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消費者金融業界の今後について
消費者金融業界の今後について質問します。 この業界の今後の行方とどうなっていくべきかを教えて下さい。
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どうなっていく「べき」か、と問われても難しいですが。 一つは,大手が銀行の系列化される傾向は続くように思われます。信用力の高いほうから、銀行融資、クレジット会社,サラ金という序列があって,それを銀行が束ねていくという構図ですね。 また、ここしばらく破産の件数が減少気味ということですし,景気回復で高額商品の売れ行きもよいということですので,貸出総額も伸びるように思われます。 ヤミ金規制が強化されることで,ヤミ金仁手を出して丸裸にされるという債務者が減るでしょうから,そのことはサラ金の回収率を上げる方に働くように感じられます。 貸し出しが伸びるので,金利の引き下げでシェアを取ろうとする動きは余り出てこないのではないでしょうか。 中小はどうでしょうね。貸し出しが増えることは、中小にも恩恵でしょうが、海舟の不安が減ることはまずもって大手に利益をもたらし、大手が優良な債務者を囲い込んでしまって、中小にはさらに信用力に劣る債務者がやってくる結果となることも考えられると思います。 また、司法制度改革とか、弁護士や司法書士の数が増えていることから,早めに法的措置をとる傾向も強くなるでしょうから、そのことが、資金力に劣る中小には負担になる可能性もありそうです。 そんなところでどうでしょう。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。