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どうしてもアメリカで就職したい
はじめまして。私はアメリカの企業に就職したいと考えている中3です。 高校3年間、留学がしたいと親に言ったらお金がないので無理だと言われてしまいましたが、高校1年間だけ・大学だったら許してもらえそうなので今はそちらの方の道を考えています。 そこでいろいろ調べてみたのですが実際、現地の企業などで、外国人(アメリカ人以外)が採用してもえる枠はすごく狭いと知りました。 また、1年間だけだったり、海外で英語を勉強しようとしても、あまり効率的に英語が上達するわけではなく、むしろ日本でずっと勉強した方が金銭的な面、英語が上達するという面で効率的ということも事も知りました。 そこで質問なのですが、英語力など別にして、実際向こうの企業に雇ってもらうにはどのくらいの学歴や資格が必要なのでしょうか。 また、アメリカ以外の国の大学卒業、アメリカの大学の卒業という事自体にも差はつくのでしょうか。 というのが、もちろん学歴は高ければ高い程、就職しやすいということは承知なのですが、家は先程にも書いたように裕福な家庭ではないため、授業料の高い大学(ここには優秀な大学が多いと聞きます)が無理なのと、現在のTOEICが500点くらいで現地の大学を確実に卒業できるかも自信がないので、すごく不安です。 なので大学入学時に、どのくらいTOEICやTOEFLのスコアを採っていればそれなりに単位を採っていくことが可能なのか(入学最低ラインではなく卒業を前提とした)も教えていただければ嬉しいです。 大変読みにくい長文ではありますが、 どなたかご回答宜しくお願い致します。
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こんにちは。 アメリカの日系企業で管理職をしています。 >実際向こうの企業に雇ってもらうにはどのくらいの学歴や資格が必要なのでしょうか。 アメリカで外国人が働くには、H1-bという就労ビザを就職先から申請して貰うのが一般的です。 このビザは、最低でも4年大卒(卒業国はアメリカでなくてもいいです)、大学の専攻と職種が一致していることなどの条件があります。 (短大卒の場合、就労経験3年を大学1年分として換算するという条項がありますが、現在では短大卒では認めて貰えるケースは皆無に近いようです) この就労ビザは年間発行数が限定されていますし、会社からさまざまな書類を提供して貰って、移民弁護士に書類を作成して申請して貰うのが普通です。 アメリカで就職する最大の難関は、ビザのスポンサーとなってくれる企業を見つけることです。 そのためには、英語がビジネスレベルで読み・書き・話すができることは最低条件です。 また、アメリカは、即戦力を優先します。日本のように就職してから育てるという企業は少ないですから、アピールできる職能が必要です。だから、日本での職務経験や特殊な職能はプラスです。 >アメリカ以外の国の大学卒業、アメリカの大学の卒業という事自体にも差はつくのでしょうか。 アメリカの大学を卒業すると、OPTという1年間の労働許可が申請により貰えます。 この1年間で、希望者の能力を見極めて、就労ビザを申請するかどうかを決め、時間の掛かるビザ取得手続きに取り掛かる企業も多いです。 いくら本人が「私は能力があります」と売り込んでも、モノになるかどうかは実際に働いて貰わないと分からないですからね。 外国の大学を卒業すれば、H1-bが下りるまでは渡米して働けないため、この余裕期間があるアメリカ大学の卒業生の方が有利です。 留学生は五万といるわけで、英語が不安な外国の新卒を時間と手間をかけて雇うより、目前の留学生を、とりあえずインターンとして働いて貰う方が企業にとってはラクなんですよ。 >現在のTOEICが500点くらいで現地の大学を確実に卒業できるかも自信がないので、すごく不安です TOEIC 500点くらいの英語力では、大学の授業についていくことは難しいです。 入学条件は、TOEFL 50点以上という大学が殆どです。できれば、600点くらいは欲しいところですね。 でも、まだ中学3年なんでしょう? これから3年間頑張って勉強すればいいんですよ。 また、高校2年で交換留学という方法もあります。 これなら、100万ほどの費用でアメリカの公立高校で1年間勉強できます。 こちらの方法も考慮されたら、どうでしょうか。 「交換留学」で検索すれば、必要な情報が得られます。 外国人がアメリカ人を押しのけて、アメリカで就職するのは簡単ではありません。 「就労ビザ取得という手間をかけてもかまわないから、この人を我が社に欲しい」と企業に思わせる何かが必要なんです。 だから、大学の専攻は慎重に選ぶことです。たとえば、理系の技術者などは比較的就職しやすいですが、英文学専攻なんてのは門前払いですからね。 まだまだ、時間は十分にあります。 自分の夢をかなえるために、是非とも頑張ってください。
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- Jordan225
