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かちかち山は二種類ある?
こんばんは、昔読んだ絵本「かちかち山」についての質問です。 高校の友達とその内容で二分してます。 私が読んだのはタヌキがおばあさんを殴り殺し、最後はウサギによって泥舟にのせられ 沈んでしまうという内容でした(タヌキは死ぬ) でも友達が読んだやつはおばあさんは殴られるけどケガしただけで死なない。 さらにタヌキも最後は泥舟に乗せられるけど、反省した所でウサギに助けられ お爺さんの所へ行き謝って家の手伝いをするという内容らしいです。 クラスの子にも聞いてみたんですが、最後のタヌキは曖昧な回答が多かった中で、おばあさんが死ぬか死なないかは完全に二分されました。 その子だけや私だけが言うなら記憶違いもあると思うのですが、クラスの子が大体どちらかに分かれてることから「かちかち山」は二種類あるのでしょうか? 何かくだらない質問ですが気になるので知ってたら回答おねがいします^^;
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じいさまは山に行ってたぬきを生け捕りにして帰り,たぬき汁でも作っておいてくれとばあさまに預ける。ばあさまは言われたとおり,たぬき汁の準備を 始めるが,途中で意識を取り戻したたぬきに騙されて殺されてしまい,逆にばあ汁にされてしまう。 外から帰ったじいさまは,それとは知らずにばあさまを煮た汁を食ってしまう。やがて姿を現したたぬきにそれを知らされ悲嘆にくれてしまうのだが,泣 きひしがれるじいさまのもとにうさぎがやってきて,「よしわたしがかたきをとってやる」と言って,敵討ちを始める。 でたぬきがウサギに殺されるというのが元々の内容です。 でも、質問者さんの挙げているのは両方とも正解といえます。確か、元の内容があまりに残酷だったから子供向けにアレンジしたのがもうひとつの方ですので。 2つのパターンの本どちらを読んだかという事ですね。
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- meri-san2
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ほとんど、皆さんの言われているとおりだと思います。 「本当はこわい日本むかしばなし」なのかも知れません。 ミキハウス(三起商行)の「かちかちやま」の絵本を一度見てみて下さい。 絵・文/田島 征三さんのもので、やはりたぬきがおじいさんにばば汁を食べさせたというもの。 にくらしいタヌキ、悲嘆にくれるおじいさん。 そんなおじいさんの姿をみて、ウサギがタヌキに仕返しをする。 ウサギが敵を討ち、タヌキが死んだことを知って、はじめておじいさんが前のように元気に働き始める。 そのおじいさんの表情がとても印象的です。 今いろいろな事件がありますが、大切な人を失った人は、その犯人の命があるかぎり、かなしみは癒えないのかも知れないなぁ・・・と思ったりもしました。 タヌキに仕返しをするウサギを、小さい頃はエライと思い、大きくなってウサギはやりすぎ、ひどいやつだと思っていましたが、この絵本を見てからは、またいろいろ考えさせられました。 田島 征三さんの「かちかちやま」必見です。
お礼
なんかすごく怖い雰囲気ただよう「かちかちやま」ですね。 きっと絵柄も相当雰囲気がありそうです。 紹介してくださった本、探してみようかなと思います。 回答ありがとうございました。
- mio_design
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両方とも正解です。我が家には2バージョンの、かちかち山の絵本があります。前者のパターンが、実際の物語ですが、アニメタッチの絵本にするには、あまりにも残酷なので終わりを変更しています。後者のパターン(狸は助かる)の絵本の巻末に、実際の結末と相違について説明がありました。 有名な「桃太郎」にしても、元々の原作は、川から流れて来た桃を食べたら、おじいさんとおばあさんが若返って、元気になり、それで子供を作り、名を桃太郎とした。というストーリーでしたが、教育上アレなんで、桃から生まれたと変更されてます。またエンディングも鬼退治して桃太郎は鬼が島から宝を持ち帰るというパターンと、鬼から差し出させた宝を「宝はいらん、姫を返せ」と都から連れ去られた姫を奪還するというパターンもあります。 逆に書き出しが変わっている例としては「3匹のこぶた」も元々は貧乏で養えないので、親豚は子豚たちを強制的に独立させるという書き出しです。でそれぞれ藁と木とレンガで家を建てる、という流れに繋がります。
お礼
両方お持ちなんですか!すごいですね。貴重な情報です。 やはり残酷な描写のせいで、終わりを変更してるわけですか。 でもちゃんと巻末に実際のパターンとの相違の説明もあるんですね。 「桃太郎」も確かにそれは露骨すぎますね; ちなみに結末は私が知ってるのは鬼退治をし、宝を持って帰るというパターンです。 「宝はいらないから姫を返せ」の方がより正義の味方っぽいのかな? 「3匹の子ぶた」は書き出しも変わってたんですか!こうなってくると絵本を読むにあたって何処までが原作通りか疑いそうです^^; 回答ありがとうございます!
