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院外薬局について
院外薬局(正式名称ではないと思います。薬だけ べつの建物でうけとる仕組みのものです)にする 病院がふえていると思います。 病院の説明では、専門のスタッフでより薬に対する ケアをするため等ありますが、ひねくれものの私は 病院がそこまでするのには訳があるのではないかと 思ってしまいます。 別の建物を建てて、人件費等余計なコストをかけてまで 行うからにはそれなりの「旨み」が病院側にあるのでは ないでしょうか?
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>門前とかかりつけ薬局の違いではなく、院内と院外の違いです。 あぁ、そこですか。 最初の質問からは、病院の隣に薬局を作って何のメリットがあるんだ?という風に解釈したんですが。 これは単純です。 技術料の単価が違うんですよ。 薬価(売価)は全国統一、つまり、安く買い叩いてそれなりに利益は出せるがすずめの涙ほど。これは院内でも院外でも同じ。 それ以外に調剤行為に対してフィーがあります。 まあ、車屋でいえば工賃でしょうか。 院内では基本的に調剤料くらいしか取れません。 一方院外は、調剤基本料(院内より高い!)+薬の種類や数、軟膏混ぜたり、一包化したりの加算、指導管理量(飲み方の説明や薬暦の管理)等いろいろ…。 この辺りの詳細は「調剤報酬」で検索してみてください。 要は、同じ薬剤師免許をもつ人間が同じ行為をしても報酬が違うんですよ。(薬暦管理など院外ほどキメ細かく管理できてはいないですけど…)。しかし伝えなきゃいけない情報は同じですし、当然処方箋のチェックも厳重に行いますし、納得しがたい部分ではありますが。 病院薬剤師の調剤行為はほぼタダ働きに近いとお考え下さい。ま、外来の調剤から開放されて病棟での業務に集中出来るのでいいんですが。院内は入院患者、院外は外来患者と棲み分けが出来てきたという事でしょう。 一応、参考までに 院内では調剤技術基本料80円+内服薬なら調剤料90円(何日分でも!)+薬剤情報提供料100円。計270円ね。 院外だと調剤基本料420円+内服薬500円(7日分以内)~770円(22日分以上)+薬剤情報提供料150円+薬剤服用歴管理料220円。計1290円。 「旨み」があるというなら病院でなく薬局でしょ。しかし薬局にしたって命にかかわるものを提供するんだから不当に高いとも思えないし、院内なんかは不当に安すぎです。薬を提供するのとうどん1杯が同じなのか!? すいません最後のは愚痴です。
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>すなわち、病院で診療を受けても、薬はすぐに受け取れないということですよね? 緊急に薬を使用しなければいけない状態であれば、院内で出したりするでしょう。 そうでなければ、風邪の薬だって、たいていは毎食後服用するものが多いですし、病院から自宅までの間には、薬局は複数存在するでしょう。(僻地医療とかでしたらまた別だと思いますが) ある一定の範囲内に、医療機関(診療科を問わず)が複数あり、調剤薬局も複数あれば、門前という形態にとらわれず、患者だって、好きな薬局に行っているし、新しく院外発行する病院だって、特別に、ここの薬局に行って下さいとは言わず、患者の自由にまかせているところもあります。あえて、門前薬局を作らずとも、既存の薬局の数が多いからです。 >かかりつけの薬局にどういったことを求めると こういった行動になれるのでしょうか? 処方せん同士の相互作用を再確認してもらうのは当然ですが、たとえば、市販薬を使用したいときに、問い合わせをする薬局が一箇所ですみますし、薬で調子が悪くなったときだって、一箇所の薬局に尋ねれば良いですし。 あまり病院にお世話にならない方ですと、実感するのが難しいかも知れませんが、こっちの整形外科で腰痛の薬をもらっていて、風邪引いたので、内科に行って風邪薬をもらって、実は解熱鎮痛剤がだぶっていたということだってあるんですよ。 患者さんが、ご自分の薬をきちんと理解し、他院に受診する時に、現在使用中の薬を正確に伝えることができるなら、まだしも、お年を召した方や薬に無頓着の方ですと、うまく伝えられない事だって多いんです。