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原点強制通過させたときの相関係数

原点を強制通過させたとき、つまりy=mxという関数形で回帰直線を作ったとき、相関係数rはどのように求めればよいのでしょうか。 エクセルの関数に適当なものはありますか?

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  • yuntanach
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回答No.1

もともと相関係数とは、実際のデータの分散に対する、 回帰直線から計算される予測値の分散の比(決定係数)に ルートを掛けたものです。 つまり、相関係数rは、データの組(xi, yi)に対して y=ax+bのxにxiを入れて計算した予測値をYiとして 得られた組(xi, Yi)に対して、yiの平均をμyとすると、 r^2 = Σ{(Yi-μy)^2}/Σ{(yi-μy)^2} (*) となっている決定係数がまずあるわけです。 ここから、式を簡単に表すために共分散をSxyなどで 表すと、 r = Sxy/{sqrt(Sxx)sqrt(Syy)}    (**) と変型できることから、 これが相関係数rの公式になっています。 この(*)から(**)への変型の過程ではy=ax+bのような 普通の回帰直線を前提にして共分散などで 複雑な部分を置き換えているので、zitherさんの 「原点を強制通過させ、回帰直線を強引にy=mxで表す」目的にはそぐいません。 ならば、大もとの(*)を直接利用すればいいのでは ないでしょうか。 すべてを網羅して調べたわけではありませんが、 残念ながら、ざっと見ではこれを一発で計算する エクセル関数はないようです。 エクセルで計算するなら、 例えば、xiがA列、yiがB列にあるとして、 C列にはzitherさんが求めた回帰直線の 式からmxiをまず計算しておきます。 ここからD列にはB列からyの平均を引いて自乗したもの、 E列にはC列からyの平均を引いて自乗したものを 入れておき、E列の合計をD列の合計で割ったものに ルートを掛ければ、お望みのものになるのではない かと思います。