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ロナウジーニョのドリブル
前のバルセロナ・レアル戦で改めてロナウジーニョの凄さを実感したのですが ボールをもってからシュートまでのディフエンダーを前にしても止まらないドリブルは、早さや足首の緩急などで行っているのでしょうか?
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エトーのような抜群の瞬発力がないのに、DFをすいすいかわしてしまう理由は 静→動にかけて身体の動きがほとんどないからだと思います。 普通の選手は止まった状態からモーションする際に、まずグッと上体を沈めたり 踏ん張ったりするので、DFは身体の各部を観察して 相手のとる動作を予測しようとします。 ロナウジーニョは上体を立ててリラックスし、逆にDFの動きを観察しながら その姿勢のままでクイックな動作に移行できます。DFは予測のヒントがない上に 飛び込むタイミングも見透かされているので、どうしても リアクションが遅れてしまいます。 つまり緩急の大きなスピード差というよりは、一瞬の滑らかな始動で 相手を「外してしまう」のが凄いところでしょう。 これには筋肉の柔軟性・足首の柔らかさといった素質が関係しますが、 DFを観察できる余裕(ボール扱いの絶対的自信)や、予測を超える発想の多彩さも 彼ならではの強みといえます。