生活習慣病や心療内科などに受診なさっている方ですと、風邪のときとは比べ物にならないくらいたくさんの薬を服用しているんです。そういう、危険性を少しでも少なくするためには、かかりつけ薬局やお薬手帳を普及させて、医療従事者が時系列で処方薬を理解することが大切だと思います。 私がかかりつけ薬局にこだわるのは、そこで働いている薬剤師(社内教育のあり方の違いかもしれませんが)を信頼できると判断しているからです。 別に、かかりつけ薬局にこだわらなくても、いろいろな門前薬局でもらったって良いんですよ。ただ、かかりつけ薬局を決めることで、相互作用などをチェックしてもらって安心して薬を飲める患者さんだっているんですよ。 私の経験では、かかりつけ薬局ならぬ、かかりつけ薬剤師を期待している患者さんだっています。いつも、同じ薬剤師に話をきいてもらいたいという患者さんです。 すべての病院が院内調剤だとして、お薬手帳もさほど利用していない患者の他院での処方薬を確認する方法があったら私も知りたいです。各医療機関のレセコンをネットでつなぐには、莫大なお金がかかりすぎますよね。かといって、診察中に他院の医師に電話で確認するという方法でも、医師もそこまで暇ではないですしね。
お礼
回答ありがとうございます。 回答者様のご趣旨理解できました。 本件に関しては質問の趣旨とは多少違う議論となって しまいましたが、 >病院にお世話にならない方ですと、実感するのが難しいかも というのが私の意見の根源だと思いました。 せいぜい飲みあわせといっても2病院間位しか ありませんし、どこの薬局で聞いても同じレベル かと思いますが、やはり色々な所に通っておられる 方は薬に対する考え方が我々とは違うのでしょう。 (より慎重になるという意味です) ただ、やはり逆の意見を言わせてもらうなら、私の ように、門前薬局で(本来は院内が希望)事が済む 人間が大半だと思いますので、それがない病院が ざらにあるということは問題だと思います。 私の予想ですが、病院側としても院外にするのは結構 だが、患者の反発を最小限に抑えるために、せめて 門前にしたい。薬局側も患者がある程度見込める所 で経営したい。(これは他の方の回答に重なりますが、 制度そのものは薬局側でも認識しているが、経営を 考えると、門前にしたほうがいいという、理想と 現実「大半がかかりつけでなく門前そ使用」をまさに 体感している部分かと思います) お互いの思案が一致するからこそ、こういったケース が多いのだと思います。
ほとんどの方が回答をしていらっしゃるので気がついた点のみで。 >おそらく、今のマツモトキヨシのようなドラッグストア等で処方箋を扱えるようになるのが理想なのかと思いますが。 マツモトキヨトシにだって、調剤室はありますよ。処方せんを受け付けてくれるということです。でも、近隣のマツモトキヨシに限っていえば、覗いてみたら、調剤棚は空。薬は備蓄していない。「広域処方せんを受け付けます」と宣伝もしていない。患者がドラッグストアに調剤を期待していないのか、ドラッグストアがやる気がないのかはわかりませんが。 >院外の場合で薬局が併設されない病院など見たこと無いし、 私の知る限り、ざらにありますよ。私自身も門前薬局ではないところで働いていましたから、いろいろな病院の処方せんを応需しました。今日は、こっちの病院の処方せん、来週は違う病院の処方せんを持ってくる患者さんだってたくさんいますよ。 私もある意味ひねくれ者かも知れませんが、かかりつけ薬局を決めているので、決して門前薬局には行きませんね。 >患者の為に素晴らしいことをしている(実際は機能していない)といった事が気になってしまいます。 かかりつけ薬局やお薬手帳の意義を理解してもらうために、薬局は患者さんに啓蒙しているのではないですか。経営者はどう思っているかわかりませんが、少なくとも現場の薬剤師は、経営云々を抜きにして患者さんのために、日々考えながら働いているんですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 >私の知る限り、ざらにありますよ。 そうですか、それは私の理解不足かもしれません。 確認しますが、院外処方で門前に薬局がない病院が ざらにあるということですよね? すなわち、病院で診療を受けても、薬はすぐに受け取れ ないということですよね? 