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日本人の食事の姿勢

最近気になることがあります。 ファミリー・レストランその他で食事する人を見ると、左肘(右利きの場合)から腕全体をテーブルに載せ、右手だけで食べる人が多いようです。なおかつ、フォークでご飯を食べため落とさないようにするせいか、共通して猫背になっています。 ひと頃、学校給食で、先割れスプーン使用による犬食いの反省があり、先割れスプーンを廃止するところが増えました。ところが、それが一般の大人にもすでに染み付いているようです。昔から、一般の日本人は、ご飯茶碗は左手に持ち、背筋は伸ばせと躾けられたので、けっこう姿勢の良い食べ方だったと思います。 ファミレスが割り箸でなくフォークとナイフしか出さなくなったせいもあるでしょう。ナイフで先に全部切ってしまって、後は左肘をついて右手だけで食べる、のが多いようです。 この傾向は芳しくないと思うのですが、他にも何か背景や理由があるのでしょうか? なぜ、こうなったのでしょうか?

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noname#40529
noname#40529
回答No.4

私は、片親がヨーロッパ系なので、必ずしも「お箸で食べなさい」とは言われずに、むしろ洋食に関しては、絶対にフォークとナイフで食べるように小さい頃から言われていました。 よほど小さいときは、母がナイフで全部切ってくれて、右手にフォークのみを持って食べていましたが、6歳くらいからは、右手にフォークを持つことは許されず、きちんと左にフォーク、右にはナイフで、常にナイフも使いながらの食事でした。(当然、和食は箸ですが。ちなみに、母は大人になってから箸の使い方を習ったせいか、家族で一番きれいに箸をもちます。) そういう家庭だったので、日本人がナイフを使わずにフォークのみを右手に持って食べる姿を見ていると、なんだかアメリカ人みたいにマナー悪いわ(笑)!(アメリカ人の方、すみません。確かアメリカでは右手にフォークを持つこともマナー違反ではないと聞いたことがあります)といつも思ってしまいます。  だから、本来は洋食のファミレスなら、フォークとナイフで正しいと思うのですが、使い方を習ってないからいけないのかもしれません。 今までは、学校でも箸の使い方のみをやっていたかもしれませんが、洋食も増え、ファミレスの実態などから、もっとナイフとフォークの使い方も教えて行った方が良いと思います。 あとは、家庭で例えば一人で食べる機会が多いのも原因かもしれません。私も一人のときは、マナーなんてあまり考えていませんから。やはり、家族皆での食事の時は、きちんとしています。 あ、それと、家族皆での食事で思ったのですが、私の実家では全員が席に着くまでは食べ始めてはいけませでしたが、周りの家庭では、しばしばお母さんがまだ台所にいるのに、お父さんを筆頭に子供たちまで手伝いもせずに、がちゃがちゃと食べ始めたり、それもテレビを見ながらだったり(これもうちでは禁止でした)、食べ終わってない人がいるのに席を立ったり、そういうことが日常のように見えました。それが、日本独得の伝統的な習慣なのか、最近の日本の家庭の特徴なのかは分かりませんが、私から見ると大変マナー違反に見えました。この点と、食べ方の悪さも繋がりがあるように思いますが、どうでしょうか?

seabus12
質問者

お礼

ありがとうございます。 西欧マナーを、日本の伝統的背景に、木に竹を接ぐようにあてはめた事が一番の原因なのでしょうね。 ファミレスはとにかくフォークとナイフが標準です。 割り箸は経費がかかるし、毎回捨てるわけですから、ゴミ処理のコスト(業務上のゴミなので多分有料)もかかり、敬遠しているのでしょう。もちろん、箸を頼めば出してくれます。客のほうは、なぜか、箸を使うとかっこうが悪いという雰囲気があるのですね。それなら、フォークとナイフもまともに使って欲しいです。

その他の回答 (3)

  • demio
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回答No.3

子供のころからの躾もあるでしょうけれど、ナイフとフォークの 使い方を親も良く知らないのかもしれません、フォークの背中に ご飯を乗せるのがマナーと思われていた時代もありました  テレビドラマでも食事のマナーが悪いですね、箸のもちかたも変で 口に入れたまましゃべる、音をたてるなど、  30年ぐらい前にはアメリカのホームドラマをよく放送していましたが、食事では母親は子供に「テーブルに肘をついてはいけない」とか しかっている場面がよくありました、これをみてアメリカはマナーに うるさい国だとおもっていましたが、ドラマだけで実際はしりませが テレビドラマだからこそマナーをしっかりしようとしていたのではないでしょうか、今の日本のテレビはもうめちゃくちゃと言う感じですね テレビが情報源になって正しいことも分からなくなってしまったのでしょう

seabus12
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど。テレビの影響ですか。 たしかに、タレントさんで食事の時に変な箸の持ち方をしてる人がいますね。まあ、タレントさんは別の価値で売っているので、我慢してもよいのですが、影響力はありますからね。 マナーといっても形ではなく、他の人から見て不快にならないという気働きではないでしょうか。姿勢が悪いと人柄まで感じてしまいます。

