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大阪のお笑いについて・・・・
東京から今大阪に来ています。 せっかくだから、テレビは東京からの全国区放送を見ないで、あえて関西ローカルを見ています。 正月のお笑い番組を見てふと思いました。 「大阪の人間は、せっかちで・・・。」 「大阪のオバハンは・・。」 「大阪人ゆうのは・・・。」 「東京人ゆうのは、xxが分からんねん。」 というネタを見かけます。 ネタ自体は面白いものもあります。 しかし、なぜそこで「大阪人は・・・。」と出すのでしょうか? 大阪人があたかも日本ではすごく優れた民族だ。それは東京もんは分からん。と聞こえます。 同じ日本人じゃないですか?? なぜ大阪人は「大阪だけは違うぞ!」と言いたいのでしょうか??
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大阪の文化のちがいというか、大阪の人は感情をストレートに表して、それを言葉や態度にする文化です。それでいて、あいまいさもかねそろえた文化があります。 テレビのネタやたとえ話を用いるときは、多少なりとも大げさに表現する必要があり、そうでなければ聞いている側の納得や理解が得られないのです。 この条件にあてはまるのが、ストレートな大阪の文化で、あまりたくさんいるわけではないけれど、いないわけではないおばちゃんたちの態度と言葉が代用されるのです。 残念ながら、東京の文化では笑いのネタになりにくいのです。 >大阪人があたかも日本ではすごく優れた民族だ。それは東京もんは分からん。と聞こえます ということで、上記の理由で使っているだけなのにこれを真に受けてはいけません。 外に出て、下町を歩いて(たとえば商店街)人と出会ってみてください。おもしろいですよ。ブラウン管の中の話はそこを知ってこそ、面白みが出ます。(ローカルならなおさら)つまり英語がよくわからない人が英語のジョークを聞いておもしろいですか?英語のことを知らないといけないし、英語圏の人の文化や価値観にふれて知ってこそおもしろいのです。 よって住み慣れない文化圏にいると気になる言葉に過ぎないと思います。 さて、私は出張の多い仕事をしているもので全国各地に行きますが、逆に東京にいくと東京人は日本の中心と思っているのか、よくテレビの会話の端々に「地方の人はさあ」って言葉を出しているのが気になります。(東京以外の場所を地方って表現するんです) さらにけっこう「関西ってさー」って言ってますよ。 つまり自分の文化圏じゃないと落ち着かない、些細なことが気になる…っていうのはよくあることだと思います。ちなみにこの手の「大阪人ってどうしてこうなんでしょうね?」というまじめ系の質問も関東人が多いところがおもしろいですね。
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- hasegawacc
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埼玉出身で、現在大阪に住む大学4年生の者です。 たしかに興味深いトピックですよね、私自身4年経ってもこの明確な答えは出ていません。 まず、極めて少数ですが、東京に対してコンプレックスを持つ関西人は明らかにいます。 それも確固たる理由もなく漠然としたものです。理由を聞いてもハッキリとは答えられない、というかそもそも東京-大阪の違いをわかっていない、日本のサイズを知らない人たちの思いこみです。 ただ、特にそれがマスコミ関連ではひとつの「ネタ」として使えるためどうしても誇張されてしまっているのも事実です。こればかりはどうしようもなく、関西人が自らやっていることですから、自身のイメージをダウンさせようが自己責任でしょう。「漫才とかオバハンとか大阪はそんなんじゃない。」と言う人もいますが、そういう「正しい人」も言うばかりでイメージ改善への努力はしていない。結果としてこのような善良意見もマスコミを通じた「ネタ」優先の中で埋没してしまっているばかりです。 大阪人も大阪人で、悪いイメージを払拭したいのならば、それなりの努力で改善しなければなりませんし、社会悪化は確実に数字に出ています。とにかくワースト1位が多すぎます。それも治安や社会問題での1位です。並大抵の努力では成功できないでしょう。 「しょーもない・みっともない」ところに負の価値を認めて、笑われることにカタルシスを求める姿勢から脱却して、価値観よりもまず、実質的な数字から改善できなければ関西の再生はないと思います。ハッキリ言って関西人はここを反省するべきです。 「べつにそれでいいやん。」という考えもあるでしょうが、少なくともそのままでは社会問題と「大阪の誤解」は払拭なされないでしょう。悪いものは悪いままです。関西人全員がAll関西で望まなければこの二律背反は解決できないと考えます。