高熱で、動くのが億劫でも、ふらふらになっていても、 薬をもらうためには行くしかないってことですよね。 (しつこいですね、スミマセン) 私が、そういった病院を経験していたら、この質問には かなりの怒りがこもったものになるでしょうね。 「旨み」以前の話ですから。 >かかりつけ薬局を決めているので、決して門前薬局には行きませんね。 これは、ちょっと言い過ぎではないですか? かかりつけの薬局にどういったことを求めると こういった行動になれるのでしょうか? かかりつけの薬局ってそこまで素晴らしいものですか? お気を悪くしたらすみません。純粋な疑問です。
- kazu_kun1203
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#9です。 なんだか疑問点が見えてきましたね。 質問者様は、病院内の薬局と門前薬局(調剤薬局)がごっちゃになってると思います。まず、この点を整理したほうがいいかもしれませんね。 病院内の薬局は名前こそ薬局ですが、病院の一部門に過ぎません。つまり薬事法上の開設許可等は必要なく医療法で管理されています。法律上は発行された処方箋に基づいて調剤出来るのは(院外の)薬局のみという事になります。病院内での位置づけは簡単に言えば「医師の指示に基づいて(便宜上)調剤してもいいよ」といった感じです。 ではなぜ本来の姿である調剤薬局が長く普及しなかったか?それは前述した通りです。 院外処方を増やすにはどうすればよいか、これも前述したとおりですが、具体的には薬を(院内で)処方しても儲からなくする。そして、院外処方箋を発行するお金(処方箋料)を出す(500円~700円くらいね)。そうすれば、儲けにならない薬を出すよりは処方箋料で少しでもプラスになればいいや。と考えるでしょ? これが政策誘導ですね。 一方薬事法上の許可を受けた(院外の)薬局はと言うと客単価5000円~6000円位の売上があります。粗利が3割程度として…まぁあとは適当に想像してください。 医薬分業の本来の目的は「かかりつけ薬局」です。どこの病院にいっても同じ薬局で薬をもらうことで重複や副作用を回避でき結果的に医療費の抑制につながる。というものです。しかし、質問者さまのように、実際には病院の隣の薬局に行く患者さんがほとんど。「かかりつけ薬局」を経営すると採算が採れない(在庫にお金はかかる(薬を一通り揃えれば数千万)し、いくら患者一人2-3000円利益があっても一日数人では…)。 質問者様がもし薬局を経営するなら、どうします? 日々の生活費を切り詰めてでも「かかりつけ薬局」を開くか、割と客の集まりやすい門前に開くか?? 大型ショッピングセンターの出店で町の商店街が寂れていくのに似ている状況かもしれません。しかし、商店街の方がショッピングセンターより魅力があれば客は戻ってきますよね。努力が足りないのだと思います。
お礼
度々すみません。もう少しお付き合いいただければ幸いです。 途中まではわかるのですが、後半がわかりません。 院内で処方して儲からなくなった薬を、門前薬局 であろうとかかりつけ薬局であろうと、扱うことは 採算が合わない気がするのですが。。。 門前薬局なら割りが合うというのなら、そのまま院内で 薬を出し続けたほうが病院にとって利益であり、 いままでの語論と矛盾します。 私の認識では、院内での薬の処方は、薬の単価、薬剤師の 人件費、政府の誘導によるものであり減っていった。 なので、薬局を経営する人は、利益の少ない薬を、 高い人件費を払って、売ることになる。どう考えても 割があわないので、ここに何かしらの恩恵があるのではないかと思う次第です。 門前とかかりつけ薬局の違いではなく、院内と院外の 違いです。
- kazu_kun1203
- ベストアンサー率34% (434/1248)