  • nana777
  • ベストアンサー率48% (108/224)
回答No.2

一般の大人たちの食事マナーの低下の原因としては、  ○そもそも親から食事マナーについて躾を受けていない。   (核家族、鍵っ子など高度経済成長期の影響?)  ○和・洋・中それぞれの食事形態にあったマナーを学ぶ場所がない。   (何でも提供するファミリーレストランの蔓延のため)  ○「みっともない」「見苦しい」などという他人の視線を気にしない。   (思いやりの欠如した、ゆがんだ個人主義の蔓延のため) など諸々あるとおもいますが、そういったものを省いたとしても、 昔ながらの日本の食事風景と現在とで決定的に違うものが原因としてあると思います。 それはテーブル(食卓)の天板の高さです。 昔の食卓は、天板が正座をしたときのおへその高さぐらいにあり、 否が応でも片手に箸、もう片手に食器をもつという形でないと まともに食事をすることができませんでした。 その状態で美しく食事をするためには、必然的に背筋を伸ばさざるを得ない、 そのため「箸と食器を両手に持ち、背筋を伸ばして食べる」 ということが躾としてなされたわけですね。 昔はそれに加えて、主食・副食のすべてにおいて 自分専用の食器があり、しかも多くの食器は椀や鉢であったため 片手に食器を持って食べることが可能であり、またそれがマナーでした。 ちなみに、さらに昔だと食卓すら自分のもの(お膳)が決まっていましたね。 現代の洋風化した生活様式のなかでは、食卓はダイニングテーブルとなり 食事内容も洋風のものが多くなり、大皿に盛った料理を自分の 小皿(これもとくに専用ではない)に取り分けるような状態です。 これでは昔ながらの日本の食事のマナーを適用することは難しく、 しかもそのダイニングテーブルはほとんどの場合、 洋食でさえも美しく食べるには不適当なほど天板が高い。 (一体何に合わせてあの高さなのか、全く謎です) こうなると、美しさとはほど遠い食事風景となってしまうのも 仕方ないような気がします。 それから、学校給食で問題になった「犬食い」では 先割れスプーンばかりが悪者になっていますが、 私はやはり給食をとる机が勉強机と兼用であることも その大きな要因であると思います。 勉強するのに適当な高さは、絶対に美しく食事をするのに 適当な高さと兼用できるものではありません。

seabus12
質問者

お礼

ありがとうございます。 > 美しさとはほど遠い食事風景となってしまうのも 仕方ないような気がします。 このままでよいのでしょうかね。海外ツアーに行っても同じだと思われるのですが。ちょっと情けないかな、と。 勉強机と食事机が一緒だというご指摘は示唆に富みます。

  • yumgyumg
  • ベストアンサー率30% (219/712)
回答No.1

これは私見ですが、住環境と食生活の欧米化も大きな原因ではないかと。 座敷+ちゃぶ台+正座の時の、口元からちゃぶ台までの距離に比べ、 テーブル+イスの場合のその距離は比較的近いため、 利き手と逆の腕をテーブルに載せたまま、片手だけで食べることが出来ます。 ちゃぶ台でそれをしようとすると、ひどく上体が傾いて、まともに食事は出来ないと思います。 食器についても同様。 ファミレスなどでは特に、和定食以外のメニューは、ほとんど洋食器です。 日本の食器は、よっぽど大きなもの以外は持ち上げて良いとされていますが、 洋食器は持ち上げてはいけません。 テーブルに載せたままそこから、食物を口へ運ぶわけです。 当然、口元までの距離が遠くなりますから、その間にこぼさないように、 配慮しなければなりませんが、多くの日本人はナイフとフォークの正しい扱い方を 知らないため、とくに汁気のあるものだと、途中、ポタポタと汁をこぼしてしまう心配がある。 それを防ぐために、手を動かさず口から迎えにゆくことになり、結果、犬食いになる。 食事内容の欧米化も少なからず影響していると思います。 ハンバーグやグラタンなど、柔らかく、フォークやスプーンひとつで 食べられるようなものの人気が高く、左でナイフを使う必要がないから、 左手の行き場がなく、テーブルに載せたまま、 あるいは、テーブルの下に隠したまま、片手だけで食事が出来てしまう。 それから、幼い頃からの塾通いや両親共働きの環境で、子供がひとりで食事をする ようになったため、食事中にTVを見ようが、姿勢が悪かろうが、誰も注意する人がいない。 姿勢だけでなく、正しい箸使いが出来ない人が多いのも、そのためでしょう。 さらに、慢性的な運動不足、パソコンやTVゲームに没頭して、長時間、悪い姿勢を続ける、 すると、全身の筋力は低下し、その上、骨盤や背骨もゆがむ。 食事中でも足を組み、そうすると体は傾きますから、当然、上体はバランスを取るため逆に傾きます。 その上で、どちらか片手を持ちあげると、さらにバランスが崩れるので、 片腕をテーブルに固定して上体を支えなければならない。 私が原因として思うのは、以上のようなことです。

seabus12
質問者

お礼

ありがとうございます。 欧米文化と日本の従来の慣習との間のギャップがこのようなひずみをもたらしているのでしょうね。 現在は畳にちゃぶ台という組み合わせは、まずほとんど無くなって来ているのではないでしょうか。 たしかに、洋食器やプレートは持ち上げないというのはマナーで教わりますが、それを教わる機会を得る人はほんのわずかでしょう。ですから、けっこうご飯の皿を持ち上げて食べている人も多いです。 ご指摘の「足を組む」のも躾けの対象ですね。これもよく見かけます。とくに女性。かっこうよく見えると意識しているのでしょうか。 足を組み、左腕をテーブルに載せると、ますます体がねじれ、かつ猫背で、上目使いになり、第三者からみるとけっして美しくないですね。

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