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余った外貨
こんばんは、 海外旅行で余った外貨(ユーロ)をどうしようかと思案中です。 金融に関しては知識がないのですが、円に換金する以外の選択肢のヒントを教えてください! 自分の中では外貨を外貨のまま預金できるだろうと考えているので、どこかの銀行でそうしようかと漠然と思っています。
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私は年に10回ほど海外に出かけており、外貨預金を活用した有利な資金調達や、お得な両替法については非常に関心を持っています。 「円への交換以外で」とのご希望ですが、「今の時点では円への交換はしないが、将来的には円に戻したい」「あくまでユーロとして保有し、ユーロとして使いたい」のいずれのお考えに近いでしょうか。 後者であれば最善の選択は「そのまま現金で保管すること」です。銀行に外貨預金として預ければ利子が付くのは確かですが、利子は付いてもそれ以上に手数料がかかるので一般には預けるだけ損です。 例えば銀行に100ユーロ分の現金を持ち込んだとしましょう。もちろん硬貨でなく紙幣でです。そして「外貨預金をしたい」と申込みます。 銀行はユーロ普通預金口座を作ってくれて、そこに100ユーロの残高を記録してくれます。これで万々歳と思ったら次に 「手数料を、1ユーロ当たり5円お支払い下さい」 ときます。えっ、それ何?? 日本にある銀行にとって、外貨の現物は一種の「在庫」です。現金の外貨は運用に回せませんから持っているだけで死蔵コストが発生します。また為替変動で値下がりするリスクもあります。よって外貨現金の取扱いに対し手数料をかけることで、銀行はコスト回収・リスク対策をしています。「外貨現金での外貨預金口座への入金」は当然、手数料の対象です(*1)。 ちなみにこの手数料は入金の時だけでなく、外貨現金で出金するときにもかかります。つまり1回預けて1回引き出しただけで、1ユーロ当たり10円も消える計算になります。現在のユーロ定期預金の年利は1~2%(銀行による)ですから、年利2%だとしても5年くらい預けないと手数料分を取り戻せません。 参考までにこの手数料は銀行によって違いがあり、ユーロの場合にこれが安いのは三井住友銀行で、1ユーロ当たり2円60銭です。またみずほ銀行は金額や通貨の種類によらず、外貨現金での入金1回当たり500円・外貨現金での出金1回当たり1000円なので、まとまった金額の外貨を出し入れする場合は有利です。 しかしいずれにしても出し入れの際に手数料がかかります。感覚的にはなかなかなじみにくいと思いますが、ここが出し入れ自由の日本円の預金と大きく違う点です。いずれにしても短期間であれば預けないでそのまま持っていた方が得です。 一方、「今の時点で円への交換はしないが、将来的には円に戻したい」のであれば、上記の手数料を払ってでも外貨預金をする選択はあります。手数料はどのみちかかり、それをいつ払うかだけの問題だからです。 三井住友銀行の例で見てみましょう。ユーロ現金の買取レートは公示仲値マイナス4円です。銀行の公示仲値が1ユーロ=142円なら、現金買取は1ユーロ=138円ということです。一方外貨預金を行う場合、最初の入金時に1ユーロあたり2円60銭の外貨現金取扱手数料を払います。また外貨預金口座にあるユーロを日本円に両替する場合、適用されるレートは公示仲値マイナス1円40銭です。 合計で1ユーロ当たり4円の目減りがあるのは即時両替した場合と同じなので、預金しておいて今より円安になったタイミングで日本円に換えれば、為替変動の分と両替時点までの円ユーロの金利差分だけお得になります。ただし円高に振れるリスクも当然あります。 ユーロ圏に出かけることは当面なさそうだがそれ以外の国になら出かける予定がある場合、ユーロからの両替で現地通貨を調達する方法も使えます。ユーロなら多くの国で両替できますしレートも悪くありません。特にユーロ圏以外のヨーロッパ諸国(イギリス、スイス、北欧3国)であれば、日本円より有利なレートで両替できるのが普通です。 以上、円に即時交換する以外で私の思い付いた方法を記しました。金額、今後の海外渡航のご予定、運用するなら期間やリスク許容度などに照らしてご判断ください。 *1 外貨現金を持ち込んで外貨送金を依頼する時も同様の手数料がかかります
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- arrozdoce
- ベストアンサー率39% (40/101)
私は、ユーロ3千円分ぐらい余って置いています。次の旅行時に使えばいいかなと・・・ 国際キャッシュカードは持っているので、空港でも現地通貨にすぐ替えられますが、手元に現金をもっておくと、ATMを探さないで、すぐに空港のカフェでお茶飲めるし。売店で物買えるし。 小額なら、次の旅行で使うっていう感覚でいいのではないでしょうか?夜中着だったりして、キャッシュカードも持っていない人だと、銀行かexchangeが開くまで無一文状態の状況にならざるおえないですし。そういう時に最初から現金を持っているのは便利です。 外貨預金は、レートのタイミングによって違ってきますので、私は外貨預金はしたことはありますが、レートを注視したうえでしております。が、旅行代金の余った資金をしたことはありません。 何れも、余ったのが小額だったのもありますが。。。
お礼
たくさん余りました。学生最後の海外だったので半月ほど滞在していました。そうですね。そのままにしておくのが、手間もかからないのでベストかもしれないですね。 10万円ほどあるので、何かしてみたいな~と考えてます。 ありがとうございました。
- kensaku
- ベストアンサー率22% (2112/9525)
次回の旅行まで現金で持っている、というのが、一番簡単です。 もっとも、いくらあるのか? にもよりますね。円換算10万円以上あるのなら、外貨預金がいいでしょう。ユーロなら、多くの銀行が取り扱っていると思います。 ただ、外貨の入金に手数料がかかる銀行もありますのでご注意ください。
お礼
実家の地銀ではドルのみという返答でした。邦銀はあまり外貨預金は歓迎されないようなので、外資系にも聞いてみます。回答ありがとうございました。
- ryuu35
- ベストアンサー率14% (1/7)
外貨建て預金の有る銀行なら、外貨預金をするのは、どこの銀行でも良いと思います。 問題になるのは、利率と為替リスクでしょう。 仮に、ユーロの対円価値が大幅に下がったときは、同等の円でユーロを買い増しする方法と、ユーロはユーロで消費する方法があります。 今後、ユーロ圏の国に旅行する予定・希望が有れば、そのままユーロで持っていても損は無いと思います。 参考までに、円・ユーロのチャートが見られるURLを添付します。 自分の主観ですが、ユーロ高の傾向にあると思います。 ユーロの価値が上がったら、円に清算するのも良いでしょうし、円が強くなるようなら、ユーロ圏でユーロを使えば良いでしょう。
お礼
旅行する予定あります!! でも外貨のまま持っていたほうが、金融に関して興味が持続すると思ったので残します。 URLは、「お気に入り」に登録させていただきました。これを気に金融について勉強します。ありがとうございました。
お礼
平易で、具体例を挙げていただいたおかげで、一読で理解できました。ご回答ありがとうございました。 Umadaさんの情報を元に邦銀数行へ聞いあわせたところ、いずれも入金、出金ともに手数料がかかり得策ではないと、私自身判断しました。 私事になりますが4月から社会人になりますので、鉄は熱いうちに打て! という格言にしたがって外資系の金融機関になんとかしてもらおうと思います。 それでもたった10万円分しかないですが、何をするか決めていませんが、また何か金融関係でわからないことがあればご助言お願いいたします。