#5です。 >まあ、いずれにせよ建前は医薬分業等々ありますが、結局お金が影響する部分が多いのだと思います。もしくは罰が与えられるか。 実際その通りですね。 昔のように薬を出せば儲かる、患者はどんどんやってくる、院外でも院内でも基本的な点数は同じくらい。これでは院外処方を出す病院がある訳ないですね。 ですからお金で誘導して院外処方を増やそうとしたのですよ。 院外処方率が上がるにつれ薬剤費は減る(無駄な薬を出さなくなる)。薬価の引き下げでさらに減る。さらには診療報酬の本体部分(医師の技術料)まで引き下げる。そして最後に薬局の報酬を大幅に減らし医療費を引き下げる。 こんなシナリオを国は考えています。 一時的にお得感を与えて最後には身包み剥される、こんな状態です今は。 >倫理だけで動いているなら医療業界もまた凄い事だなとも感じていたのですが、まあ、あり得ないということですね。 そんな病院潰れますよ。 確かに医療の本質は見失ってはいけない。けれど効率的に経営しないと、我々は食べていけません。患者本位の医療には賛成ですが、ボランティアをする気はサラサラありません。 いまの医薬分業の現状は質問者様のおっしゃるとおりだと思います。 中にはその機能を果たしているすばらしい薬局も存在します。けれど病院に来る患者さんの大半は門前薬局で薬をもらっています。病院の数だけお薬手帳を持っていたりします。はっきり言って「門前薬局」の機能なら院内でそれなりの報酬と人を採用してもらえれば提供できると思います(現実は無理ですが)。 我々薬剤師も利益追求に走った結果が門前薬局の乱立を招いたのではないでしょうか。私はそう思います。 ただ私も人の子ですから、薬局を経営するなら儲けたいですけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 >ですからお金で誘導して院外処方を増やそうとしたのですよ。 これは詳しくはどういったことでしょうか? >利益追求に走った結果が門前薬局の乱立を招いた こちらもどういう意味でしょうか? 人件費をかけて、リスクの高い薬局を経営する意味とは? 病院と共生していれば、実際はやっていけるということでしょうか? わたしも病院(薬局)とはいえ組織であり、経営、利益が成り たってこその職業だとおもいますので、そういった事 を追求することは当然だと思います。 ただ、そのことはおいておいて、患者の為に素晴らしいこと をしている(実際は機能していない)といった事が 気になってしまいます。
- takosan5963
- ベストアンサー率39% (77/195)
NO6でございます。 何かすべての回答に否定的ですが、 大変失礼ながらいやな思いをされたのか、それとも新規薬局を開設するような方にしかお見受けられません。 確かに大病院は事務的な部分が多いのは否定できません。 私もいくつかの病院にいっておりますし、もちろん地域的なこともあるでしょうがどの病院でも同じようなことです。 たとえご年配の方でも自分の病気について十分に納得をして投薬を受けるということに変わりはありません。 その薬を投薬されることによることによるメリット、デメリット、リスクを判断して最終的には自分が判断するべきだと思います。 私ももちろんDRとは納得のいくまで話をしますし、幸いにも最近はインターネットでかなりの情報が一般の方に入るようになりましたね。 さらに私の周りには薬剤師やNSなどたくさんの知り合いがいます。 総合的に勘案して薬を決めるようにしております。 薬のシステム自体は病院によってさまざまです。 確かにいろいろなやり方のところがあるかもしれませんが、それがいやならその病院をやめる事です。 病院の選択は個人にありますので。ただ最近は今までのように製薬業者やプロパー (MRともいいます。薬の問屋さんや製薬メーカーの営業の人)によれば以前と違いぜんぜんうまみのない商売になっているらしいです。 (ちなみにMRの業界にもたくさんの知人がいます) あくまで私は病人です。医療関係のものではありませんので。 あと医療費の公費負担などは知ってると知らないでは大違いという事 が多いのは事実です。役所はお金はとっても返す時はこちらからという 流れが多いですから。 その辺も勉強(自己防衛)してますよ。 でないと病院のために働いているようなものです。
お礼
回答ありがとうございます。 私はただの患者ですが、いやな思いといえば 実はこの前ひどい風邪を引きまして、動くのも 億劫だったのですが、診療会計終わったと思ったら、 薬はあちらにいってくださいと(近くですが) 寒い中歩かされ、また待たされ。 まだ近くにあるから良いものを、これが遠くにあった らとても辛いですね。 お薬手帳なるものも渡されましたが、各病院でもらっ てます。(持っていけばいいのでしょうけど) 大きな病院で、整備が行き届いているところは それなりの効果がでているのかもしれませんが、 たいていの病院は建前上分けているだけで、 患者の為という気がしません。
