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「大和郡山」駅?
JR西の「郡山」駅は「大和郡山市」にあります。 JR東の「郡山」駅は「郡山市」にあります。 さいきん、JR西は、「京田辺」とか「長岡京」とか、「市名」にあわせた駅ができているのですが、「大和郡山駅」や「大和高田駅」にはならないのでしょうか。 地元が「郡山」の本家はうちだ、と主張しているとか・・。 余談ですが、「郡山」駅の前に「大和銀行」があったのですが、まさかそんな田舎駅(失礼)に都市銀があると想像していなかったので、第二地銀で「やまと銀行」だと思いました。
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まず、都市名の付け方から説明しておきましょう。 都市名については、さきに市制が施行されたところからつけることができます。 ※福島県郡山市は大正13(1922)年9月1日に、奈良県大和郡山市は昭和29(1954)年1月1日にそれぞれが市になっています。そういう意味では福島県の郡山市が「先輩」ということになりますね。 さらに駅名の方は、本来は開業した鉄道会社が勝手につけることができるのですが、いつの頃からか、国鉄が一定の条件を満たした私鉄線について直通の切符を発券するときに、どの駅までの切符を発売するかを明確にするために、提携を申し出た私鉄に対して冠名を促した時期があったそうです。それで私鉄各社は旧国名や社名、「電鉄」などをダブっている駅名にかぶせました。一方、国鉄内でも旧国名をつけるのが慣例ではあったものの、今回の郡山のように位置や規模が大きく異なるものについてはそのままにされたものもあり、明確な基準はなかったようです。 これらの慣例は国鉄がJRに変わってから一気に緩み、基本的に歴史が長い方か規模が大きい方が地名のみを名乗り、後から出来た方が社名や○○市とするようになりました。とりわけ、JR西日本は大和路線(関西本線)湊町駅をJR難波駅に改称して以来、JRを加えた駅名を頻出させており、他社にはない傾向として時々話題にあがっています。 非常に長くなりましたが、駅名は各社にしてみればシンプルにおさめておきたいものの、位置に問題があったり、競争の関係や地域のイメージもあったりして、いろいろな要因が絡み合って決定されるようです。 ※ちなみにJR東日本郡山駅は明治20(1887)年7月16日に日本鉄道によって、JR西日本郡山駅は明治23(1890)年12月27日に大坂鉄道(関西鉄道の前身)によって開業しています。 …集落としての歴史では大和郡山市の方がはるかに重みがあるでしょうが、近現代史ではどうも福島県郡山市に分があるようです。でも、地元としてそれはそれで十分誇りをもっていていいのではないでしょうか。。(^v^)。
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- nyaochan0221
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3度目の登場ですね。なんかすごい話の広がりを感じます。 「ゆふいん」の件については実際に訪れたことがあるので知っています。 湯布院町のHPに詳しく載ってているので一部分引用しておきますね。 >昭和30年2月に湯平村と由布院町が合併。湯平の「湯」を取って「湯布院町」としました。「ゆふいん」は平安の昔から連綿と続いてきた由緒ある呼称です。 というわけで、駅名は由布院町時代のものをそのまま踏襲しているという次第です。ちなみに駅舎は改札口がない独特の木造風建築で、駅舎の駅名板はひらがなで表されています。
お礼
「由緒ある呼称」には勝てない、「ゆふいん」の音をとられたら「湯平村」は損したみたいですが、「湯布院」のほうが「温泉町」のイメージはわきますね。
- superoki
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>瀬戸大橋が出来る前は、高松行きなんてなかった。 これは間違いです。いまでこそ、吉備線は全線直通列車ばかりですが、かつては、備中高松止まりの列車がありましたよ。ある意味、「高松行き」ですね。 駅名ってのはおかしいもので、駅名と市名(町名)が一致しないものもあります。 (例)常磐線原ノ町→福島県原町市 東北本線一ノ関→岩手県一関市 久大本線由布院→大分県湯布院町 それぞれの経緯は不明ですが、不思議ですね。
お礼
わざわざ、回答いただいてありがとうございます。 「備中高松」って終点になるような駅だったのですね。それなら岡山駅では「備中高松」が堂々と「高松」を名乗って不思議でない。既得権、というやつですね。 兵庫県「西ノ宮」(西宮市)とか「三ノ宮」とか、私鉄は「ノ」がないのにJRだけ「ノ」つきです。「市制」以前に「地名」としてあったのかもしれません。駅名が行政区分である自治体名と同じ必要はないから。 ただ、最近のJR西は「長岡京」とか「京田辺」とか、あえて自治体名にあわせることをやっているのに、なぜ「郡山」は「大和郡山」にしない?という疑問です。
- klonoa
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高松と言えば、岡山県の吉備線に備中高松駅があります。 岡山駅からは高松行きの快速マリンライナーが頻発してるのですが、以前はマリンライナーの行き先が「高松」だけだったのに、いまは「高松(四国)」になってます。 間違えた方がいたのかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 岡山駅はローカル線が多いですからねえ。当然「備中高松」駅の利用者の最大の行き先は岡山駅でしょうから、岡山駅のほうも「高松(四国)」と書かなきゃ。 瀬戸大橋ができる前は「高松ゆき」列車なんてのは当然なかったから、「備中高松」のほうが先輩(岡山では)ですからね。(行き先になるほどメジャーな駅かどうかはともかくとして)
- nyaochan0221
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…おもしろいこと考えますね…<(*。*)>おもわず突っこませていただきます(笑) 実際やってみないとわかりませんが、次の2ケースが考えられます。 (1)東北ですか、関西線ですか、って聞かれる。 (2)はい、って東北線の郡山行きを出す。 おそらく現在のマルスだとコンピュータの回答から(1)にせざるを得ないはずですが、横着な駅員がいたとしたら(2)は十分想定できますよ。やはり新幹線のある駅が相手だとキビしいかもしれません…ね?
