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車高調についてです。。
またいくつか質問させてください。 (1)減衰力固定タイプ(車高調の)というのは、ショックアブソーバーの減衰力が固定と言う意味ですか。固定タイプじゃないのは減衰力調整タイプと言うのでしょうか。減衰力って要するに硬くしたり、柔らかくしたりという乗り心地のことでしょうか。ちなみに、JICの減衰力固定タイプってどうでしょうか。使っている(いた)方いましたら教えてください。 (2)車高調がヘタってしまったときは、中のショックだけ交換すれば大丈夫なんでしょうか。それともオーバーホールですか。 (3)付けたい車に合わせたアッパーマウント(ピロアッパー)を、適当に買った車高調に付けても、それは長さとかの問題でやっぱり合わないものでしょうか。 (4)車高調の取り付けは、現在の足回りをボディから外してしまえば、そのままナットでアッパー部分を締めるだけでOKなんでしょうか。 (アライメントやブレーキ関係はその後にやるとして)。取り付け時の注意点などありましたら教えてください。 長くなってしまい申し訳ございません。 お分かりになるところだけでも構いませんので、よろしくお願いします!
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今回の車高調を入れる車と、目的が分かりませんが、ピロアッパーまで入れるんであれば、走り系かな? (1)について >減衰力って要するに硬くしたり、柔らかくしたりという乗り心地のことでしょうか 表現的には、硬くしたり、柔らかくしたり、ですが、乗り心地の為だけではありません。 ロールという言葉は知っておられますよね。 カーブを曲がる時の車の傾きですが、このロールは「ロール量」と「ロールスピード」で決まります。 「ロール量は」スプリングで、「ロールスピードは」ショックで決まります。 スプリングを硬くすればするほど、「ロール量」は減ります。単純にスプリングレートが倍になるとロールは半分になります。同じ力がかかっていると、バネレートが倍なので、縮む量は半分になると言う事です。 (ショックの縮む側の減衰力、スタビなども関係しますから、実際にはそうなりませんが。。。) それに対して、ショックを硬くすればするほど、ロールスピードが遅くなります。ロールの量は減りません。(時間をかければ、ショックが底付きするまでストロークします) ショックの減衰力は、このロールスピードを調整する目的があり、それが、乗り心地や走りに大きな影響を与えます。 例えば、大きなバウンドでスプリングが縮んだとします。減衰力が弱いと、スプリングの戻る力に負けて、すぐに戻ろうとし、結果、ゆれが収まらない状態になります。 同じ状態で、減衰力が強いと、スプリングが伸びようとする力をショックが抑えます(ゆっくり戻る)ので、結果、地面に吸い付いたような状態になります。 コーナリグにおいても、同じスプリングでもショック次第でかなり変わります。 極端に言えば、ノーマルショックにローダウンサスと、外品ショック+ローダウンサスならどちらが早く走れるか?ということです。 さらに、じゃ硬ければよいかというとそうでもありません。硬すぎると、姿勢変化による荷重移動が出来なくなり、すぐにスピンする足回りになったりします。(ドリフト用ならリアのみ硬くするなどもありですが。。。)使うバネに合わせて、最適な(走り重視なのか、乗り心地重視なのかなど)減衰力のセッティングが必要です。 乗り心地重視であれば、あまり硬くないバネと、縮み側の減衰力が柔らかく、伸び側の減衰力が硬いショックの組み合わせが、私はお勧めです。 >JICの減衰力固定タイプってどうでしょうか ピロ付きの車高調が売ってるから選択肢がJICなのかな? 私は使ったことはありませんが。。。 普通、車高調としてセットで販売している物は、その走るステージが設定されていて、それに合わせたショックのチューニングもされているはずですので、極端に破綻することはないと思います。(全体的に、思っていたより硬いとか柔らかいというのはありますが。。。) ちなみに、ワゴンタイプで乗り心地重視のものは、結構柔らかめの設定が多いですね。 (2)について 商品が高ければオーバーホール、安ければ交換という選び方もあります。 オーバーホールできない(そういうサービスをおこなっていない)メーカーもありますよ。 (3)について ノーマル形状のスプリングには無理だと思います。 (4)について >ナットでアッパー部分締めるだけで 足回りの形状にもよりますが、当然、ホイル側も止めてくださいね。 >取り付け時の注意点 ショックロッドのナットとその下に入れてあるカラーとのクリアランスを「0」にしないと、ガチャガチャうるさいですよ。で、「0」にするのに、インパクトレンチが必要かもしれません。 また、ピロアッパーではない車高調に、ピロアッパーを入れると、車高が上がると思います。