- yamanekotama
- ベストアンサー率18% (269/1462)
NO3再回答です。 ご返事有難う御座います。 文面から自宅近くには保険薬局は無いんだなと思いました!又大きな病院にもかかった事が無い!とも思いました。 大きな病院では以前(医薬分業前)薬を受け取るだけで1時間も待たされたんです。今ではOです。 お薬手帳を持っていれば、色々な薬局で薬を貰っても管理出来る仕組みです。自分で管理する必要がありますが・・・。飲み合わせ、薬アレルギー等の対応に役立ちます。 現在の薬の処方方法は以前から比べれば格段の進歩です。 私のかかりつけ薬局では、処方箋をFAXすれば届けてくれるそうです(使ったことはありませんが)。便利じゃありませんか?医薬分業のおかげです。 貴方の思うところの「旨み」などはとても考えられないし仮にあったとしても患者に便利な事は事実です。 全ての商売は少しでも利益が無ければ成り立ちません。ボランティアでは無いのです。あまり他人の儲けを詮索すると心が卑しくなります。どうか便利さを実感してくれる事願ってます。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。最近は大きな病院にはかかったこと ありません。 確かに大病院ですと待ち時間は相当でしょうね。 他の方の回答に書きましたが、そういった場合は たしかに患者に対してのメリットがあるのでしょうが、 たいていは手間と時間がかかると思います。 またNO.9の薬剤師の方の回答も参考にしてほしいと思います。
- takosan5963
- ベストアンサー率39% (77/195)
私も生来からの内部疾患のためもう25年ほど通院をして投薬を受けています。 まさに院外処方の薬局と院内の薬局の関係、病院との関係は他の方のおっしゃるとおりだと思います。 むしろ今までの薬局はわざわざ勉強して難しい国家試験を通ってきた薬剤師さんが薬を棚から集めたりしてそろえていました。 もちろん最終的な責任は取らなくてはいけませんが薬剤師本来の仕事とはかけはなれた状況にあります。 私の通う公立病院も最低でも1200件多ければもっと多くの院内処方を出していて その待ち時間たるや体を悪くするくらいでした。 今はFAXコーナーなるものを薬剤師会で設置して最寄の薬局で受け取れますので時間的にはかなり短縮されました。 これにより薬剤師の先生方は病棟に入ったり医師との連携を密にしたりと薬剤師本来の業務にはいれ、 本来の姿と存在になったと考えます。 余談ですが特に公立病院では今まで使っていた薬をまちがえやすい?とのことでジェネリックへの転用を認めていないところも多いです。 これこそ病院と製薬会社の関係を考えてしまうことです。 今は門前薬局などが林立してそれぞれのサービスを取り入れたりして差別化を図っていますが 淘汰の時代にもはいりつつあります。 投薬とと診察を別にするだけでもセカンドオピニオン的な効果も期待できると思います。 この制度についてはいいことだと思います。 でも投薬管理料などそれぞれの薬局に幅を持たせることもみとめられてますのでその辺は考えるべきですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 回答者様のケースのように、薬を受け取るまでの時間短縮等、 患者に対してプラスになる方向はとても良い事だと思います。 しかしそれが出来ている(うまく機能している)のは数ある中の 病院のごく一部ではないでしょうか? 一般的に普通の病院では、診療と薬局が別にされると手間と 時間がかかると思います。 また内容も薬局支給により多少薬の説明は詳しくなった気がしますが、 画期的に変化したとは感じられません。 確かに薬剤師本来の仕事という位置付けにおいては、ご指摘の とおりなのかもしれませんが,ですが大抵は説明文読んでる だけですし、飲み合わせを聞いた事があったのですが、大丈夫、、、 だと思います、なんて言われたこともあったので、どうかなとも 思います。 皆さん仰る事は理解できますが、一部の優れた部分だけしか 見ていない、また理想論で話している気がします。 それとも私の見方が偏っているのでしょうか。
