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ゴールドカードのメリット

先日、ANA JCB ワイドゴールドカードへの切り替えの案内が届きました。ゴールドカードに興味はあるのですが、高い年会費(15750円)を払う価値があるのかどうか迷っています。 そこで実際にJCBに限らずゴールドカードを持っている方に質問なのですが、年会費に見合うメリットを感じますか? ゴールドカードを持っていてよかったと思うことはどんなことでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Umada
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回答No.2

こんにちは。 私はゴールドカードのメリットはもちろん認めておりますが、一方で自身のライフスタイルでは年会費に見合うまでの見返りはないと感じるので、今はゴールドカードでないANAカードを使っています。(後述するように、過去にはダイナースを使っていたこともありました) 質問者さんはクレジットカードにお詳しい方ともお見受けしましたので、以下の回答中で万一「釈迦に説法」の部分がありましたらお許し下さい。 ANA Mileage Clubでクレジット機能のあるカード(ANAカード)にはご存じの通り、一般、ワイド、ワイドゴールド(ダイナース含む)の3種があります。 一般カードはANA便の搭乗ごとに区間マイルの10%がボーナスマイルとして付きます。ワイドゴールドだとこれが25%にまで増えます。また毎年の年会費支払時にもボーナスマイルが出ますが、一般カードは1000マイルでワイドゴールドだと2000マイルです[1]。 搭乗ごとのボーナスの15%の差をどう評価するかですが、年間で3~5万マイル(区間マイルで計算)程度ANA便に搭乗されるのであれば、この15%差で「年会費分は回収できた」と考えてもよいと思います。 ANAカード付帯の海外旅行保険ですが、一般カードのものは担保内容が限定されているので、別途追加で保険をかけないとちょっと実用になりません。例えば一般カードでは疾病治療費用が担保範囲から外されています。これに対しワイドゴールドなら、疾病治療費用150万円を含め実用になるレベルの保障が付いてきます[2]。これはワイドゴールドのメリットと言えるでしょう。 しかし実を言うと今は、年会費無料でかつ実用レベルの保障が付くクレジットカード(NICOS郵貯カード、My Sonyカードなど)が他にありますので、海外旅行傷害保険だけが目的ならゴールドカードでなくても済ませられます。 このほかワイドゴールドカードであれば、ANA国際線利用の際にはビジネスクラスカウンターでのチェックインが可能で、並ぶ時間が短くて済むメリットがあります[3]。 さてワイドゴールドと一般カードの間にある「ワイドカード」ですが、ANA Mileage Clubでの扱いはワイドゴールドと同じ、クレジットカードとしての扱いは一般カードと同じです。すなわち搭乗ごとのボーナスは25%、毎年のボーナスは2000マイル、海外旅行傷害保険は実用水準のもの(ワイドゴールドと同内容)が付きます。従ってボーナスマイルと保険の二つが主目的なら、割安のワイドカードで済ます選択もあります(年会費8662円)。ANA国際線利用時のビジネスクラスカウンターでのチェックインも可能です。 一方、単なるワイドカードではワイドゴールドと違って空港ラウンジは利用できません(*1)。またクレジットカード会社のポイントをマイルに移行する際の手数料は必要です(ワイドゴールドでは不要)。 冒頭述べたように私は以前に一時期、ダイナースカードを使っていたことがありました。国内の飛行機を結構利用していたこともあり空港のクレジットカードラウンジは大いに活用しました。ゴールドカードのメリットとして、私にはこれが一番大きかったでしょうか。 ただ、日本国内のクレジットカードラウンジはそれほど充実しているわけでないので、ラウンジだけが目的だとするとやはり年会費に見合わないと思います。海外に行かれるのならメリットはもう少し大きくなりますが(*2)、ダイナースやアメックス以外のゴールドカードでは海外で使えるラウンジは僅かです。 実際に使うことは幸いにありませんでしたが、海外旅行傷害保険の付帯も大きな安心を与えてくれました。今はゴールドでなくてもしっかりした保険が付くカードがありますので、ゴールドならではのメリットとも言えなくなりましたが。 ゴールドカードにメリットをお感じで何がしかのゴールドカードを持ってみたいということであれば、年会費の安い他のカード(*3)のゴールドカードと、ANA一般カードの2枚を持つのが安上がりだと思います。 これに対し、飛行機を利用する頻度がもう少し多くて「ワイドカード」に興味をお持ちなら、ワイドカード+他のカードのゴールドの2枚を組み合わせるよりは、最初から「ワイドゴールドカード」1枚を持った方が効率的だと思います。 ゴールドカードにはメリットを感じないが、旅行の頻度が高くてボーナスマイルと海外旅行傷害保険に興味をお持ちということなら「ワイドカード」が最善解になりそうです。 [1] http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/more_fr.html [2] http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/hoken_fr.html [3] http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/flight_fr.html [4] http://www.gold-card.jp/ *1 この場合の「空港ラウンジ」は、クレジットカード会社が設置しているものを指します。航空会社が設置しているラウンジ(例えばANAなら"signet")は使えません。 *2 日本の空港のクレジットカードラウンジはソフトドリンク程度しか置いていませんが、海外では航空会社のラウンジと共用のところも多く、そういうラウンジは非常に充実しています。ドリンク類はアルコール含めて自由に飲めるのが普通で、ホットミールが提供されることもあります。 *3 ゴールドカードは探せば年会費5~6千円くらいからあります。中には一定条件(前年度利用額など)を満たすと年会費が無料になるゴールドカード(GE moneyカードなど)もあります。[4]のページなどでご希望に合うものをお探し下さい。

参考URL:
http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/hoken_fr.html, http://www.gold-card.jp/
buihyaku
質問者

お礼

わかりやすく整理された回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 特に、無料で保険サービスが付帯されるカードがあるというのは耳寄りな情報でした。さっそくMySonyカードの資料を取り寄せることにします。 私の場合、ラウンジには興味がないので、海外旅行保険とボーナスマイル、ビジネスクラスチェックインというメリットで考えると、ゴールドである必要はなくワイドで必要十分かもしれません。

その他の回答 (1)

回答No.1

私の場合、まだANAワイドゴールド(VISA)にして1年たっていませんが、3回の海外出張がありました。 毎回、自費で保険をかけなければなりませんが、ゴールドはそれと同程度の保障が入っていましたので、保険代と相殺できたと思っています。(JCBについては確認していませんが、同様と思います) さらにANAワイドゴールドの場合、搭乗時のマイルの積算率が高くなりますので、海外に年2,3回行く予定があるのでしたらおすすめします。 もしも搭乗の予定がないのなら、私なら切り替えませんね。

buihyaku
質問者

お礼

ありがとうございます。 私の場合、年1回程度海外に旅行に行くのですが、それだとゴールドの年会費をペイするほどのメリットはなさそうですね。 ワイドでも同程度の保険があるようなので、変更するならワイドカードでもいいのかなと思い始めました。 参考になりました。

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