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腎臓、尿管についてですが・・・・
わからなくて困ってます。 1.近位尿細管と、遠位尿細管の相違点は何でしょうか? 2.腎小体と尿細管のおのおのの役割は何でしょうか? 教えてください!お願いします!!
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「しいていえば、栄養士を専攻している学生」であるkaruhaさんお久し振りです。前回は神経解剖でしたね?さて、こう言う分野は生理学の教科書を読みましょう。 すでにbananabearさんの詳しい回答がありますから補足だけ。 糸球体には輸入細動脈から血液が流入して輸出細動脈から流出していて輸入細 動脈の方が太いので圧が高くなっています。そこから糸球体血管内皮細胞+基底膜+ボウマン嚢上皮細胞の3層のろ過膜を濾し出され、糸球体ろ液という尿のもとができます。腎小体とはこの糸球体とボウマン嚢をあわせた者で片腎に約100万個あると言われ、全ろ過面積は約1.5M2あると言われています。 この時点ではまだ必要な電解質などが多いので近位尿細管でNa+,K+,H2O,グルコース、フルクトース、ガラクトース、キシロース、アミノ酸、尿素、アスコルビン酸などが再吸収されます。 一方ペニシリンやPSPなどの異物やクレアチニンはここで分泌されます。 遠位尿細管でもNa+,HCO3-、H2O などが再吸収されますがK+,H+,NH3などは分泌されます。またここは抗利尿ホルモンが作用して水の透過性を変えて尿量を調節もしています。 最終的に必要な物を全て再吸収した残り糟が尿として出ていく訳です。 以上を踏まえて簡単にいうと 1.近位尿細管は主に大雑把な再吸収を行っていて、遠位尿細管は微妙な調節を行っている。 2.腎小体は血液をろ過して尿を濾し出す役割で、尿細管はそこから必要な物を再吸収して恒常性を保つよう働いている。 といった所になるでしょうか? 例によって文責は負いかねますので詳しくは成書を参考に為さって下さい。
その他の回答 (2)
bananabearさんのお答えがハッキリしていますので、2のみ簡略に答えます。 腎小体…いわゆる老廃物の選別ろ過です。しかし不要なものを捨てるために一部必要なものも一緒に流してしまっています。 尿細管…その必要なものの選別ベルトコンベアです。一緒に捨ててしまった大切なもの有用なものはココで再吸収という方法で取り込みます。
お礼
分かりやすかったです。 アドバイスありがとう!ございました!!
- bananabear
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まず、尿の生成経路について。腎小体は糸球体とボーマンのうに分かれますね。 糸球体で原尿がろ過され、近位尿細管、ヘンレのわな、遠位尿細管、集合管、腎盂、 尿管、膀胱と尿が流れていくわけです。尿細管でヘンレのわなより糸球体側が 近位尿細管で、ヘンレのわなより集合管側が遠位尿細管となるわけです。 近位尿細管ではブドウ糖、アミノ酸などを再吸収します。ヘンレのわなでは水を再吸収します。 遠位尿細管では再吸収の微調整を行います。 腎小体の役割はというか、上でいったように、腎小体はボーマンのうと糸球体 にわかれるので、それぞれの役割をいいます。糸球体は原尿をろ過します。ボーマンのうはそれを 受けます。尿細管の各々の役割は上ですね。 乱雑ですいませんね。お役に立てたら幸いです。
お礼
回答ありがとう!ございます!! お役にとても!立ちました!!
お礼
憶えていて下さってうれしいです。 今回はとても資料が少なくて、困ってました。 とても、助かりました。早速、生理学の教科書を読みます! ありがとう!ございました!!