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株と社債について
株と社債について勉強していて、分からないことがあります。 株に関しては、会社は株主に資本を返済する必要がなく、社債に関しては、しなければないらいそうですが、それならばなぜ、みんな社債を購入しないのですか? あと、社債は他人資本で、株式は自己資本と書いてあるのはなぜなんでしょう?
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上場している会社の株をイメージすると混乱してしまいます。そこで上場する前、会社をつくる時から考えた方が理解しやすいと思います。 会社を新たにつくっても、お金がないと机も鉛筆も買えなければ事務所を借りることもできません。 そこで、会社を作る時はお金を出し合って机や鉛筆を買い、事務所を借りるのです。つまり、お金を出して会社のオーナー(持ち主)になるのです。 けど、お金を出した(出資した)人にもメリットがなければ誰もお金を出しません。そこで、お金を出した人には、会社のオーナー(持ち主)の印として株券を発行します。そして、その会社が儲かると、配当金が受け取れたり、ものすごく配当金が多いと人気が出て他の人に高値で売却できたりします。 一方、会社が儲からないと配当も貰えなければ、人気も低くなり、他の人に販売しようとしても安くでしか買い手がつきません。 つまり、 (1)株を持つことはその会社の持ち主になること。 (2)株は会社の儲け次第で、得したり損したりします。 (3)会社の持ち主の印なので、株には期限がありません。 上場している株式会社は、ライブドアでも、三菱重工でも、どこでも同じようにして会社を作っています。 社債は、会社の借金です。当然、借りたものは返さなければなりません(転換社債など一部の例外はありますが・・・基本的には同じです) なので、返す時期を決めています。また、借りているので利子も払います。 また、期限まで所有し、その会社が潰れなければお金が返ってくるので安心です。(期限前に売却すると、会社の業績や売却する時の金利次第では儲けたり損したりします。しかし株ほど大きな変動はしません!!) つまり、 (1)社債は会社の借金である。 (2)期限前に社債を売却しようとすれば、会社の業績や金融状況で儲けもすれば損もします。 (3)期限まで持っていれば、その会社が倒産しない限りお金が返ってきます。 株も社債も会社の業績次第で儲けもすれば損もします。 しかし、社債は株ほど大きな変動はしません。 また、社債は期限まで持っていると会社が倒産しない限り業績が悪くてもお金が返ってきます。
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- merlionXX
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株と社債はまったく別物です。 株を買うということはその会社に出資して自分が株主、つまり持分に応じたオーナーになるということです。だから自己資本です。 社債は、その会社にお金を貸しただけですからあくまで他人なわけです。 また、社債は満期になると返されますが、社債を買った人の利益はあくまで利息分(インカムゲイン)だけですね。 株の場合は、値上がりしたときに売れば売買益(キャピタルゲイン)を得られます。