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日本の外貨準備残高90兆円はどのように活用されるべきなんでしょうか
日本の対外純資産は180兆円あって、その半分の90兆円は外貨準備残高と聞きます。国民経済が長年にわたり貧しさに耐えて海外から獲得してきたお金なんだと思うんですけど、その90兆円の外貨準備はほとんどが、米国国債で所有されてると聞きます。 米国と言えば貿易赤字が毎年100兆円。 その上、最近の財政赤字は年間50兆円。 いったい汗水たらして国民経済が蓄えたお金の大半をこのような形でしまっておいてよいものなんでしょうか。いったい誰の責任で、この財産は運用してくれているんでしょうか。緊張感のない資産管理は国民年金で最後にしてもらいたいんですけど、誰に言えばいいんでしょうか。
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#2さん、とても分かりやすいご説明ありがとうございました! 本当に!中曽根さんに降りかかったプラザを受けざるを得なかった状況とは何だったのでしょう?! つい!数ヶ月前まで、根源がそこにあることすら!知らないで暮らしていました。。リーダーの判断はとても大きく国の将来を左右するのを思います。。 【蜜月期にある現在の日米関係では・・・】 Mmmっ・・蜜月なら日本は新婦か愛妻でしょうが、何となく、ギャングのボスのアメリカの旦那に!揉め事の揉み消しばかりさせられてるオンナ(ドラマでする“小指”)みたいいな感じがします・・・bbb・・ 【日本の歴代政権が何を考えていたが、どのような圧力を受けていたか】S62年、唯一?宮沢さんがアメリカの日本為替攻め(略奪?)にもの申した、ベーカー米財務長官との対談内容も明らかにはされないままなのも不審、怪しい。。今風でいうと、【透明性】が全く無いのが日米関係?! 一応!?!竹中蔵相の職業、エコノミストがそこを確りと探る?読む?のもお仕事のようですが、、どうなってるのでしょうね?! 日本のエコノミストって、米経済に立脚した上での日本経済としてしか前提されないのかしら?! 中国に靖国参拝、教科書ぐらいで、内政干渉を問題にするよりも、アメリカの日本経済蹂躙に一言申し上げる勇気が無いほどまでに、何で、中曽根さんはアメリカに日本経済の下駄を預けたのでしょう?! 【実質は金本位制度が・・】 1971年、べ戦で米対外国債務は$400億超、金保有量はわずか!$90億余。で、金$本位制が維持できない、日本以外の同盟国(特に仏)は猶予せず、強引に金$交換を迫ったと言う。 五十代以上ならご記憶があるでしょうが、当時、【石油資源が30年以内に枯渇する】というガセネタまでを権威ある一流学者・科学者らのローマ・クラブを使って石油の高騰を煽る。ローマクラブ自体が、オリベッティ社(本業は斜陽?)の副社長で石油王のアウレリオ・ベッチェイ(Aurelio Peccei)博士が設立した民間のシンクタンク。アメリカのやりそうなこと!? 当時、そろそろ、、金(gold)の必要性より石油の必要性がはっきりしてきて、アメリカが金でなく石油に$兌換戦略をのせたのが、中東石油地帯での行動と見ると、納得いくように思えます。フセインは世界で初めて!石油決済をユーロでしたというので、米国は目の敵にした。。と言うう風に。。 石油を$が独占するにあたり、キッシンジャーがOPECの中心サウジアラビアに1971年軍事援助秘密協定を結び、73年、エジプト軍の対イスラエル奇襲が引き金になりオイル・ショックと今に続く中東の治安状態。。 アメリカがイスラエルに軍事・経済援助することで紛争は長引く。。 【最近は地味ながらユーロも強いですね。】 20世紀、核軍事力で力の均衡でバランスを取りましたが、世界経済では今、$一人勝ちよりは、【ユーロ】も、それでも、二極化でバランスとしては二元的で不安定。。だから、アジアでも共通通貨を作って、バランスを取るようにするというのは、どうでしょうか? 【しかし日本の外貨準備高は証券が大半です。しかも、アメリカの証券です。非常時、アメリカとの対立に際しては紙切れと化してしまいます。】 ばりばりのDV(家庭内暴力)の夫にすがりつく妻?あちこちに武器経済援助してるから、オンナの一人?のような関係じゃないでしょうか・・?しかも、本妻(中東)に高い石油代を支払わされて。。?! その拠所が【安保】「私を守ってくれるから」、、てのは、、どう考えても・・何だか、、ヤクザとその女って関係に思えるのですが・・ 小泉劇場では、どう言う風に脚色するのでしょうか?? 【石川康宏>日本財界のアメリカへの従属と過度の依存:】 カレル・V・ウォルフレンさん、外国人に今更言われなくても、昭和60年前後、多くの日本の国際政治経済学者らが中曽根首相名指しで、専門書だけでなく、一般庶民向けにも分かりやすく、当時の日本政府の方針がもたらす将来の危機を説いた。。 が、、彼らは、、どう言うわけか、、角栄さんの失脚とともに、、私たち庶民が触れるマスコミから姿を消されたような気がしています。。
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- pluto002
