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神経を抜く決め手とは?

もともと歯の質が悪くどんなにデンタルケアを頑張っても(ブラッシングに加え、フロス、リステリン、たまにフッ素を塗ったりしてますが)年に一1、2個虫歯が発見されます。今回1年半ぶりになんとなく虫歯っぽいなぁ~(たいした痛みはありません)と思われる箇所が2個ほどあったので歯医者に行っておこうと思って行って来たのですが、(定期検診してくれるかと思いましたがありませんでした)歯の痛みがたまーにあらわれる箇所を念のためレントゲンした所、虫歯らしきものが神経近くまできているようで、又治療してみるとかなり神経が弱っているらしいとのことで次回神経を抜くことになりそうです。 昔通った別の歯医者で散々神経を簡単に抜かれた苦い経験があり、出来れば神経を残したいと思うのですが歯自体色もその歯は色が他の歯に比べ悪く神経が弱っているとのことだと痛みがそれ程なくても抜かないといけないんでしょうか? 神経抜くと色が更に悪くなりますよね、、そうしたら上にかぶせものしましょうって言われたんですけど、はっきり言って今現在全然痛みもないからまさか神経抜くことになるとは思ってもみませんでした。 そこで専門家の方にお聞きしたいのですが神経を抜く時の決め手とかって(一概には言えないとは思いますが)何か教えていただけないでしょうか? それと定期検診って言わないと前回の治療から随分空きがあってもやってくれないんでしょうか?

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  • michael-m
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回答No.2

 保険点数が改訂されるたびに、神経を残そうと頑張れば頑張るほど点数が低くなる、或いは手続きが煩雑になるという傾向が強くなっているので、これからは予防と早期発見が重要になっています。  私見ですが、一生懸命ホームケアを心掛けている人ほど歯と歯の接触点付近からの虫歯が多いようです。歯と歯の間から始まった虫歯は外部刺激が伝わり難く、またゆっくり進むので痛みが出ないまま進行する事が多いです。そのため発見が遅れてしまい、見つかった時や自発痛が出た時には抜髄しなければならなかったり、既に神経が死んでいるという事も多くなります。  神経を抜く判断は総合的なものなので、一つの指針だけでは決まりませんが…  一つは感染部分が神経にまで及んでいる場合。歯の神経(歯髄)は非常に弱い組織なので、感染すると短時間で死んでしまいます。この傾向は加齢と共に強くなるので、若年では残せるものでも年齢がかさむと抜髄しなければなりません。  二つ目は炎症が強い場合。強い痛みがある時には歯髄が炎症を起こしています。一部には回復する事もありますが、多くの場合、歯髄の血管がはれ上がった状況になり、うっ血状態になって、栄養補給が止まり、歯髄は死んでしまいます。この場合も抜髄も視野に入れて治療計画が立てられます。  定期健診は治療ではなく予防なので、多くの場合保険では行われません。積極的にプログラムに入れる歯医者もいますが、多くは患者さんの積極性に委ねています。自ら定期健診を申し出る方が確かでしょう。  定期健診では、できれば細菌検査を行っている歯医者を選びましょう。虫歯や歯周病は感染症ですから、原因菌の量が減れば、虫歯にもなり難くなります。  一つの説として、3ヶ月放置すると口の中は治療前の状況に戻ってしまうと言われています。そこで、初年度は3ヶ月ごと、次年度は年に2~3回、細菌数が減少したら年一回の定期健診が良いと思います。

sssyyy
質問者

お礼

早期発見&他の歯等の保護という点で早めに対策を取るという点であれば神経を抜くのであれば私も不安ではないのですが、 私は27歳で、痛みも最近は全く感じないので今の状態で神経を抜く事がちょっと心配です。 定期検診は年に2、3回ですか、、細菌検査というのがあるんですね。とても参考になりました。 ありがとうございます!

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  • Satchan_
  • ベストアンサー率80% (17/21)
回答No.1

>神経を抜く時の決め手とかって(一概には言えないとは思いますが)何か教えていただけないでしょうか? これが絶対ということではありませんし、現在は治療法も徐々に進歩し、新しい治療法もでています。また先生によって検査法に違いはありますので、あくまで一つの参考ということでご承知ください。 (1)歯髄が生きているか(生活反応が見られるか?) (2)急性症状(主に自発痛[刺激がなくても痛む]、持続痛、一分以上続く誘発痛)があるか? (3)虫歯が深くなり、歯髄(神経)がでてしまっているか? (4)誘発痛があるかどうか? (5)歯周ポケットが深いかどうか? (6)腐敗臭があるか? (7)歯質の欠損があるかどうか(虫歯または削った跡) (8)違和感(痛いと自覚するほどではないが正常ではない、過去に時々痛みを感じた(現在は痛まない)。 yes→Y、no→N として (1)Y→神経を抜く(抜髄) (1)N→(2)Y→(3)Y→(6)Y/N→抜髄 (1)N→(2)Y→(3)N→(5)Y→抜髄 (1)N→(2)Y→(3)N→(5)N→(7)Y→程度により抜髄、軽度の場合・術式によって神経を残すこともある (1)N→(2)Y→(3)N→(5)N→(7)N→経過観察 (1)N→(2)N→(3)Y→抜髄 (1)N→(2)N→(3)N→(4)Y→神経残す (1)N→(2)N→(3)N→(4)N→(8)Y→(経過にもよるが・・・)抜髄 (1)N→(2)N→(3)N→(4)N→(8)N→正常歯髄として神経残す 注:けして自己診断のチャートではなく、客観的な診査を必要とします。

sssyyy
質問者

お礼

細かく説明していただいて色々勉強になりました。 抜く前にもう一度担当医の先生に色々説明してもらおうかと思います。 ありがとうございました!

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