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河川をまたぐ県境
地図を眺めていたら、川(利根川)沿いの県境が意外なほど入り組んでいるのが気になりました。 半端な面積で、向こう岸への飛び地があります。 これだけの大きな川なのになぜきっちり河川を境に出来ないのでしょう。
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逆で大きな川が故に、流水量等の面で、川幅は極論すれば毎日の如く、変化しており、仲良く中心線で云々とは行かないって事でしょうね。 例えば多摩川は下流の世田谷区と(川崎市)高津区との間を流れて、東京湾へ注ぎますが、二子玉川付近では北岸の陸上を、そして、少し上流の狛江市付近では川崎市側の南岸の、各々陸上を都県境界線が通っています。 莫大な手間を掛け続ければ、川の真ん中を境に出来る可能性は有得ますが、市町村(or都道府県)毎の統計を弾き出す時、面積が変動するのではかえって不便になりかねない訳です。 それ故、川が流れていても水上ではなく、どちらかの側の陸上を境界線を通した方が合理性を有する、場合も有り得るのです。
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- alpha123
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河川改修の結果でしょう。かつては自然に蛇行していたのがいまはコンクリートで真っ直ぐです。 飛び地があっても無人なら影響少ないが、相模原市と町田市(東京都)の間なんて数軒かたまりで交互にどちらの岸にも飛び地があります。家買った人が「えっ、ここは東京(神奈川)」といいます。 水源確保のために東京市が神奈川県から分捕った地域で改修で飛び地。 大牟田市と荒尾市は町田市と相模原市も同じで、一部は境川に県境がなく街の中に県境。 利根川流域は河川改修で多くの河川飛び地。 茨城県と千葉県の県境もそうです。
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ありがとうございます。 そもそも川は蛇の様にうねる物でしたね。 行政間での分捕り合戦も面白い話です。
- 大明神(@bathbadya)
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県境はもともと江戸時代の藩の境が基準になっているんではないかな? で、その後の洪水などで流れが変わってしまって、県境と川の流れが合わなくなった? ちなみに他の県内に飛び地がある県もありますよ。
お礼
ありがとうございます。 いったん決めた境界を変更するともめごとになるのでしょうね。 たしか奈良でしたか、変な飛び地がありましたね。 あれは昔の地主の領地のせいなんでしょうか?
- Jodie0625
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長い年月の間に、川岸が浸食されたり、反対側は陸地になったり、河川改修が行われたりすることで川は流れを変えます。 県境を決定した当時は川の真ん中で区切られていたものの、そのたびに県境を決め直すわけにもいかず、入り組んだり飛び地になったりしていると考えられます。
お礼
ありがとうございます。 言われてみれば、昔は違う所を流れていたと言う話も聞いた事があります。
お礼
なるほど! それはそれで、合理的な考えですね。 う~ん、発想の転換と言うか、大変面白い話です。