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「運用・設計」とはどういう仕事?
最近勤め始めた会社なのですが、IT企業で「運用・設計」という仕事にまわされました。JCLというのを学び始めているのですが、この、職種・部門というのはどういう仕事の内容なのでしょうか。出来上がったプログラム同士をどう組み合わせて、使っていくか、また、システム全体で改善の余地があれば、それを提起して修正案を出していくということですか。どうも同じ仕事をしている人たちを見ると、コンピュータ関連の仕事とはいえ、技術職というより、結構、他部署への作業の依頼・手続きなど、事務的な作業が大半のように思えるのですが…。私は結構「開発」志向なので、このままではやりたいこと(開発)ができないのではと心配です。
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運用とは、開発が終了して顧客に納めたシステムを顧客の要件を満たすように決められたルールに従い稼働させ、その機能を最大限に発揮できるように支えていく業務です。航空会社でいう、メンテナンス部門、グラウンド業務部門でしょうか。パイロット、客室乗務員だけでは飛行機は飛びませんよね。 >他部署への作業の依頼・手続きなど、事務的な作業が大 システムのテストは済んでいても、実際に稼働することで見つかる潜在的な不具合というのはありますし、データの内容によって引き起こされる不具合もあります。そのような場合、運用チームだけでは対処に限界があるため、開発部門と密接な連携を取る必要があるのです。 開発部門は、常に最新の技術を取り入れて試行錯誤し、ものを作り出していくという一見見栄えがよくて、これぞIT企業という部門ですが、運用部門は地味だけど縁の下の力持ち的な存在と言えます。 業務として運用サービスまで提供し、しっかりとこなしていける会社では、運用サービスが安定して稼げる、収益の大きな柱となっているところがほとんどです。余談ですが、ボーナスは期待できるかもしれません。 >私は結構「開発」志向なので、このままではやりたいこと(開発)ができないのではと心配です。 furoruさんが勤めた会社が、システムのライフサイクルの全般(コンサル~設計~製造~運用)をカバーする会社なのであれば、いずれ開発にもチャレンジしたいということを上の方に伝えておくのがいいでしょう。将来開発部門を担当する上で、運用業務の経験は大きな財産です。 システム会社では、配属が開発部門になると、それ以降運用のことをまったく知らないまま管理者にまでなってしまうということが、よくあります。本人が希望しなかったということもあるでしょうが、開発の現場では運用フェーズに入った際の運用容易性、柔軟性、拡張性など、いろいろな視点から設計・製造を行えることがいいシステムを作る上で必要だと私は考えます。
お礼
回答ありがとうございます。以前よりイメージが湧きました。