- chaneko
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たまたま大阪で見られているからではないでしょうか。 自分の生まれ育った土地・習慣を自慢するのはそこの土地の人なら当然の事ではないかと思うのですが・・・。
- chaff
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このネタは「大阪」に限った話ではありません。 自分たちの暮らす共同体を客観的に捉え、ステレオタイプ化し、風刺することで、共同体内外の観客に「うんうん。そうだそうだ。」と思わせて笑いをとる手法は昔から世界中で行われていることです。 なんでも古代ローマの文献にも同様のネタが見えるとか... もちろん現代でも盛んに行われており、 例えば、「大阪」を「ロシア」に置き換えてみると.... 「ロシア人は、○○で・・・。」 「ロシアのオバハンは・・。」 「ロシア人ゆうのは・・・。」 (これは、ロシア国内や欧州でよく言われているそうです) もひとつ、「大阪」を「日本」に置き換えてみると.... 「日本人は、○○で・・・。」 「日本のオバハンは・・。」 「日本人ゆうのは・・・。」 (これなんか、日本人の大好きな所謂『日本人論』ネタそのまんまですね) ではなぜ「大阪」なのでしょうか? それは「大阪」が、この分野での文化的情報発信の"上流"に位置しているからです。 他所の人に「○○の人は●●だ。」「そうそう。あるある!」と思ってもらわなければネタとして成立しません。 例えば「大阪」を「富山」に置き換えてみると.... 「富山県人は、○○で・・・。」 「富山のオバハンは・・。」 「富山県人ゆうのは・・・。」 共同体内の人ならともかく、外の人が「富山県人」をイメージできなければ「うんうん。そうだそうだ。」とはなりません。 なんとなくつまらなそうでしょう? (実は富山県人ネタは富山県内のローカルテレビ番組では行われていたりします) 「大阪」にはそれがあるのです。 ちょっと本屋さんか図書館に行って「東京("江戸"を除く)」「大阪」「名古屋」「富山」ネタの本を探してみましょう。 場所にもよりますが見つかる本の数は、私の予想では 「大阪」 「東京」 「名古屋」 「富山」 となると思うのですが...
こんにちわ。 私は、四代続いた、生粋の大阪人でございますが、 最近仰るとおりの「大阪人」の訴求の方法に嫌気がさしています。 若い頃は、郷土愛の裏返しなのか、共感できる部分もあったのですが、最近は、「何もそこまで言わなくても…」的な気がいたしております。 色々な説明が可能で、徳川に負けた大阪の東京コンプレックスが裏にあるとか、東京のきどった言い回し(失礼)や経済的に少しへっこんでいることの反発であるとか、本音の街であることの誇張であるとか、諸説紛々です。 一時「大阪学」なるものが、関西ではやったのですが、個人的には、余り興味がなかったです。 只、テレビは視聴率が命であり、なにせ関西は「吉本」が仕切っているようなので、必ずしも、大阪人が同様に思っているとは限りません。 吉本でも、さんまとかダウンタウンとか、紳介とか普遍性のある笑いを創った人は、東京に進出して、全国区になりましたね。 もう少し言いますと、各地で旅行に行きますと、楽しい反面、少し嫌になるのは、極度の郷土愛、しかも、ステレオタイプの「ここは、○○だ」的なものです。言い換えれば、どこにでもあることを、大阪では誇張している気がいたします。(テレビ文化の悪い側面でしょうか) 個人的には、本当の大阪の持つ良さは大好きで、東京にはないものもあると思います。郷土愛も人一倍強く大阪は好きですが、そこに誇張と他地地域との区別性を付加することは、?です。 質問者様も、テレビのみではなく、多くの大阪人と接触されて、良い面、悪い面を肌で感じていただければ幸いです。
- dimension_8200
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「せっかち」や「オバハン」という言葉は、「優れた民族」を示す表現ではありません。 ですから、 >大阪人があたかも日本ではすごく優れた民族だ。それは東京もんは分からん。と聞こえます。 というのはあなたの思いこみであり、質問の前提が誤りです。
- wsws
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吉本興業の社是です。 「大阪人は・・・」で笑いを取れたので右に倣えなんです。 スタンダード型が出来てしまったのでなかなか新しい物が出てこないのです。
お礼
ありがとうございます。 こんなに早く回答をいただけるとは思いませんでした。 もう少し他の方からの意見も聞いてみます。 それで笑いを取れたらそれほど楽なものはありませんね。。