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お勧めのSF小説を教えてください。(90年代以降)
90年代以降でお勧めのSF小説を教えてください。 学生時代までは、よくSF小説を読んでました。 アーサーCクラークが特に好きでした。SFの名作と呼ばれるものは、一通り読んでいると思います。 ただ、就職してからは忙しくて、ほとんど読んでません。 好きなジャンルは、ハードSF(?)です。荒唐無稽の冒険SFではなくて、リアルで大人な感じのSFが好きです。クラークでは、宇宙のランデブーとか楽園の泉なんかが好きでした。
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河出文庫から出ている『20世紀SF』シリーズはご存知ですか? 英米圏の短編を集めたシリーズで、 1巻 1940年代 2巻 1950年代 3巻 1960年代 4巻 1970年代 5巻 1980年代 6巻 1990年代 と出ています。 6巻目はこんな内容ですが、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462073/250-9849104-8625039 有名どころ作家が名を連ねています。 といっても私もそれぞれの作家の作品は、あまり読んでないんですけどね(^^; グレッグ・イーガンは評価されている作家ですが、1冊イーガンだけのを買って読んだら個人的には好みではなかったです。 『しあわせの理由』は楽しめましたが(楽しい話ではないが・・・・)。 このシリーズ、ハードSFとは限らず幻想的なのも入っていますが(5巻目のジェフ・ライマンが好きだ)、SFらしいと思いますし、地味目の「大人のSF」ではあります。 http://www.kawade.co.jp/np/search?ser_id=46202 以下、他の方々のご意見を否定するつもりはないのですが、一読者としての感想をご参考まで。 『星界の紋章』はちょっと読んだのですが、個人的には好きになれませんでした(ハードSFという印象は持たなかった) カバーや挿絵への偏見なのか(苦笑) 『チグリスとユーフラテス』は好きですし、SFだがハードではない、感じがします。 新井素子さんの雰囲気です。 雰囲気も文体も甘いようでいて中身は風刺的で、女性が読んだほうが風刺性や痛さが解るのではないかと思います。 詠む人によっては辛い作品だろうと思う。
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- s_hukami
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クラークが好き、ということはもしかしたら合わないかも知れないのですが、神林長平の「あなたの魂に安らぎあれ」(1986年3月)「膚の下」(2004年4月)は面白いです。 火星三部作というシリーズで間に「帝王の殻」が入るのですが、この作品は入手が難しい上、読みづらい(感情移入等しにくい)ので、読まなくても大丈夫です。 簡単に概略を説明すると人間と人造人間の物語です。 時系列順では「膚の下」→「あなたの~」です。 神林作品は、ロマンスや人情のようなものはほぼ皆無で、畳みかけられる言葉によって、異世界に迷い込んだ軽い酩酊を覚えたりする点がとても好きです。 作品によって、ムラというか差があるので、作品によっては、ハードでシリアスなSFだったり、コミカルだったりするので、賛否両論ありそうですが。 もしかしたら、「戦闘妖精・雪風」(1984年出版。2002年の「戦闘妖精・雪風(改)」は改訂版ですが、内容的にほぼ同じです)の方が読みやすいかもしれません。 しかし、この小説を読む際は、「グッドラック 戦闘妖精・雪風」(2001年12月)とセットで読んだ方が良いのではないかと思います。 そうでなければ、何となく突き放されたような未消化な気分を味合わされるのではと思うので。 癖があるので、絶対おすすめとは言い難いのですが(私が好きなので)。 ある種独特の世界観を味わいたいという人向けですが、ロマンスや友情、冒険・ヒロイックとは無縁です。
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早速のご回答ありがとうございます。 日本人作家のSFはあまり読んだことが無いので、これをきっかけに読んでみます。 >ロマンスや人情のようなものはほぼ皆無で、畳みかけられる言葉によって、異世界に迷い込んだ軽い酩酊を覚えたりする点がとても好きです。 →ロマンス人情系は苦手なので、私にあってるかも・・・。ご推薦ありがとうございます。
- mshr1962
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第1巻が87年初版なんでぎりぎりですかね。 谷甲州「ヴァレリア・ファイル」初版は角川スニーカー全5巻 中央公論新社のC★NOVELで上下巻で復刊 記憶を取られたヴァレリアが、取り戻す為にハッカーの助けを借りる話 相手は大手の商社と軍です。 夏見正隆「たたかう! ニュースキャスター」初版は朝日ソノラマ文庫、加筆修正されて朝日ソノラマノベルズから販売中 現3巻 宇宙人に融合されてヒーローになったニュースキャスターの話 おかげで、仕事中にヒーローにならなければならず怒られてばかりの毎日 初めの宇宙人に融合されてヒーローになる所意外はリアルだと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 日本人作家のSFはあまり読んだことが無いので、これをきっかけに読んでみます。
- j-m
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太陽の簒奪者 野尻 抱介 (著) 内容(「BOOK」データベースより) 西暦2006年、水星から突如として噴き上げられた鉱物資源は、やがて太陽をとりまく直径8000万キロのリングを形成しはじめた。日照量の激減により、破滅の危機に瀕する人類。いったい何者が、何の目的でこの巨大リングを創造したのか?―異星文明への憧れと人類救済という使命の狭間で葛藤する科学者・白石亜紀は、宇宙艦ファランクスによる破壊ミッションへと旅立つが…。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150307873/hatena-22/ref%3Dnosim/503-3928140-0367151 チグリスとユーフラテス 新井 素子 (著) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087743772/hatena-22/ref%3Dnosim/503-3928140-0367151 出版社/著者からの内容紹介 宇宙暦363年。惑星ナインに移住した人類は原因不明の人口減少をたどり、最後の子供・ルナがたったひとりナインに取り残される。「生きること」の意味を問う超大作。第20回日本SF大賞受賞作。 ↑私も25年ぶりに読み始めました。 最近読んだ90年代以降唯一のSF作2冊なのですがお気に召しますでしょうか?
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早速のご回答ありがとうございます。 日本人作家のSFはあまり読んだことが無いので、これをきっかけに読んでみます。 新井素子は別の小説を読んだことがあるので興味があります。
- anchorage
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小川一水「第六大陸」 森岡浩之「星界の紋章」「星界の戦旗」 あたりはどうでしょう。かなり緻密な設定です。 星界シリーズはアニメにもなっていますが、小説の方がいいと思います。
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早速のご回答ありがとうございます。 日本人作家のSFはあまり読んだことが無いので、これをきっかけに読んでみます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 短編集で色々な作家を読み比べるのは良い方法ですね。 とりあえず6巻目から読んでみます。ありがとうございます。