由が一番大きな比重を占めると思います。  アメリカの国民感情からいけば、民主化の動きを抑える政策は支持されないので、一度民主化の動きが起これば今のイランのようになりかねません。(4月10日の教えてGoo:イランとアメリカを参考にしてください。)   アメリカは、アフガニスタンにイスラム原理主義に基づくタリバンの政権ができても、大きな動きを見せませんでした。  9.11の首謀者がアフガニスタンに居ると分かって、初めて軍事行動に出ました。  外国の政権が宗教的色彩を持っていようと、アメリカの安全に関係ない限り、軍事行動に出ることはありません。  最後の10パーセントが、大量破壊兵器。サリンなどを作って、それをテロ組織に供与する可能性です。 国家にとって、サリン製造など1ヶ月もあればゼロからでも可能ですから。  

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  • nacam
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回答No.3

イスラム原理主義を語る場合、どこまで遡るかを決めませんと、まとまらなくなります。 ハワーリジュ派まで遡るつもりなのでしょうか? またイスラム原理主義と言いましても、イランの場合、アルカイダとワッハーブ派の場合、ハマスなどの場合とは、全く異なる原理で動いています。 この辺の違いは、理解されておられるのでしょうか? この問題を論ずるには、最低18世紀くらいまで調べる必要が有ります。 本気で調べると、本の2冊や3冊分の論文となってしまうでしょう。 卒論とするには、テーマが大きすぎると思います。 ただし、大学院での博士論文であれば、その限りではありませんが。

回答No.2

 この戦争は米国の40年にも及ぶ中東政策の落とし位置ですので、生半可な論文で済まないと思いますよ。  あなたは、アメリカの対イラン政策30年を簡単に説明出来ますか?対イラク、サウジ、ヨルダン、エジプト、イスラエルetc...  次に挙げる用語の内、半数がわかるようでしたらイラク戦争の論文に着手できると思います。 パーレビ、ホメイニ、ラフサンジャニ、ハメネイ、サダム・フセイン、サドル父、ジャビル、イブラヒム、アサド、イブン・サウド、サダト、ダヤン、シャロン、ラディン、ラビン、ザルカウィ、ムクタダ・サドル、アラファト、フォード、キッシンジャー、ニクソン、カーター、レーガン、ワインバーガー、ジョージ・ブッシュ、ジョージ・ブッシュJr、シュワルツコフ、パウレル、ライス、クリントン、ゴア、ラムズフェルド、ノース、ブレジネフ、グロムイコ、アンドロポフ、チェルネンコ、ロマノフ、ゴルバチョフ、シュワルナゼ、パメル、ド・ゴール、ミッテラン、サッチャー、メイジャー、シャトルアラブ、クルディスタン、スターク、ヴィンセント、エアバス、レンドリース

  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 まったく関係ないって事はないでしょう。 少なくとも最初はイラン、イラク、イスラエル・・・といった湾岸諸国の隣国との争い、あるいは国内の争いだったわけですから。 ところがアメリカがちょっかいを出すようになってから状況が一変したと思います。 早い話が、自分に都合のよい政権を立てる為に、特殊部隊を派遣してテロリストを養成し政権転覆を図ったわけです。 #まあ、ここには石油欲しさもあるでしょうから、関係なくはないでしょう。 その後、テロリストは育ての親?であるアメリカに噛み付いたという感じですが。 つまりテロリストを作ってクーデターを起こすまではうまくいったけど、その後がアメリカの思惑通りにならなかったって事でしょう。 私なら、この問題で、宗教や石油をメインにはとても書きにくいと思います。