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ネットワークの設計・構築・運用・監視・保守とは?
ITネットワークの仕事で設計・構築・運用・監視・保守といった業務職種がありますが、 私はイマイチ実際の日々の業務内容がわかりません、これらの業務への転職を検討中ですが、 ぜひ経験者の方々から長所と短所、オススメ点やオススメしない点などを教えていただければ幸いです。あと、これらの職種への適性などもご意見お待ちしています。 これらの業務をこなすにはエンジニアとしての知識が必要なんでしょうか? また、必要でない分野はどれでしょうかなどおしえてください!
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- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
以前、勤めていた会社に「ネットワークシステム部」って部署がありました。 その会社は、派遣がメインでした。 そして、前の回答にあるようなネットワーク機器の設計や構築という幅広い知識やスキルがいらない、「運用・監視・保守」という以下のような仕事を担当していました。 PCやケーブルを運搬して、PCのセッティング、机の下にケーブルを敷設する汚れ&力仕事。 新しいネットワークが必要な部署からの依頼書類を受け付けて、書類をチェックするという事務系の仕事。 ネットワークは24時間、監視が必要ですので、3交代でネットを監視し、異常があれば、「他社の技術部隊に電話で知らせるだけ」の仕事。 私は、このネットワーク部に配属された若い方より以下のような相談を受けたことあります。 「こういう仕事を何年もやっていてもネットワークのスキルって上がりませんよね?先輩のようにソフト開発をやっているなら開発スキルが身につくかもしれませんけど、私は今、自分の将来がとても不安なんですけど・・・」 私の回答は、「部門の異動を願い出るか、それがダメなら会社を辞めることだね。早いほうがいいよ。どうせ、そこにいてもスキルの必要な仕事が回ってくるはずは絶対ないから。」 なんて言ったものですね。
- nabe3desu
- ベストアンサー率46% (253/550)
過去に同様のご質問がありましたので、まずはご参考まで。 http://okwave.jp/qa/q2709848.html ■設計 あくまでも一例ですが、企業や、学校、自治体などにネットワークを導入する際には、”導入仕様書”が公表され、これを読み解いて要求される機能を満たしたネットワークを構築する必要があります。この導入仕様書を作成するのが基本設計で、これらを具現するのが詳細設計になります。簡単に言うと、各フロアや建屋内でPCやタブレットを利用可能にするために必要なものを用意することです。壁にLAN用のコンセントを用意したり、天井に無線APを取り付けたりといった工事をする前に、どの場所にどの程度の個数用意するかを決めていくのが詳細設計になります。各フロアには、スイッチを設置し、LAN用コンセントや無線APを接続するわけですが、この数によりスイッチの実装ポート数や台数を決めます。スイッチの台数が決まれば、これらの機器をフロアのどこに設置するのかを決めます。そこへの電源容量や空調設備なども考慮する必要があります。これらのフロアスイッチを集約するコアスイッチは、サーバ室内に設置されることが多いのですが、利用するアプリなどにより、サーバの台数や種類も大きく異なるので、これらのトラフィックを十分に処理できる能力を持った機器を選択する必要があります。無線LANでは、セキュリティの方式を決めるのが基本設計で、実際のSSID名や暗号化キーを決めるのが詳細設計になります。詳細設計では、ネットワーク機器を選定する必要がありますが、メーカーは数社あり、1社の中でも機種はいくらでもあります。 と、まぁ設計だけでもこれだけあります。構築は実際の工事(取付や配線、接続)や性能試験が入ります。構築が終わると、運用、保守となりますが、企業のサービス内容によりサービスグレードはケースバイケースです。概ね費用見合いで決定されることがほとんどですが、金融系や病院などではとりわけ高いグレードのサービスが要求されます。障害発生から復旧までの時間がコミットされるなどです。ご質問の職務を1社で全部対処する企業もあれば、協力会社や関連企業に発注するケースもあり、担当業務も一人で全てこなす案件もあれば、グループで分業するケースもあり、転職される企業によるでしょう。 オススメ点としては、思い通りのものができた時の達成感でしょうか。個々の機器をシステムとして機能させることで、ものを作る製造業では味わえないものです。当然幅広い知識やスキルが要求されますが、転職される企業が、どのあたりに注力しているかをお聞きになって、それを中心に勉強されるのが良いと思います。推奨される資格や技能などがきっとあるはずです。最後まで頑張って下さい。