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振り飛車穴熊で、3六の歩を突くのは何故?
居飛車穴熊(先手)の場合、角をどかすために7七の歩を7六と突く。これは至極当然。 しかし、振り飛車穴熊(先手)でも、3七の歩を3六と突く人が、多く見られます。 上級者の対局でも、よく目にします。 自玉のコビンをわざわざ開けて危険だと思うのですが、3六歩の意味は何なのでしょうか?
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一言でいえば上部からの圧力に備えるということでしょうか。 穴熊は縦から攻められると弱いので、36歩で受けのスペースを確保します。 例えば終盤24香、35桂という形を想像して下さい。 この35桂を予め防いでいるのは、まあ1つのポイントです。 上級者同士ですと銀冠VS振り穴という対決はよくありますが、 これが上部からの圧力の典型例で、36歩を突かないと息苦しくなってきます。 まあ、超持久戦だとだいたい受けることから考えます。 >自玉のコビンをわざわざ開けて危険だと思うのですが これは一理ある考えです。 具体的に恐いのは角のラインですが、そういった攻略されるデメリットより、 36歩を突いたことによる防御力のメリットの方が大きいようです。 受けの力が上がってくるとそう感じてくることでしょう。
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- storms
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ヘタな上に長らくやっていないのですが,(#1の方のお答え以外に)思いつくところでは例えば・・・ <角の活用を図る> ・3七や2六(や1五)に転換して敵陣を狙う ・5九や4八に構えて1・2筋を守る ・敵陣にある自分の角が自陣に効くようにする,あるいは馬を引いてくる <その他> ・3筋の位を取られるのを防ぐ ・3五への桂うちを防ぐ ・相手の銀などの進出を防ぐ ・状況によっては2八の銀が3七に上がる ・3七銀左(あるいは打)で守りを固める うーん。本当かなあ・・・(すみません)。 あとは上級者にお任せします。
お礼
早々のご回答ありがとうございます! なるほどー 色々意味はありそうですね。
- hirokazu5
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穴熊に囲うといった守り方針を捨てて、 3八飛から玉頭を逆襲する攻め方針に変更するとき、 とかですかね。6九金を動かしていない前提になりますが。
お礼
おぉ! 電光石火のご回答ありがとうございます。 そういえば、6九金を動かさないか、あるいは5九金左と地を這うとかして、3八に飛車を回ってるのを見たことあります。
お礼
なるほどー! とても勉強になります。 ありがとうございます。