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量的金融の緩和に伴う影響について
量的緩和が解除された場合、ドル/円、ポンド/円は、いくらくらいになるのでしょうか。また、スワップポイントは、どのくらいになるのでしょうか。量的緩和政策をしていなかった時代は、いくらくらいの相場だったのでしょうか。1ドル70円とか1ポンド150円の時代になるのでしょうか。素人質問ですいませんが教えて下さい。
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量的金融の緩和に伴う影響については、現時点ではほとんど影響はありません(ゼロ金利が続くため)。 ですから、SPについても殆ど変化は無いと思います。 それから、「相場は相場に聞け」と言う格言があるので、1米ドル70円とか1英ポンド150円は有り得ない話ではありません。 政府の財政破綻を起こせば1米ドル=150円を突破する円安になる可能性は有り得ますし、日本のインフレが米国よりも低い状態が続けば1米ドル=60円を突破する円高になる可能性も有り得ます。 現在は、米国の方がインフレ率が高い状態が続いていますし、依然として対米貿易黒字も非常に大きいので、現時点では長期的な円高基調です。 ポンドだって考え方は同じです。 ですから相場に絶対はありません。 それよりも、ストップロスをキチンと設定して、将来のリスクに備える姿勢の方が重要です。 1990年始め頃は1英ポンド=270円の時代がありまして、シティバンクの外貨預金金利が13%もあった時代に預金した人がいました。 しかし、ブラック・ウェンズデイ(1992年9月16日)にポンドが大暴落したのですが、その後もポンドは下がり続けて、結果的には1995年には一時は1英ポンド=140円を切る円高になりました。 ですから、その後は為替で価値が半分になってしまった訳です(その人は1英ポンド=190円台で円転したそうです)。 ですから、ストップロスを掛ける事がいかに大事かが分かると思います。
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- fupuraka
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ご質問はスワップポイントについてお聞きになっていますが、為替そのものに影響はあってもスワップポイントには影響ないと考えてもらってよろしいかと思います。 量的緩和そのものは格別、意味が無かったともいえるぐらいのものです。政府が介入した小手先の手法ということにしときましょう。^^ では、これからやってくる大波と見られている金利上昇がどれだけ影響するかといえば、為替的にはこれもまた大したことにはならないと見ています。根拠としては今回の量的緩和で市場が過剰に反応していたことに気付いて、冷静さを取り戻したからです。 また、最近の為替の見方としては、為替=金利で動く物ということが一般化しています。確かに、為替をやる人は儲けを期待してやるわけなので、スワップのつく、より利益のある方向を選ぶことになるのは当然ですが、いまやそのトレンドは終息期にあるような気がします。 もっともアメリカ・ユーロの金利上昇の停止時期がいつごろかということについて、日本のゼロ金利解除と時期が重なればその影響は大きいでしょうが、おそらくアメリカが1番はじめに金利を抑え、次にユーロ、最後に動くのが日本の利上げぐらいの順番でしょうから(アメリカとユーロの順番は変わっても影響なし)結局、市場に与える影響は少なくなるはずです。 ということは結局円安局面が続くということを言っているのですが、もうひとつの質問である1ドル70円とか1ポンド150円の時代になるのかという質問に対しては個人的にはないと申し上げていいかと思います。ただアメリカやイギリスでテロが多発しだして市民の生活が成り立たないぐらいの政治不安が高まりかつ原子力発電所がその標的になるぐらいのことがなければそこまでは落ちないはずです。落ちてもすぐに値は戻ってきます。 戻ってこないのは、核保有国が実際に核爆弾をあからさまに使用しだして、着弾した時ぐらいでしょうか? その時は我々も生きていくことが、非常に難しくなっていくぐらいの事態となるでしょうね。
- masuling21
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量的緩和が解除されただけでは、ゼロ金利は続くので、日米金利差は依然変わりません。よって、円高になるのは、まだまだ先の話だと思います。 しかし、仕掛け的なドル売りが行われる口実になる場合があります。
- byakkoryu
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現在、量的緩和解除による影響はさほどございません。その後の日銀政策金利が上昇する際がポイントとなります。ご質問のような70円だとか150円といった相場はもうこないと思ってください。また、量的緩和政策以前の過去の相場は以下にアクセスしてみてください。またスワップですが、二国間の金利差が反映しますので、当面(ここ1、2年)は現在のスワップに大きな変動はないと思ってください。※理由および詳細はご質問者の知識から推測して割愛させて頂きました。