- keisan7774
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no1の方が既に回答をされていますが、「おばあさんは逃げ出したタヌキにばばあ汁にされ、おじいさんが知らずに食べてしまう」というストーリーが下記URLによるとよく広まっているストーリーだということです。 かちかち山に限らず、おとぎ話は原本ではかなり残酷な表現が用いられていることが多く、ややマイルドにした亜流が出回るのが通例となっているようですね。 (トリビアの泉でも過去に採り上げられていましたが、3匹の子ぶたも狼に兄2匹が食われ、その後末弟がその狼を食べてしまうという話でした。その後ウォールトディズニー社がソフトな話のアニメを作り、やがてそれが世界標準の「3匹の子ぶた」になった、らしいです。) 真剣に探してみれば2種類だけでなくもっと沢山種類が出てくるかもしれませんね。
お礼
そうなんですか、私が読んだ方がどちらかというと原本に近く、よく広まってるんですね。 参考URLも見せていただきました。 可愛い感じの絵ですが、内容はやはりすごいですね; マイルドにした亜流が通例・・・というのも今考えると納得します。 子供の頃は何も考えずに読んでたのに。 「3匹の子ぶた」もそんな結末だったんですか!? うーん、確かに今まで読んだおとぎ話も、探してみるとまだまだいろんな結末が出そうですね。それも面白そうです。 回答ありがとうございました。
- bambino302
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最近では昔話の残酷な終わり方を嫌って、仲直りしたりしてうまくいくエンディングにお話を変えることがあるようです。例えば「ありとキリギリス」も確かキリギリスが冬に飢えて死ぬというパターンとありに謝ってご飯をもらうパターンがあると思います。確かに死んだりバチが当たったりする昔話は多いですが、それは悪いことをするとこうなるよという子供への教訓話ですから、それを教育上悪い(?)といってうまい具合に変えてしまうのはかえって教育上どうなのって思ってしまいます。 つまり、あなたの話もお友達の話もどちらも存在するということです。
お礼
「アリとキリギリス」の話にも二通りあるんですか。 私が知ってるのはやっぱりキリギリスが最後死んでしまうやつです。 そうですよね、確かに教育上よくないという名目で何でもかんでも差し替えするのはどうかと思います。 悪い事したり怠けていればちゃんと罰が当たるという教えはとても大事だと思います。 私達だって子供の頃それを読んで育ったんですから。 何より元の話がどんどん隠され、失われていくのが怖いですね。 回答ありがとうございました。
- haruka96
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私も昔読んだのはmimi1984さんのものと同じような内容でした。でも、このタヌキっておばあさんにタヌキ汁にされるところを、そうはさせじとおばあさんに手をかけて逆におばあさんを……と、そういう感じの筋運びじゃなかったでしょうか。残酷すぎますが; タヌキは正当防衛だったってことでしょうか。でも動物だから正当にはならないか。
お礼
やっぱりそうですよね! そうそう、タヌキ汁という言葉がどこかで出てきたなーと思ってたんです。 そういえばお爺さん、おばあさんも結構ヒドイですよね。 でもそこで自分を守るためとはいえおばあさん殺すタヌキもやっぱりヒドイ・・・。 友達にも私の説明を聞かせると「残酷すぎる」って言われました(笑) 回答ありがとうございますね。
お礼
その元の話すごすぎますね^^; 私が読んだ本ではさすがに「ばあ汁」まではいきませんでした。 さらにそれをお爺さんに食べさせるとは・・・。 そこまで来るとウサギに仇討ちされたタヌキにも同情の余地が薄れるような・・・。 なるほど、確かに残酷すぎるので子供用にアレンジされたのが私や友達が読んだやつですね。 クラスの子もそのうちのどちらかを読んだ、そういうわけでしたか。 回答ありがとうございます。