- 締切済み
短編集でお薦めを教えてください
読書が苦手ないとこが本を読んでみたいと言い出しました。 応援したいのですが、私は専門書しか読みません。 人には、作品の好みというものがあると思い、いろんな作家の短編集を読んでみることを薦めてみようかと思うのですが、どんな作品があるでしょうか? 教えてください。 今、いいかなと思っているのは、星新一さんの作品と森絵都さんの「ショートトリップ」です。 できるだけたくさんの作品を教えて探させてあげたいと思います。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
みんなの回答
- yas11
- ベストアンサー率0% (0/3)
吉本ばなな もいいのではないでしょうか?
- 3nennnetarou
- ベストアンサー率23% (7/30)
重松清著の「ビタミンF」はどうですか?
- Lioh
- ベストアンサー率49% (121/243)
こんにちは。 いとこの方が、男性なのか、女性なのか、 何歳ぐらいの方なのか、 学生なのか、働いているのか、 ・・・といった事が全然わからないですが、 私から薦める短編小説は、下記の8冊です。 (短編とおっしゃいましたが、薄い本2冊も挙げました。) 1、現代文学 ●「死神の精度」伊坂幸太郎 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31557022 死神と、人間との交流を描く作品。 表題作「死神の精度」は、 日本推理作家協会賞 短編部門 受賞作。 死神の仕事より、「音楽を聴く事」に熱心な死神の話。 死神がマジメなのに、どこかズレているためか、 それほど暗くはなっていません。 テンポのよい文章なので読みやすいですよ。 ●「つめたいよるに」江國香織 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19744305 恋愛小説で、有名な作者の作品です。 すすめる相手が女性なら、 真っ先にこの作品を挙げてもいいかもしれません。 (私も含めて、恋愛小説が苦手な女性もいますが。) 描写がきれいで、女性に人気がありますよ。 「東京タワー」、「冷静と情熱の間」などの作品があります。 ●「停電の夜に」ジュンバ・ラヒリ http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31079354 移民の女性が書いた短編集です。 今公開されている映画「大停電の夜に」とは、 無関係な作品です。 「病気の通訳」で、O・ヘンリー賞受賞。 この短編集で、ピュリツァー賞や、ヘミングウェイ賞なども受賞。 他の書評でも、「知らない人をつかまえてでも薦めたい作品」 と言わしめた短編小説です(笑)。 私も同感ですが、この作品達は、 学生時代に読むのは少々もったいないな、と思います。 恋に傷ついたり、仕事で苦労したり、 ・・・いろいろあった後に読む方が、 この本の本領が発揮できる気がします。 ●「きよしこ」重松清 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31539899 吃音で悩む少年の話。短編が集まった長編です。 伝える事の大事さが感じられる作品。 「わかってほしい、言われなくても気づいてほしい、」 ではなく、「わかってほしいから、伝えたい」事を、 大事にしたいな、と私は改めて思いました。 この作者の作品は、どこか不器用だけどあたたかい、 という雰囲気なので、 「要領のいい」タイプの人には、肌があわないかもしれません。 ●「西の魔女が死んだ」(短編ではないけど薄い本)梨木香歩 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30844535 学校に行く事が怖くなってしまった少女と、その祖母の話。 おだやかなテンポで話が進みますが、いい話ですよ。 孫思いのおばあちゃんが、また素敵です。 2、SFなど ●「ブランコのむこうで」星新一 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31155570 自分とそっくりな少年を追いかけて、別の世界を旅する話。 短編が集まった長編です。SFというより、ファンタジーっぽい気も。 「表に見えているだけが、その人の全てじゃないかも・・・。」 と思った作品です。 星新一は、SFやブラックユーモアで有名ですが、 この作品は、とてもあたたかい雰囲気で、 つい、いろいろな方に薦めています(笑)。 あと、切ない話ですが、 「午後の恐竜」も好きです。 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31498917 ブラックユーモアだったら、 「ボッコちゃん」がインパクトありましたね(笑)。 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=06765783 ●「小悪魔アザゼル18の物語」アイザック・アシモフ http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19728247 今、はやり(?)