>雇用保険に加入している人の人数分労災にも加入しなくてはいけない
ではありません。
雇用保険と労災保険の適用範囲は異なります。
雇用保険は、「週20時間~40時間の労働者(雇用されている人)であり、65歳未満」の人に
支払った賃金にかけるものです。(65歳以上でも雇用保険は継続可能ですが、雇用保険料は発生しないので)
※年度初めの4月1日時点で64歳の人は、その年度から雇用保険料が雇う側も被保険者も発生しないことになります。
労災保険は、全ての労働者(労働時間・年齢関係なし)にかけるものであり、
また、「特別加入」といって雇用者(雇う側)も
加入できるものがあります。(事務組合などに加入しなければダメですが)
また、出向者がいる場合には雇用保険は出向元で入るものですが、労災保険は出向先で入るものとなります。
なので、「雇用保険をかけている人数」と「労災保険をかけている人数」はことなることが
ありますよ。
「10人従業員がいたら・・・」というような解釈の仕方はないと思います。
ただ、雇用保険は保険料率が3パターンしか(職種により異なる)ありませんが、
労災保険には「メリット制」といって
本来支払うべき保険料率よりも格段に低くなることがあります。
(でも、労災率が多いとダメなのですが・・・。)
補足
質問の仕方が悪かったみたいでしたので補足させていただきます。 雇用保険に加入している人の人数分労災にも加入しなくてはいけないないのでしょうか? 「10人従業員がいたら労災は5人分しかかけなくてもいい」と聞いたことがあるのですが・・・・ よろしくお願いします。