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例えば、こんな話があります。あるところに金融技術、知識を持った男が一攫千金を目指し、仲間を集めXYZマネージメントという金融の会社を作りました。そして最初の仕事として、X市に国債発行の話を持ちかけます。X市はゴミ処理の問題を抱えていましたが、そこに当てる資金がなく四苦八苦していました。そこに"ある男"が現れ、満期40年の国債を発行し一般市民から資金を調達し、それで市民のゴミ処理場を建設してはどうかと話を持ちかけました。X市長はそれを承認し国債を発行しました。XYZマネージメントは金融商品としてX市国債を作り、その手数料収入を得て、また発行した国債を大量に購入し、その後上手く売り抜け多額の利益を出す事ができました。その後もXYZマネージメントは、数多くの金融商品の話を企業や市町村に持ちかけ多額の利益を出していきました。 しかし、ある年、XYZマネージメントは投資先の事業失敗が重なり倒産してしまいました。 "ある男"はその後はどうなったか?巨万の富をもちリゾートで贅沢三昧な暮らしをしています。さてこのある男、XYZマネージメントが倒産したにもかかわらず、なぜ巨万の富を得ているのか? まず、XYZマネージメントは長期国債の発行を持ちかけ、市はそれに乗っかり資金調達をしゴミ処理場を建てます。ここでの問題はゴミ処理場は利益を出さないし、経済活性化にもつながらないという事です。ゴミ処理場が利益を出すのならば、その利益を将来の満期の際の支払いに当てればよいわけですが、ゴミ処理場ではそうは行きません。しかし満期の支払いは40年後であり、その頃にはある男もお間抜けなX市長も、もうな~にも関わりもないし法で罰せられる事もありません。 続いて、XYZマネージメントの投資先が事業に失敗が重なり倒産してしまった話。 XYZマネージメントの投資先は、ある男たちによって作られた企業、または目をつけられた企業であり、あらかじめ数年間だけの事業運営を目論み、その間そこにバンバン資金を流していきます。その間にその企業の株操作やリベートによって、ある男 たちは多額の資金を得ていきました。 上記の話はフィクションです。しかし、アメリカには満期30年などの長期国債のような金融商品が沢山存在し、これに似た話(噂)もあちらこちら存在しているという事です。将来のドルをどう評価するのか非常に難しい問題ですが、上記のような話が横行するアメリカドルは、警戒され日本以外の国はアメリカ国債が怖くて買えないというのが現状のようです。 しかし、海外に資産をいっぱい持っているという事は、例えば原油が減り更に高騰した時に、円が仮に弱い状態だったとしても、多くのドルないしユーロを持っていれば、その資産で原油を買えば安く買える(円で保有してそのお金で買うより)という事ですので、そういう意味では良い備えといえるかもしれません。右のポケットに円通貨を入れて、左のポケットにドル通貨を入れて、ズボンのポケットにはユーロを入れておく。教科書的な意味合いでいえば間違っていないのですが。 ニクソンショック以降更にそれらの問題は拡大し、そんな国の国債を大量に保有し、現在では売るに売れない身動きが取れない状態です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF なども参考にどうぞ。
- lvmhyamzn
- ベストアンサー率8% (50/617)
対外純資産の意味を知っているんでしょうか。おそらく全く理解してないか、知っているけど嘘を言っているかのどちらかだと思いますが。 日本からの投資と日本への投資の差であって、 「長年にわたり貧しさに耐えて海外から獲得」とか とは関係ありません。 対外純資産が高いというのは、日本国内には金儲けの案件がなくて、海外には金儲けのチャンスが多いというだけのことです。 アメリカが国際収支で赤字というのはアメリカには金儲けの話がごろごろしていて、アメリカ国内だけではなく、世界から株や債権を買っているからです。 それに、質問にあるように、日本(政府も民間も)は米国債をたくさん持ってます。何か問題あるのでしょうか? 明日、野村證券とか三菱UFJにでも行って、世界で一番安全な債権債券は何かて聞いてみたらどうでしょうか?聞いてきた上で質問してください。
補足
あのう、誰かがただでお金くれる訳ないでしょうから、お金が無ければ借金しないと投資できませんね。親達の代から住んでる土地に自分達で家を建てる以外によそ(外国)の土地に貸ビルを持ちたければ、輸出品で儲けるか借金するかしないと手に入らないでしょう。 借金以上に投資できていて純資産として政府統計に現れてるってことは働いて儲けたって考えればいいと思いますけど。いったい統計ってそういうことを知るためのものだと思いますけど。 政府も民間も世界一安全な債権にこだわってるだけなんですか? 安全だけ見ていれば資産管理できるんだったら証券会社って必要ないのでは。資産運用して儲けるために証券会社ってあるんですよね。ちょっと、話が偏っているように思うんですけど、それはわざわざ証券会社に聞いた方がいいことなんですか?
