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株の価値
株の価値は需給関係によって株価が決まりますね。 ただ、もともと株価は上下するものではないのでは? という気がしています。 将来の利益を見込んだ株価や人気先行の株価について は特にそう思います。 株は不思議なことに短期で何倍にも膨れ上がることがあり ますよね。単なる紙切れなのに。 株が売れないものとしたら実際の価値は低いのでは ないでしょうか? 私が株が欲しいという理由は、株が値上がりするから なのですが、値上がりしないとわかっていれば たぶん買わないでしょう。たぶん・・・。 まとまらない質問ですが、ご存知の方よろしくお願い します。
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再度No.2です。 1.株式の意義 複数の出資者の資金をまとめて、一つの事業を行う事。大金持ちでなくとも、大きな事業を起こす事が可能になる。 2.流通市場の意義 少数株主は、自分だけでは、会社の解散もできないし、配当金も決めらない。だから、株そのものを売却して資金回収ができるようになっている事が求められる。小口の金を集める為には、あてになる流通市場の存在が非常に重要。 3.投機筋の存在意義(投機筋という言葉は、ここに限り、いわゆる「ファンダメンタル重視」ではない投資家と思ってください。) 「ファンダメンタルズ重視派」は、ちょっとした事件が起きただけで、慌てて売るか、固まってしまうかのどっちかになる事が多い。一方、例えば「もう2割も下がったんだから、そろそろリバウンドを狙えるんじゃないか」と考えられるのは、投機筋だけ。同じような発想の人しか市場に参加していないと、相場が一方通行になり易く、売買量が減ってしまって、流通市場としての機能に障害が出る。投機筋がいるおかげで、市場に厚みができる。(市場の厚み=売買の容易さは、上に述べた様に、小口資金調達の場としての株式市場にとって非常に重要) と言うわけで、投機筋は、本人の意思とは全く無関係に、企業の資金調達手段を支える存在になっています。大金持ち以外の金を大規模投資に振り向けられる、株や、それを取引する証券市場が存在しなかったら、経済成長はずっと遅かったと思います。(厳密には、銀行も同じような機能を持っていますが、決済機能も持つ銀行は、高いリスクがとりにくいので、株式市場の方が優位でしょう。) 4.何故たくさんの人が相場に参加するか 参加する人の直接の動機は「儲かりそうだから」ですよね。長期的に見ると、銀行預金や債券よりも株の方が、利回りが高い事が自明、というのもあるでしょうね。 何故、フィギュアや切手や美術品ではなくて株かというと、流動性が遥かに高いので「抜けたい時にいつでも脱出できる」、相対的には価格が安定しているし、かつ予想も不可能ではない、という事があるんじゃないでしょうか。 日経平均が89年末に約4万円をつけてから、2002年夏の1万円割れまで、約13年もかかっています。また、長い目で見れば株価が景気と概ね連動して動いているのは明白です。参加者が多いので、価格操作も難しいです。(株だと無理矢理買いあがると、売りが湧いて出てきますが、美術品なら、勝手に上がっていくだけ。) また長くなりました。すみません。
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- wonderland1205
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単純に考えましょう。実際単純です。 株価は上下するものです。 なぜかというと、買った株は、売らないとお金にはならないからです。 ということは、今すぐ利益を確保しようとする人は、売りますよね? もし、その株がまだ買い手が多ければさらに上がるでしょう。 しかし、買い手が少なければ、売り手も妥協して、少しくらい安くても売ります。それを見て、あせって売る人も出てくると、さらに下がります。しかし、それを安いとみた人が多くなれば、また買い始めます。短期で膨れ上がるのは、よい材料がでたか、安くためこんでいた仕手がしかけたか、動きやすい株なんでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。ご回答を拝見すると流通性が株の上下に関係するようですね。よい材料が出れば、株を欲しい人が増えるのはなぜなのか疑問に思ってしまいました。
- u-sun
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もし、自分と同じような疑問だとしたら下記を参照ください。真面目に考えすぎかもしれません・・・ 例えば紙幣も債権も紙切れです。確かに変な上下もありますが、不動産だって似たような所もあります。荒っぽい言い方ですが、世間に広く認知されていれば信用してよいと思います。 株は非常に高い流動性を長期間維持してきています。これは、一過性のブームや作られたマーケティング戦略などで維持できるものではありません。経済の中で本当に必要とされているものじゃないと維持できないことです。小さい点を見るとアラが結構ありますが、経済全体で見ると非常にバランスのとれたものに思えます。 補足かお礼にもちょっと突っ込んだ疑問点を入れてもらえれば、絞った回答が出来ると思います。 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1791203 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1673985 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1664169 (追記) 今回の質問のような感性ってとっても大切と思います。