- kazu_kun1203
- ベストアンサー率34% (434/1248)
逆です逆。 旨みを得るためでなく、無駄な経費を減らすために院外処方箋を発行するのです。 薬で儲かった時代は終わりました。現在では薬価(いわゆる国が決める売価)は下がる一方、仕入れ値には消費税がかかりますので5%以上値引きして買わないと赤字です。 また、院内で処方するとなると薬剤師の人件費もかかりますし、それなら外に薬局を作ってもらった方がマシなのです。 処方箋料(処方箋を書く代金)は院内より高めに取れますし(政策誘導で、ある程度のフィーを与えることにより院外処方を増やそうとしました)、人件費も無駄な在庫も減りますし。 逆に言えば昔は薬で大儲け出来てたんですよ。その仕組みが国民に批判され始めてとった政策が薬価の大幅引き下げと、院外処方せん発行への誘導なのです。 今回の改正でも薬価は下がる、技術料は下がる…かなり効率的な経営をしないと病院はつぶれちゃいます。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、無駄な経費を削減するための手法なのですね。 となると、切り捨てられた薬局の方の経営はどうなるのでしょうか。 利益を出すには売上を上げる方法と、支出を減らす方法があります。 私は前者を想像しました。今回のケースは後者なのですね。 まあ、いずれにせよ建前は医薬分業等々ありますが、結局お金が影響する部分が 多いのだと思います。もしくは罰が与えられるか。 倫理だけで動いているなら医療業界もまた凄い事だなとも感じていたのですが、 まあ、あり得ないということですね。
再びNO2です >>院外薬局は病院と言うか医療機関が出している物では在りません。 >つまり、病院側とは無関係というわけでしょうか? >はっきりいって、薬代が病院に与える利益は相当あると思います。 >その薬代を他の機関に無関係に受け渡すなど到底考えられません。 事実です。現在の薬代はいくらかお解りでしょうか? 余程のことが無い限り(こう言うと裏で何かあると言われそうですが)、薬価(国が聞けた公定価格)の8掛けから9掛けです。 下手したら赤字になります。在る薬が100包み入っている薬で2袋余ればそれで赤字になる薬もありますし、メーカーから問屋、医療機関(薬局を含む)までは消費税が発生しますが、患者さんにお渡しする時点では消費税はかかりません。これだけで赤字になる場合も在ります。 ここまで書いたらお解りになるかと思いますが、医療機関は薬剤購入費を処置薬や注射薬だけにする事が出来、在庫を抱えなくても良くなる訳です。膨大な金額になります。 >>国内医療費の軽減策へ寄与できると考え厚生労働省が分業へ向かったわけです >つまり、国からの是正指示がでたわけですね? 国がやろうとした時は、院外処方に成る事で、1回に処方される薬の数が減るのではないかと言う目算があったからです。現在でも1回に処方される薬の種類がある数を超えるとそれだけで発行元の医療機関は減点されます。 >想像で話しますが、その指示が強制であれば間違いなく反発はまのが >れませんが、私のいう「旨み」を与えることによって増えてきたので >はないかと思っています。 逆です。分業を推進していた時期に強制的に100%分業にしてしまって何処の医療機関から発行された処方せんでも1箇所の薬局で調剤するようにしていたら、全ての医療機関からの薬の流れがチェック出来て、重複して似たような薬を飲む事が無くなり(薬局では他の所から出ていて現在のでいる薬はチェックします)、薬剤費の軽減が直ぐに出てきたと思います。これから先は政治に力関係です。 >大変悲しい考え方ですが、最近頻繁に見られるようになった >院外薬局が、医療機関の発展、厚生のためだけにすすんで行われてい >るとは感じられません。 事実多くの薬局がそうなんです。中には何やっているんだと言う所も在りますが・・・・。 質問者さんが言われている様な事例は私の周りでは在りません。 逆に今マスコミで盛んにやっているジェネリック薬品を準備しすぎてつぶれようとしている薬局は在ります。
お礼