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1 車高を調節することと、減衰力を調節することを分けて考えましょう。 車高調節とは、文字通り車体の高さを調節できる機能を有したものです。 ねじで無段階に調節したり、三段階ぐらいに調節したりと種類があります。 減衰力を調節するとは、ロッドの伸び縮みの早さを調節すると言うことです。 ロールの大きさ(角度)は変わりません。 その早さが変わるのです。 10段階や16段階などにロッドの伸縮速度を調整することにより縮もうとするバネの早さをロッドの抵抗で押さえているのです。 感覚的にはロールが大きくなったとか小さくなったとか感じますが、それは、次のカーブの切り返しまでに縮みきらないからそう感じるだけです。 車高も調節できない、減衰力も調節できない物を標準として搭載しています。 車高のみ調節できる物を”車高調”標準の減衰力のみです。 車高と減衰力を調整できる物を”減衰力調整式車高調”と呼びます。 減衰力のみ調整できる物は、需要がないのでたぶん作ってはいないと思います。 2 物によって色々だと思います。 ショック部分のみ交換して、ケースが使える物や、オーバーホール出来る物もあります。 3 口金が合えば装着できるかも知れませんが、お奨めは出来ません。 専用設計で強度計算をしているでしょうし、それぞれがセットでの使用が前提だと思います。 4 フロント部分は全バラの必要があります。 バネとセットなら上下を止めるだけで交換が可能です。 注意点 締め付けの際は、ジャッキでハブ部分を持ち上げて1G(タイヤを着けて地面に普通に置いた状態)を掛ける必要があります。 ブッシュがねじれて装着されると耐久性が保持できません。 トルクは出来るだけトルクレンチを使用して、規定トルクで締め付けてください。 車高調ですが、セットで組み付けてあるもの、単体で来て、それぞれ組み上げるもの、純正を一部(ブッシュやダンパーなど)使用するものなど物によって変わってきますので、もう少し絞ってから再度質問されることを望みます。
お礼
すみません、PCの調子が悪くなってお礼投稿できませんでした。 遅くなって申し訳ございません。 減衰力についてのご説明、とてもよく理解できました! また、取り付ける際の注意点もありがとうございます。 だんだんイメージがつかめてきました。 とても参考になりました、ありがとうございました!
- hirokazu5
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(1)お説のとおり。なお、いちばん柔らかく設定したところで、純正サスみたいな乗り心地は得られません。強化サス独特の硬い乗り心地の範囲内での相対的な問題です。 (2)どっちでもいいです。オーバーホールのほうが若干安いはずです。しかし、気分転換も兼ねてサスキット丸ごと変えてしまう人のほうが多いです。 オーバーホールですと、作業納期待ちの期間は車がつかえなくなりますし。 丸ごと交換なら即納ですし。 (3)車高長のダンバーの直径にもよります。 (4)基本的にはそのとおりですが……じっさいに自分でサスキットを交換して、アライメント調整とかだけショップにやってもらった人も知っていますが……ケチらず交換作業ごとショップにやってもらったほうが何かと楽です。横で見学していてそう思いました。
お礼
hirokazu5様、こちらの質問にもお答えくださり本当にありがとうございます。 >強化サス独特の硬い乗り心地の範囲内での相対的な問題 なるほど、それでしたらどっちみち乗り心地が悪いので、固定式でも構わないかな、と思います。 >ケチらず交換作業ごとショップにやってもらったほうが やっぱりそうですか。 どうしようか迷っています。 購入するにしてもオークションなので持ち込んだら嫌がられるだろうなぁ~ ありがとうございました!
お礼
こんにちは、御礼が遅くなり大変申し訳ございません! ロールに関するご説明など、とても分かりやすく参考になりました。 他にも数々のアドバイスなどいただきまして大変恐縮です。 オークションで出ていた車高調がJICのもので、どんな感じなのか質問させていただきました。 ありがとうございました!