のファッションとは関係なく、 小さな悪魔のオジサン(?)の話です。 ブラックユーモアですね。この作者もSFで有名です。 この作品はSFっぽくないのですが、科学的な感じを受けます。 お人よしの悪魔のアザゼルは、 いつも人の願い事を引き受けるのですが・・・。 という話です。 3、時代小説 ●「しゃばけ」(短編ではないけど薄い本)畠中恵 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31339100 江戸時代、薬屋の、病弱なお坊ちゃんの話。 日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、を受賞。 病弱な主人公についている、心配性なボディガード達が、 実は「妖怪」です。 妖怪といっても、挿絵がとても可愛らしいですよ。 「お菓子」が大好きだったり、 人間の微妙な感覚がわからなかったり、 どこか憎めない妖怪達です。 読みやすいですし、 病弱とはいえしっかりとした主人公の存在感もあり、 いい作品だと思います。 4、幻想文学 絵画で言えば、「ダリ」や「マグリット」のような、 現実には起こりえない作品。 自分で絵を描いたり、アーティスティックな方に、 人気があった気がします。 ●「夢十夜」夏目漱石 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31039264 漱石が見たという、夢をもとにした、短編集。 ゾッとするような怖い話から、 シュールな話、ホロリとさせる優しい話、 いろいろとあります。 ●「10月はたそがれの国」レイ・ブラッドベリ http://www.7andy.jp/books/detail?accd=01981193 SFで有名な作者の書いた短編集です。 この作品集は、あまりSFっぽさを感じませんが。 あまりの怖さに、 本を投げ捨てて(図書館から借りたのに)、 「ぎゃああ!」と悲鳴をあげるほど怖い話から、 描写はきれいなのにどこか残酷な話、 清清しくてあたたかい話、 などなどがあります。 参考になれば幸いです。
- carryb3849
- ベストアンサー率22% (42/184)
福井晴敏さんの「6ステイン」はどうですか?でもできれば読む前に彼の「亡国のイージス」を読んでると更に面白いんですけどね。良くできてると思います。
- hacks
- ベストアンサー率15% (2/13)
新耳袋なんかどうでしょうか?? とりあえず短編です。 ですが、ホラーです。 怖いながらもつい次のものを読みたくなる一品です。
- uriusei
- ベストアンサー率19% (8/41)
村上春樹の短編は最高です。「中国行きのスローボート」から初めて、年代順に読んで行くのをお勧めします。最後が今年出た「東京奇譚集」です。
- d-drop
- ベストアンサー率22% (214/938)
こんばんは。 O・ヘンリーかサキはどうでしょう。 ウィットに富んだストーリーテリングの妙手。 日本なら、内海隆一郎氏が、人情の機微を穿った温かい短編を書いています。 井伏鱒二の飄逸味のある短編もいいかも。 太宰治も、ユーモアのある、ストーリー性のある短編を得意としています。暗いだけの作家じゃない。 新潮文庫の該当作家の本の目次を見て、短編集だなと思ったものであれば、大体外れないです。 ご参考になれば。
お礼
たくさん紹介いただいてありがとうございます。 調べに行くのが楽しみになりました。
- 2199
- ベストアンサー率14% (74/524)
シャーロックホームズの冒険はいかがですか。ミステリーの古典です。
お礼
名作ですね。 なるほど・・・ リストに加えさせていただきました。 どうもありがとうございます。
- nobita555
- ベストアンサー率28% (11/39)
奥田英朗の「インザプール」なんてどうでしょう。 最近、続編の「空中ブランコ」がTVドラマ化してました。
お礼
タイトル、聞いたことがあります。 早速図書館で探してみたいと思います。 どうもありがとうございました。
- tenten525
- ベストアンサー率27% (615/2233)
ミステリーの巨匠「松本清張」はいかがですか? 『松本清張傑作短編コレクション上・中・下』が、とっかかりとしてはいいかもしれません。 宮部みゆきさんの前口上も載っているので、より深く作品が理解できるかもです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167106949/qid=1132833226/sr=1-15/ref=sr_1_2_15/250-7097342-6338654
お礼
早速ありがとうございます。 宮部みゆきさんいいですよね。 探してみます!
お礼
東京奇譚集、本屋で見かけました。 人に勧めるだけでなく、私も読んでみようかという気になってきました。 どうもありがとうございました。