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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:音楽を焼いたときのCD-Rの容量の違いと再生の影響)

CD-Rの容量の違いと再生の影響

このQ&Aのポイント
  • CD-Rには74分録音できるものと、80分録音できるものがあります。容量の差は記録の幅を狭めて80分対応にしたためです。
  • CD-R対応していないふるいデッキでも再生ができる場合があります。再生ができるかどうかは反射が関係しており、反射ができれば再生できます。
  • 80分のCD-Rでは回転速度を変化させないと読み込めないため、容量の差によって回転速度が変わることがあります。回転速度の変化はCDプレーヤー内で認識されています。

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回答No.1

今は昔の話(’89年)ですが、CDを規格したソニーとフィリップスはCD-Rに関して仕様書を定めました。その仕様書は表紙がオレンジ色をしていてオレンジブック(Orange book)と呼ばれるようになりました。 さて、その仕様書では540MB(60分)のCD-R規格と、650MB(74分)のCD-R規格に付いての記載などが記されていたのですが・・・オレンジブックの規格書は多少規格より大きめの線速とトラックピッチ、データエリア、リードアウトエリアを定めてありました。これは、メディアやドライブがぎりぎりのラインに定めるとメディアによっては読めなくなったり、書き込みが正常に行えなくなることなどを見込みその結果作られた物でした。 さて、Orange bookに記載されたのは次の通りです。 1.線速(m/s)          1.2-1.4 2。トラックピッチ(マイクロメートル)1,5-1,7 3.データエリア最外周半径(mm)  ≦58 4.リードアウトエリア   最外周半径(mm)        ≦59 です。 では、650MBではどうでしょう。 1は1.22前後 2は、1.56~8前後 3は、57.9前後 4は、58.4前後 では、700MBでは 1は、1.2 2は、1.5 3は、57,9前後 4は、58,3前後 となりました。 線速とトラックピッチをぎりぎりにすることで容量を50MB増やしているのがおわかりでしょう。ただ、規格からははずれてませんね。 結果的にオレンジブックの規定値からははずれていないので、読み出しや書き込みが正常にできる場合が多いのです。すると、多くのドライブで読めるわけです。 読めないプレーヤーがあるのは、2つです。 一つは、CD-Rの反射率がCD-ROM(オーディオCD含む)の反射率に満たないため。CD-RはCD-ROM互換が高いですが、100%互換ではなく反射率がCDROMの8割程度で多少反射率が弱いため、レーザーパワーがCD-ROM読み出しぎりぎりの機器では読めません。 もう一つは、700MBだけ読めない場合であれば、規格ぎりぎりの線速やトラックピッチなため、700MBが出る前やオレンジブックが策定される前ににこれらに配慮せずに650MBまでで合うように製造された物では読めないと言うことです。 読める場合は機器の中では普通にCDを読むのと同じで、読めない機器では機器精度がOrangeBookやCD規格にそぐわないために読めないと言うことです。 いかがでしょう。もし何かあれば補足を

m-k-o-u
質問者

お礼

こんばんわ。 回答ありがとうございました。 少々、専門的でしたが、なんとなくですが理解できました。 89年といえばつい最近のような気もしますが。 もう、12年ほど前のことですね。 12年前に買った機械よりも古いものでは怪しいかもしれませんが。 たぶん、その頃ちょうどCDラジカセを買ったくらいだと思います・・・。 それにしても、700MBのメディアでもそのころの規格内で作られているんですね。 大変、参考になりました。ありがとうございました。

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