イラク戦争一周年。小泉首相の言う「正しい戦争」とは?
イラク戦争一周年のインタビューで、小泉首相は「正しい戦争だったと思っている」ときっぱりと発言しておりました。
「正しい戦争」という言葉をあまり聞いたことがないのですが、小泉首相はどういう意味で「正しい」と考えているのでしょうか?
「報復(先制攻撃)に対する戦闘」であるならば、あるていど理解できますが、イラクの場合は「大量破壊兵器をもっている疑惑」だけで攻撃されました。
フセインによる専制政治により国民が弾圧されていることこともありましたが、国際法の国内不干渉の原則があり、それだけでは攻撃する理由にならないはずです。
日本はイラクに対して特に恨みはなかったはずです。イラクに対して戦争をしかけるつもりもありませんでした。
どちらかといえば対イラク経済規制を解除し、石油の輸入拡大を期待していたのではないでしょうか?
「正しい」=「正義」と考えますと、だれの何に対する正義のことを言っているのでしょうか?
ある国で正義でないことが行われていたとして、戦争以外の方法で解決できなかったのか?そのために日本はどのような努力したのか、とても疑問です。
今後も「正しい戦争」が行われると思いますが、その判断基準はどういったものなのでしょうか。
国際法ではどのように定義していますか?
そもそも法律で「正しい戦争」という定義が存在するのでしょうか?
「勝ったほうが正義」という結果論でしか導けないような気もします。
よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございました。総理が行って士気が上がる下がるの次元ではないのですね。行っても意味がないんですね。