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子宮摘出について、法的なことを教えてください。
こんにちは。 (質問を閲覧してくださる前に・・・。この質問には、出産・育児に関して、推奨される方、夢を持っておられる方等は、気分を害する表現があるかもしれません。お読みにならないことを希望します) Q.・妊娠を永久に希望しない。 ・月経による精神的・肉体的苦痛。(苦痛レベルに関し ては、医師が適切と判断したレベルの場合) 上記の理由で、子宮摘出は可能でしょうか?出産経験のない(子ども0人)の女性の場合です。 Q2.卵管結紮術は、出産経験のない(子ども0人)の女性の場合可能ですか? ・・・たとえば、卵管結紮術を紹介しているHPで”子どもを複数人もつ女性に行う・・・”と書いてある場合が多かったので・・・法律上はどうなのかと思いました。(子どものいない男性がパイプカットした例は、たくさんのHPでみましたが・・・) 法律上のことをお教えください。(今ここで、子どもの有無の良さ・悪さや、手術は身体に負担がかかる等感情的なことを議論するつもりはありません)法的なことをご存知の方、よろしくお願いいたします。
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形式的に書くので論理が極端かつちぐはぐかもしれません。あと、体験とオーバーラップすることがあり、勝手に書きます。その節はお許しください。 法律上は、 1.可能。 根拠:極端にいえば身体精神条件さえ合えば性転換も堂々と行われている。 あとは実行のための制度上の問題。 すこし踏み込む。 1.よほどの月経困難症でないかぎり、医療機関(外科)にそのような要求を安易に受け入れてもらえないかもしれない。月経による精神的・肉体的苦痛はホルモン治療などでも回避できる可能性があるのでまずそちらを進められるかもしれない。精神的苦痛については医師の理解をえるために十分な説明がいるだろう。卵管結紮術も正当な医学的理由がないとしてくれないだろう。 2.性同一性障害の場合は医学的に妥当性があり法的に推進可能(むしろ推奨)。でもこの治療が付加逆なゆえに日本では認定に結構手間がかかる。 (女性がホルモンで男性化すると、声変り、肌の変化などが不可逆なため、やっぱり医療機関は慎重。) あとはあたしの思い出話。他人事とお聞き流しくださいませ。 実はあたしは”月経困難症”でホルモン治療を受けて図らずも声や肌が男性化したにきびっ子(友達)にずいぶん(いい)男声でぼやかれたことがある。もしその子が苦痛を伴う月経嫌悪症だったとしたら摘出で気が済んだだろう。この苦痛の尺度、背景をきちんと理解し、予想される治療の結果をよく説明してくれる医師が必要だったと思った。
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- hansamdan0323
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Q1について 法的に問題ない場合と、ある場合があります。 まず、月経困難症という病名だけではおそらく無理です。 月経困難症は、多くの場合、子宮内膜症や子宮筋腫が存在し、圧痛を来している場合に起こることが多いとされています。 上記の疾患を併発した月経困難症の場合には、 子宮全摘出術の対象となりますので、 ご希望の治療が可能です。 一方、「妊娠を希望しない」という理由での子宮摘出には、保険適応がありません。 また、自由診療(保険外診療)で子宮摘出を行うこともありません。 (性同一性障害などの疾患を有している場合を除く) (患者様本人が希望しても、医師が刑法第204条 傷害罪に抵触する可能性があります) Q2について 法的には可能です。 ただし、母体保護法第3条第1項目にある、 (1)妊娠又は分娩が、母体の生命に危険を及ぼすおそれのあるもの (2)現に数人の子を有し、かつ、分娩ごとに、母体の健康度を著しく低下するおそれのあるもの を満たさねばなりません。 あなたの場合、(1)を適用することが多くなるでしょう。 それを証明することは、あなたが身体的健康である限り困難です。 また、母体保護法に基づき、卵管結紮を行った場合、 行った医師は都道府県に届出をすることになっています。 そのため、正当な理由として卵管結紮を行ったかどうか、 後々に問題になる可能性があるため、なかなか難しい問題です。 また、医療保険上、これは適応とはなりませんので、 自費診療となります。
お礼
ご回答ありがとうございます! >一方、「妊娠を希望しない」という理由での子宮摘出には、保険適応がありません。 また、自由診療(保険外診療)で子宮摘出を行うこともありません。 >あなたが身体的健康である限り困難です →・・・なんだか、まるで(現在の制度は)「健康な女性=子ども生みなさい」って言っているかのような気が・・・。(苦笑) ありがとうございました。
お礼
こんにちは。 丁寧・的確なご回答ありがとうございます! 法的には可能だけど、実質的にはなかなか難しい・・・ってところですか・・・ ありがとうございました。