- bigskul
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えっとまず始めに、対米貿易は黒字ですよ? 貿易赤字だ制裁だって言って騒いでいるのは日本ではなくアメリカの方ですよ? 誰の責任で運用されるのかという質問ですが、外国為替資金特別会計を預かる財務省国際局の仕事です。 外貨準備金というのは主に米国債という形で保有されているので、その運用方法としては主に ・保有し続けて運用益を得る ・市場介入時に売り買いして利益を得る などがあると思います 質問者様は、「米国債なんぞうっぱらっちまえ」と仰るのかもしれませんが、米国債を売って円高になると、大手の輸出企業では1円の円高につき数十億~数百億円も収支が減少してしまうと言われています。 内需に十分な体力が無いうちに外需が頭落ちになったら・・・ さらに急激ドル安はそれどころか世界経済にも影響を与え、それは日本の経済にも波及します 昔橋本総理が冗談で米国債に売却に触れたことがありましたが、結果は「ブラックマンデー」以来の大幅安です それこそ緊張感の無い資産・・・いや経済管理ですよ http://www.mof.go.jp/jouhou/kaikei/tokkai/160311c.htm http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/gaitametokkai_170404.htm 「外為特会をこれ以上大きくしない」為には経済構造レベルの変革が必要になります。 外為特会に関して意見・要望・疑問などがある場合は電話でもするか、以下までフィードバックを送信してはいかがでしょうか? https://www2.mof.go.jp/enquete/questionnaire_jp.html
- shuhua
- ベストアンサー率45% (72/158)
こんにちは。 なけなしの知識を振り絞って考えてみました。 1.日本とアメリカが対立する。 2.アメリカが在日米軍の撤退をさせる。 3.日本が外貨準備高のうち大半を占めるアメリカ国債の売却・解放を実施する。 4.アメリカが報復措置としてアメリカ本土内の日本の資産を凍結する。 5.アメリカの後ろ盾を失った日本に対し、中共が同盟or国交断絶を迫る。 とまぁ...蜜月期にある現在の日米関係ではありえない政変でしょうが・・・。 戦後日本の歴代政権が何を考えていたが、どのような圧力を受けていたか存じませんが、日本の外貨準備の大半がアメリカ絡みです。アメリカの外貨準備高は、国力の割に規模は小さいといわれますが、その内の大半を金(=Gold)で保有しています。実質は金本位制度が蔓延っているわけですね。このことがUS$を世界の主流としていました。最近は地味ながらユーロも強いですね。これも実質は金本位体制です。しかし日本の外貨準備高は証券が大半です。しかも海外、すなわちアメリカの証券です。非常時、アメリカとの対立に際しては紙切れと化してしまいます。 財務省>統計資料>外為・国際通貨制度>外貨準備等の状況(平成18年1月末現在):http://www.mof.go.jp/1c006.htm アナログシステム研究所>近づく通貨危機と世界恐慌の再来:http://www.fsinet.or.jp/~eureka21/4ASI/4001.htm 石川康宏>日本財界のアメリカへの従属と過度の依存:http://web.digitalway.ne.jp/users/walumono/ronbun20043zenei.htm >>
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
国の財産の管理運用は財務省が主管していますから、責任者は財務大臣であり、それを統括する総理大臣ということになりますね・・・。 米国国債の保有については、資金運用面というよりも対米施策(国策)として行われている面がありますから、単純に処分できる話にはならないと思いますが、そうした疑問を持ち続けるということは大切なことだと思います。
お礼
詳しいご説明をいただき有難うございました。それにしても、米国債を売ってもいいのではと言った橋本総理が選挙で敗北したり、宮沢さんが不信任になったり、東芝の関係会社が武器輸出禁止でひっかかったり、 米国支配から脱け出す兆しを見せたもの達が、ことごとく失脚するのは不思議です。