度々の丁寧な回答有難うございます。 よく薬の業者が自社製品を使用して欲しくて病院の先生に お願いにあがるなんて話を聞いた事があるものですから、 薬は金のなる木なのかなと思っていましたが、そうでもないのですね。 ただ医薬分業は病院にとっては旨みのあることには変わらないかと思います。 在庫を抱えて赤字になる可能性の薬剤業務を他に移管でき、かつ 薬剤師等の人件費も削減できる訳ですから。 となると、逆に院外薬局を経営する人って、何か良い事あるんですか? リスク多くないですか? 病院にはプラスの「旨み」はないのかもしれません。(マイナスを 減らせる旨みがありましたが)一方で薬局にはプラスの「旨み」があるの かなと思ってしまいました。でないと実質厳しいですよね。 建前は素晴らしいものがある制度なのでしょうが、他のお礼に 書いたように現実は、大半が機能しておらず、患者の手間を 取らせているだけと思います。 >質問者さんが言われている様な事例は私の周りでは在りません。 どの事例でしょうか? 病院の隣に併設される薬局の事でしょうか? 院外の場合で薬局が併設されない病院など見たこと無いし、 処方箋を扱う薬局だけポツンと建っているところなども見たこと ありません。病院と薬局は共存共生の関係だと思います。 都会ではどうかはわかりませんが。 決して回答者様にクレーム等しているわけではございませんので、 お気を悪くしたら申し訳ありません。
- yamanekotama
- ベストアンサー率18% (269/1462)
NO1,NO2さんの回答通りです。 病院の近くに薬局はありますが、そこで受け取る必要などありません。どの保険薬局で受け取るかは貴方の自由です。日本国内なら何処でも良いのです。 病院は薬剤師を減らせるメリットがあり国の指導にも叶っているのです。しかし稀に病院で薬(特殊な薬)を出す事もあります。~全て出す医院もあります~ 電車で一時間(片道)かけて通院してますが、薬の受け取りは自宅近くですが不便を感じた事、無いです。
お礼
回答有難うございます。自分も調べてみました。 医薬分業はまず第一に、処方した薬の内容について 正確に知ることができる。 第二は、自分が服用している薬の内容を薬局に 管理してもらえる。 かかりつけの薬局を一つだけに決めておくことは、 保険をかけておくこと以上に大事なことだとか (飲み合わせ等のリスクを回避できる為)だと思います。 ですが、現実は「厚労省のいう、かかりつけの薬局を 決めている患者はすくない。結局複数の診療科に受診し それぞれの薬をいただくことになる・・・・絵に描いた餅」 とのことです。 よって回答者様のような厚労省の描く理想的なスタイルを とっている方は少ないのではないのかと思いました。 事実、全ての病院が分業されていなければ、このシステムは 成り立ちにくいと思いますし。 おそらく、今のマツモトキヨシのようなドラッグストア等で 処方箋を扱えるようになるのが理想なのかと思いますが。 >病院の近くに薬局はありますが、そこで受け取る必要などありません。 もちろん理論上はそうでしょうが、それは失礼ですが苦しいこじつけにし か聞こえません。 実際問題として目の前に薬局があるのに素通りする人は殆ど いないと思います。。 何処へいっても受け取る薬は同じなのにわざわざ違うところに 受け取りにいくなんて、特別な事情がない限り考えられません。 ただしこの話は少し論点が違いますね。 で、結局現況は建前だけ取り繕った状態だと思います。
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お礼
ありがとうございます。判りやすいです。 理解できました。技術代でまかなっていたのですね。 他の方のお礼には書きましたが、ご指摘の通り 「旨み」は薬局側にあるのかなと思っていました。 飴(薬局)とムチ(病院)ですね。 それにより、急速に院外が増えてきたのですね。 となると患者側とすれば、「院外になったら、薬代 高くなったわよねぇ」といったところですよね? (あまり実感がないのでスイマセン) 今までの認識では、同じお金を払って受けとる薬を 院外とわざわざしている意味があるのかということ でしたので、誤解が生じやすかったのかと思います。 まあ、回答者様も予想される反応かと思いますが、 患者側は手間とお金が増えたわけですね。 (本来のあり方からすれば、それが当然という見解 なのかもしれませんが、下から始まっているので そう感じてしまうことは仕方のないことかと思います。)