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皆様が建設的なご回答をされている中で経験則的意見になります。 私は米国の大学を卒業し、結果的に今米国企業の日本支社の駐在員をしています。米国本社採用ですが、現在の職場は日本です。 私の大学卒業は1993年で、有名校では有りませんがそこそこの学校でした。米国内で仕事を探し、インターンシップでの採用を決めてくれた企業が1社だけありましたが、結果帰国して日本企業に就職しました。日本の企業は社員に教育をしてくれます。こんな世の中でも5年位は教育期間とし考えてくれる企業が多いのではないでしょうか。その上、個人の進捗に合わせて複雑な業務を任せてくれる様になります。多くの米国企業にこんな親切はシステムは無い様に思います。 質問者ご本人も回答者の方も言っている通り、米国企業が外国人を採用しビザを申請するにはものすごい労力とお金がかかります。そこまでしてその人間を採用する価値と米国人以外でない貴方である必要性が必要です。この価値と必要性は大学を出た程度では不十分な場合が多い様に思います。 私の場合は結果として自分の価値を出す為の勉強を日本の企業が行ってくれた事になりました。 大学卒業後すぐに米国内で働きたいのであれば、やはり米国の大学の方が有利と感じます。お金はやる気次第で何とかなります。貴方の人生です、親御さんの人生では有りませんので、自分で稼げばいいのです。(高校留学では不可能ですが、、、。)日本には期間雇用で、少し良い給料をくれる会社が幾つもあります。(自動車会社等)仕事は正直キツイですが、それはお金と引き換えですので諦めましょう。 前置きが長くなりましたが、私の考える米国企業へのある程度可能性が高と思われる方法は、日本で大学を出た後に米国の大学院へ留学、その後米国企業へ就職、と言う道です。 1、日本の高校へ進学する。 2、日本の大学へ進学する。 3、日本の大学で優秀な成績を収める。これ重要です。米国の大学院に入る際にGPAと呼ばれる大学時代の平均点により選別されます。米国の大学で米国人と戦って高い成績を収めるよりもレジャーランドと比喩される日本の大学で高い平均点を狙った方が戦略的と思います。それと共に日本の大学の成績は優・良・可・不可で4段階ですが、米国は5段階あります。米国ではB評価になるランクが日本では優となる場合が多いと聞いています。 4、大学時代に希望大学院の必要としているTOEFLのスコアを確実に取得する。現時の英語学校へ費やす時間と金を削りましょう。 5、大学時代に目的の大学院のある学校の英語学校へ夏学期のみのコースで受講。雰囲気がわかると共に大学院入学に必要な手続きの説明を受けられます。 6、大学院入学。良い学校には良い生徒、良い企業がついています。人脈と沢山つくり、卒業後を目指して就職活動スタートです。 まだ、中学3年。道は無限に広がっています。色々な方法を探ってみてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そしてお礼が遅くなり申し訳ございません。 >日本の企業は社員に教育をしてくれます。(省略…)こんな世の中でも5年位は教育期間とし考えてくれる企業が多いのではないでしょうか。 確かにそうですね。 日本のシステムはとてもすばらしいように思います。 >質問者ご本人も回答者の方も言っている通り、米国企業が外国人を採用しビザを申請するにはものすごい労力とお金がかかります。(…省略) 私の場合は結果として自分の価値を出す為の勉強を日本の企業が行ってくれた事になりました。 やはり日本で就職して、ある程度スキルを積んでからでないと難しいでしょうか…。 みなさん厳しいご回答をくださるので、 やはり米企業で就職するためにも大学院まで出て何か資格を採ろうと思います。 >大学卒業後すぐに米国内で働きたいのであれば、やはり米国の大学の方が有利と感じます。(…省略)仕事は正直キツイですが、それはお金と引き換えですので諦めましょう。 やはりお金はきついですが、アルバイトでもしてお金を貯めていこうと思います。 教えて!gooの別の質問で見たのですが、日本以外の国からの留学生(東南アジアなど)は 学生ビザで働くのは違法でもなんとかしてアルバイト(合法のものや、非合法のものでも)を探して授業料や生活費を稼ぎ出していると知りました。 私もなんとか自立して授業料など自分で払っていこうかと考えています。 >私の考える米国企業へのある程度可能性が高と思われる方法は、日本で大学を出た後に米国の大学院へ留学、その後米国企業へ就職、と言う道です。 1、日本の高校へ進学する。 (…省略) 6、大学院入学。良い学校には良い生徒、良い企業がついています。人脈と沢山つくり、卒業後を目指して就職活動スタートです。 とても分かり易く書き表して頂いてありがとうございます。 たしかに国務大臣の方たちのプロフィールをみるとみなさん、 その経由の学歴が多いようです。まさに官僚クラスですね。 私がそのルートで進学できるかは分かりませんが、 とりあえず日本の高校に今は進学して、これから模索していこうと思います。 >まだ、中学3年。道は無限に広がっています。色々な方法を探ってみてください。 とてもためになりました。 本当にありがとうございました。
- nidonen