お礼
たびたびありがとうございます。まあ、これについては、お遊びと考えてください。 金沢で「高松」というと、やっぱり地元の「高松」か、県庁所在地の「高松」か? じゃあ、福井では? 京都や大阪では、まあ、まちがいなく香川の「高松」でしょうね。JR西日本のくせに。
- goodpro
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昔の駅については、あまり利用者の影響はなかったのですが、駅数が増えるにしたがって、発行誤差をなくすために「旧国名」をつけてのかと思います。 また、首都圏などでは「同駅名」が複数ある場合の誤差防止のためにあるのかと思います。 たとえば、「大久保」(中央/山手線・奥羽線・山陽線)のうち2つは、「市内駅」なので問題はないですが、「追分」(奥羽線・室蘭線)なんて発行が混乱することもあるわけです。 だからこそ、ついたのでしょう。 昔「羽後川辺」(国鉄矢島線)なんて現在は「川辺」(羽後がなくなっている)こともありえますから。
お礼
ありがとうございます。 ということは、「郡山」って混乱していないのかな? 近鉄のほうは、とにかく混乱したくないのでしょうね。やたら「近鉄○○」、「大和○○」が多いから。
「郡山駅」は下のURLの通りです。ただ、地元の方の主張も分からんではないですが。 「大和銀行」は都市銀行の「大和銀行」で奈良支店のやまと郡山出張所だそうです。
お礼
ありがとうございます。 「京田辺」などは、「京田辺市」ができてさっそく駅名を変えました。(それまで「田辺」で、田辺市にあるのは「紀伊田辺」) 地元は「元祖・郡山はうちだ」、と愛着強いのですかねえ。(で、郡山市のほうは「うちが本家だ・・と。・・温泉饅頭かい?) さすがに「大和銀行」は大阪で「大和」の看板をみてやっと気づいたのですが(べつに気にしていたわけでもないのですが、たまたま看板を見て思い出した)、出張所とはいえ、都市銀がよくあんな田舎駅前(失礼!京田辺や長岡京にくらべて・・)に出展したもんだ、と感心した次第です。
- klonoa
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おそらく「大和」はつかないと思います。 なぜかというと、同じエリアに路線がある近鉄の駅名が「近鉄郡山」「大和高田」になってるからです。 近鉄の路線図には「郡山」「高田」としか書いてなかったと思うのですが、駅の板には小さくですが一応ついています。どちらが先に駅を開業したのかは知りませんが、JRと差別化してるのでしょう。 このほかにも近鉄には同じ駅名がないのにもかかわらず地名がついてる駅 例:「河内小阪」があったり、「大和西大寺」「伊勢中川」「近鉄新庄」「伊勢若松」など同じ駅名はあるもののかなり遠い地方なのに、わざわざ地名や近鉄をつけていたりする駅もあります(伊勢若松は案内のときも伊勢をつける)。 とくに養老線は多いです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、近鉄がありましたか。「大和西大寺」は、駅看板にはかいてありますが、行き先案内は「西大寺」ですね。乗客は間違えるはずないから・・。 ところで、「大和高田」にするのは、わざわざ同じ名前にすることになりますが、「大和郡山」は、近鉄と差をつけることになるので、JRとしてはむしろ歓迎されるべきじゃないか、と思いますが・・。 JR西の「大和新庄」と近鉄の「近鉄新庄」の関係からいえば、「大和郡山」と「近鉄郡山」で文句はない・・・。 さいきん、JR西は「JR難波」「JR小倉」みたいに、あえて私鉄と同じ駅名を「JR」をつけるだけで作っていますし(「JR小倉」なんかは、わざわざJR西内の駅名とも同じ名前。おぐらとこくらのちがいで)、同じ名前を気にして位相にはないのですが・・。
お礼
ありがとうございます。 「市制」は「郡山市」に遅れたため、「大和郡山市」にならざるを得なかったけれど、「元祖郡山」はやっぱりうちだぞ、っていうのはあるでしょうね。 どうしようもない市名以外は、「郡山高校」など、「大和」はついていないから。 (そのへん、地元の方のご意見があると嬉しいですね) 「長岡京市」なんて、新潟の「長岡市」より歴史は古いけれど(なんといってもかつては首都だった)、市は「大和郡山」よりさらに遅かった。「長岡京」なら、まだ「首都」の名前だから胸を張ってもいい、ということかな。(まえの「神足」がよみにくい、というのが改名の理由だったかもしれない) 「京田辺」は、市制移行の際に、名前を公募したのですが、票のいちばん多かった「山城田辺」を退けて3位(?)の「京田辺」に決めたぐらいで、地元民はそんなに「京田辺」を支持しているわけでないから、「田辺」駅のままでもよかったんじゃないか・・?(高校も「田辺高校」だし) ところで、東海・静岡あたりで「郡山まで」という切符を買うと、どっちの切符を先に出すのでしょう。