石垣りんさんの詩『崖』についての感想・考察
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/3919/shijin/ishigaki_rin.htm#sono-03
このサイトにもある、石垣りんさんの詩『崖』について、感想と考察をまとめてこいとの課題が出たのですが、まだ分からないところがあり、煮詰まっています。
そこで皆様の考えをお聞かせ願えたら・・と思います。
以下に注目すべき点と、それに対する自分なりの考えを書きます。
<タイトルの意味>
崖を絶望の象徴としている
<美徳、義理、体裁とはそれぞれ何か。また「やら」はなぜついているか>
美徳-敵に殺されるぐらいなら自決したほうがマシ
義理-天皇よりの玉砕命令
体裁-敵に捕まって辱めを受けるのはダメ
やらがついているのは命と比較してた他愛ないため
<「何やら」とは何か>
<「ゆき場のないゆき場所」の意味>
嫌々ながらも飛び込まなければならなかったという意味
<(崖はいつも女をまっさかさまにする)の「いつも」とは。またカッコがついているのはなぜか>
<「まだ一人~というのに」とはどういう意味か>
無理やりなため未練が残り、成仏できないという意味。
<第一連の「女たち」と第三連・第四連の「女」と、表現が違うのはなぜか>
<全体を通して女性にスポットが当てられているのはなぜか>
現代でも名残があり、軍政下では特に激しい男尊女卑の様相を表した
<総評>
この詩は現代と通じているところがある。女性差別や何かに追い立てられての死など。その原因であるものがすぐには気づかないため、それが途絶えることがない、といったことも石垣りんさんは伝えようとしている。
空欄はまだ自分なりの結論が出せていないものです。
そこのところについて特に意見してくださると助かります。
詩についての解釈は人それぞれだと思うので、
幅広いご意見お待ちしております。