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米国ビザ保有者です。実際に米国企業に勤めている 知り合いが何人かいます。彼らの共通点として、高校 時代に留学していた人はひとりもいません。 で、結論から言うと、いちばんの近道は日本の大学の 理系に進学し、優秀なエンジニアになることです。その うえで国内の企業に就職し、エンジニアとしての実績を 積めば、米国で働く機会が生まれます。 米国のIT企業では、日本語ができるエンジニアを 募集していることが多いです。もちろん、最低限の英語 力は必要ですが、優秀なエンジニアになるにはある程度の 英語力は必須なので、さほどの問題ではありません。それ よりも、エンジニアとしての能力のほうがはるかに大事です。 また、この手の募集は意外にも、クチコミが少なくあり ません。募集側企業に勤めるエンジニアが友人に「 いい 日本人いない? 」と聞いて回ることが少なくないのです。 その意味でも、エンジニアの友人を増やす必要があります。 なお、米国の大学を卒業して米国で就職するのは、意外に 狭き門です。学歴がどうであろうと、採用する側から見ると 「外国人を採用する」ことに変わりはないからです。中学生の 目から見ると、米国の大学は魅力的に見えると思いますが、 目的感なく進学してもあまり意味はありません( ※米国で 就職したい、というのは目的にはなりません )。とくに 米国は日本と違って新卒を重宝したりしませんので、やはり 仕事の実績を積むのがいちばんの近道だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 遅くなって申し訳ございません。 >彼らの共通点として、高校時代に留学していた人はひとりもいません。 英語を使う職に(日本で)就きたいと思っていた時期があって、 その時にある翻訳家の方のお話を読んだのですが、 その翻訳家の方も「翻訳家は意外と留学経験者が少ない」とおっしゃっていました。 確かに考えてみると、日本でも英語にやる気があれば上達しますね。 >で、結論から言うと、いちばんの近道は日本の大学の理系に進学し、優秀なエンジニアになることです。優秀なエンジニアになるにはある程度の英語力は必須なので、さほどの問題ではありません。それよりも、エンジニアとしての能力のほうがはるかに大事です。また、この手の募集は意外にも、クチコミが少なくありません。募集側企業に勤めるエンジニアが友人に「 いい日本人いない? 」と聞いて回ることが少なくないのです。その意味でも、エンジニアの友人を増やす必要があります。 エンジニアといえばやはり理系ですね…。 狭き門という事がよくわかりました。 しかし口コミで米側からの引き抜きが回ってくるのを 待っているのではちょっと遅い気が…。 >学歴がどうであろうと、採用する側から見ると「外国人を採用する」ことに変わりはないからです。中学生の目から見ると、米国の大学は魅力的に見えると思いますが、目的感なく進学してもあまり意味はありません( ※米国で就職したい、というのは目的にはなりません )。とくに米国は日本と違って新卒を重宝したりしませんので、やはり仕事の実績を積むのがいちばんの近道だと思います。 厳しいご回答ありがとうございます。 やはりアメリカで留学生・新卒の就職というのは、 極めて難しいようですね。 4年制大学卒では難しいようなので大学院を卒業して いろいろな資格を採ることに挑んでみようかと思います。 ためになりました。ありがとうございました。
- Dorohedorer
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現在中学3年とのことなので > 現在のTOEICが500点くらいで現地の大学を確実に卒業できるかも自信がないので、すごく不安です。 という部分に関しては、高校での勉強次第でどうとでもなるのでいらぬ心配かと思います。 TOEICはできる限り高得点で。 しかし留学するにはまずTOEFLです。大体どこの大学でも700点以上はいると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 高校でTOEFLのスコアを高得点採れるよう頑張りたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 お礼を出すのが遅くなって申し訳ございません。 >大学の専攻と職種が一致していることなどの条件があります。だから、大学の専攻は慎重に選ぶことです。たとえば、理系の技術者などは比較的就職しやすいですが、英文学専攻なんてのは門前払いですからね。アメリカは、即戦力を優先します。日本のように就職してから育てるという企業は少ないですから、アピールできる職能が必要です。だから、日本での職務経験や特殊な職能はプラスです。 なるほど、専攻と職種はやはり一致していないといけないんですか。 まだ文系か理系かも決めていないもので…。 アメリカでは理系の方が即戦力として有利なんですね。 私は経済学か経営学の方を学びたいと思っているのですが、 就職口は…、やはりエンジニアでないとアメリカでやっていくのは難しいですかね…。 英文学科専攻の人は門前払いというのは当たり前のようで、全く気付きませんでした。 厳しい現実ですね…。 >この就労ビザは年間発行数が限定されていますし、会社からさまざまな書類を提供して貰って、移民弁護士に書類を作成して申請して貰うのが普通です。 初めて知りました。 移民弁護士に頼まなければ終わらないほどの書類を作成しなければいけないのですか? なんだか手続きに手こづりそうです。 >留学生は五万といるわけで、英語が不安な外国の新卒を時間と手間をかけて雇うより、目前の留学生を、とりあえずインターンとして働いて貰う方が企業にとってはラクなんですよ。 オーストラリアやカナダの学校は授業料や生活費がアメリカより安いので、 そっちに行こうかとも考えましたが、やはり就職では不利になるんですね…。 大学はお金がかかっても絶対、アメリカの大学にしようと思います。 >また、高校2年で交換留学という方法もあります。 これなら、100万ほどの費用でアメリカの公立高校で1年間勉強できます。 そうですね。親に頼んでみようと思います。 もし行けたら大学進学のために頑張ってみようと思います。 たいへん内容の濃いご回答を頂きありがとうございました。 経験者様のご回答はやはり勉強になります。