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子宮を取っても生理痛は残る場合があるのですか

子宮内膜症です。 最終決断で子宮を取ることを考えています。 ここの過去の文をさかのぼって読んでいましたら「子宮を取っても癒着部分が残っていると生理痛が残る」とあるのを読んで不安になりました。 辛い生理から永遠にサヨナラしたいのです。

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noname#2787
noname#2787
回答No.2

子宮がなくなれば生理はなくなる・・・はい、そのとおりです。それは『経血とは子宮の内膜が入れ替わる時の出血および排出される老廃物の集合』だからです。しかし出血がなくとも卵巣がある以上、女性のホルモン周期は持続します。 そこでもし、子宮内膜が子宮の中以外にもあったらどうでしょうか?その組織は子宮をとっても残ります。そして卵巣から分泌されるホルモンの変動に対して今までの子宮内膜の反応とまったく同じように反応するのです。そのときの痛みを『生理痛がのこる』と表現しています。 つまり『・・・こともある』というのはこの子宮外子宮内膜=異所性子宮内膜の存在が大きな理由なんです。これがなければ子宮を取ってしまえば生理痛はキレイになくまります。排卵痛はそのまま変わりがありませんのでもともと考えには入れていません。子宮をとっても生理痛が残るとはそういう意味です。そして異所性子宮内膜の有無は触診や画像検査では完全な鑑別ができないことが問題で、重症度の高い子宮内膜症だと一定確率でこれが存在することが問題になるんです。もちろん子宮を取ればその分は楽にはなります。 産婦人科を専門としない医師なので上手く説明しきれていないかもしれません。不明点は再度追及してください。

papapan
質問者

お礼

何度もありがとうございます。 なるほどとてもよくわかりました。 また質問してしまう事があると思いますのでそのときは宜しくお願いします。

その他の回答 (1)

noname#2787
noname#2787
回答No.1

表題に対する答えは「Yes」です。 子宮を摘出したとしても、卵巣は残り、いわゆるホルモン変動は続きます。仮に子宮内膜症があり、さらに異所性に存在した場合、そのホルモン変動に合わせて月経痛が起こりえます。これは手術時の判断によるところが大きいですが、顕微鏡的に確認することは出来ませんので一定は防ぐことができないものです。その場合、いわゆるホルモン療法を継続する必要があることがあります。 産婦人科専門医ではありませんので一般人としての回答です。

papapan
質問者

お礼

有り難うございました。

papapan
質問者

補足

有り難うございました。 追加質問があるのですがよろしいでしょうか。 基本的に子宮が無くなれば生理は無くなるわけですよね。 それでも痛むのは生理痛ではなく排卵時期に痛む排卵痛なのではないのでしょうか?

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