お礼
回答ありがとうございました。参考URLを読んで私が潜在的に感じていた疑問と同じ疑問を質問されていたのですね。あなたは知識があるにも関わらず、要を得ない回答をもらうシーンもありましたね。 とはいえ「株は無限のばば抜き」「株は企業の化身」という妙案も頂いていますね。思わず納得ですが、それだけの理由でこれだけ株が売り買いされるのは納得できないのは私も同感です。私も現在売り買いしているひとりですが、そもそも価値のないものを証券会社に踊らされて売り買いしているだけかも知れませんね。
- hidamari3
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株価が上下するのは、その株が上場しているからです。 上場することによって「買いたい時に買う」「売りたい時に売る」という流動性が生まれます。 上場する理由は、株主や投資家の売買の利便性を高めることが目的ですが、流動性が生まれることで株式の価値も高まります。 したがって、上場されれば需給によって株価がダイレクトに上下することになります。
お礼
回答ありがとうございました。やはり需給によるところが大きいのですね。となると、流通するものであれば株でなくてもなんでもよいわけですね。フィギュアとか、切手とかあるのに、なぜ株はこんなにも値上がりするのでしょう。
- tiuhti
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>もともと株価は上下するものではないのでは?という気がしています。 M&Aで非上場企業を買収する場合の事を考えてみるとよくわかると思います。貴方がM&Aする立場で、買収先候補が二つあって、会社の規模は全く同じで、片方はべらぼうに儲かっていて、もう片方はちょぼちょぼだったと仮定した場合、同じ価格をつけますか?たぶん儲かっている方に高い価格をつけますよね?(正しくは、将来より多く儲かると貴方が考える方に、より高い値段をつけるはずですね。) 仮に、同時に二人の投資家が、一つの会社に対して買収を申し入れているとすると、買収される側の株主(=オーナー)は、高い値段をつけた投資家の方に売りたがる筈ですよね?競争させて、売値を吊り上げようとするかも知れません。言い換えれば、「買い手の数が多ければ多い程、高い価格がつく可能性が高い」と考えられます。 非上場であっても、将来の利益予想や需給によって、価格は変わります。株券そのものは紙ですが、株式は、会社の現在及び将来の(純)資産に対する権利です。利益が変動する以上、将来の純資産も変動するので、当然価値は上下します。更に、価格は、価値そのものではなく、売買する人の価値の推定で決まるので、これは、人によっても違うし、時間によって変動もします。 非上場の場合は、M&Aがないと値段がつかないから、価値は上下しても、価格は変わりません。というか「価格がつかない」という方が正しいですね。上場株のように常時値段がついていれば、価格変動が見えるし、専ら需給だけに注目して参加する投資家も多数存在するので、バブルみたいな事が起こりうるし、それが外からもわかるだけです。でも、本質的には違いはありません。 >株が売れないものとしたら実際の価値は低いのではないでしょうか? 「流動性プレミアム」という言葉があります。「発行量が少ない」とかいった理由で、市場での取引が薄く、売りたい時に簡単に売れない株や債券は、相対的に割安になり、いつでも買い手がいて売りやすいものは、相対的に割高になる(=プレミアムがつく)という意味です。株だと価格形成に様々な要素があってわかりにくいのですが、債券では、格付けも同じ(例えばトリプルA)、満期も同じでも、片方が発行量が極端に少ないものは、利回りは高くなる傾向が明らかにあります。質問者の方も、全く同じ程度の値上がりを予想している銘柄が二つあったとして、片方はいつでも売れて、もう一方は中々売れそうもなかったとしたら、売れそうな方をたぶん買いますよね?ですから、「売れない(正しくは売りにくい)株は、相対的に割安になる」というのは、ほぼ常識です。 尚、この手の議論をする場合は、株の「価値」と「価格」は分けて考えた方がいいです。価値は、存在はするが、値段をつけるのが難しい(あるいは人によって違う)もの、価格は、株の評価が一致した人同士の間で合意した「株の値段」です。
お礼
回答ありがとうございました。株は大口M&Aの小口版なんですね。「流動性プレミアム」なんて言葉も知れて、勉強になりました。
- EFA15EL
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確かに株は実際の価値を上回る(あるいは下回る)価格で取引されることがよくあります。 でも、根本的な部分は普通の商品と同じですよ。 欲しい人が多いから値が上がる、逆の場合は下がる訳です。 一般の商品は需給が間接的であり、緩やかに変化する訳ですが、株はこの部分で特化していますので変動が激しいというだけです。 株の取引が禁止=証券取引所が無い状態であれば、 株の値段は額面のまま、です。上がる訳でも下がる訳でもありません。 非上場の株みたいなものですね。 ついでに言えば、現在は10数年振りのバブル状態で、日経平均が上がりまくっていますから株=値上がりするという図式も可能ですが、当然ながらバブルははじけますので、ここを見誤ればあっという間にマイナスに転じます。 バブルの時でも損切りはしっかりやりましょう。
お礼
回答ありがとうございました。やはり株の値上がりは需給関係によるところが大きいようですね。そう考えると納得がいくのですが、株長じゃとかいいのかな?とも思います。
お礼
再回答ありがとうございました。美術品と株価の例えは面白いですね。そのとおりでした。