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生涯最悪の本
回答力選手権のパクリみたいなものですが あなたにとって生涯最悪の読書となった本は何ですか?
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質問者が選んだベストアンサー
#3です。 すみません。最悪と言いつつ、もう一冊良いでしょうか? 「うちの子が、なぜ!」です。 女子高生コンクリート殺人事件の本です。 こちらはただただ最悪な気分に沈んでいく本です#1の方の「悪魔の飽食」に通じるものがあります。でも、百歩譲ってあちらは戦争中という事で、まだ読み手に逃げ場があるんです。戦争中の精神状態がどんなものか経験していないので、よほど人の心を壊すのだろうとも、思えます。 ですが、この本を読み、犯人のしたことを知ったら、生きているのが怖くなりました。どうしても最愛の家族がこんなことになったら?と想像してしまいます。 怖い本です。これに比べれば、巷の恐怖映画なんて「それがなにか?」って感じです。人間が一番怖いと良く分かります。 ちなみに「リアル鬼ごっこ」は、赤ペン持って校正したい辛さなんです、すんなり読みすすめる事が出来ませんから。半ば意地になって最後まで読みました。 まだでしたら、文庫化もされているようなので、是非読んでみてください。ある意味おすすめです。 #3の文章ぶっきらぼうですみませんでした。もう少し書くつもりが投稿してしまいました…。
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- dioong
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他の回答とは少し毛色の違うものを紹介します。 「プリンセス・プラスティック」 講談社版の、このタイトルのものと、 早川文庫の、このシリーズ名を冠したもの3冊があります。 この本を読むと、「目が滑る」という体験が出来ます。普通、「内容が酷い」、「難解」とは言っても、文章は読めますね。いわゆる同人小説でも、上手下手はあれ、その内容、言わんとすることには触れることが可能です。 「プリプラ」は、その一点で類書とは一線を画しているます。熟読しようとして、できない文章。読書という行為そのものによって得られる、奇怪な不快感。これを称して「目が滑る」と呼んでいます。 ある意味では貴重な才覚と言えるのかもしれません。
お礼
『目が滑る』ですかどういう状態なのでしょうか?興味ありますね。読んでみます
- luune21
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クリスティの『アクロイド殺人事件』を壁に投げつけました。サドの『悪徳の栄え』は本当に気分が悪くなりましたよ(ま、「悪徳の栄え」について書かれた本なのでしょうがないでしょう)。 しかし、なんといってもプルーストの『失われたときを求めて』ですね。これをもう一度読めと言われるくらいなら、林真理子でも読みますね。退屈すぎ><。 …『ソフィーの世界』、私は面白かったんですけど。^^; ドイツ観念論あたりのややこしい所を飛ばして読んでみてはいかがでしょう…
お礼
『失われたときを求めて』もある意味で凄い作品ですよね。私にとっても拷問でした。『悪徳の栄え』のようなサド的変態趣味は好き嫌いはあるでしょうね。
- hakobulu
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ミステリーに手を染めて1~2年。 「半落ち」 2002年の「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベストテン」で共に第1位になった作品。 全く面白くなかった。 「薔薇の名前」 1990年の「このミス第1位」「週刊文春第2位」しかも映画もショーンコネリーでヒットした話題作。 表明するのに勇気が要るが、何が面白いのか全くわからない。 趣味の問題では済まされないような気がするのは、私がおかしいのか? 文学とは違う次元の、販売戦略的な要素が大きく作用しているのではないかと疑いたくなるほどの「ハズレ」であった。 かといって、「このミス」「文春」上位が常につまらないわけではない。 小説に順位付けはそぐわないという意見もあるが、上位作品にはやはり掘り出し物?に巡りあう確率が高い。 反則を承知で口直しの紹介をさせてください。(すでにご存知のような気もしますが) 『シンプル・プラン』 スコット・スミス 扶桑社ミステリー 1994年「このミス1位」「文春2位」 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=18967591 『荊の城』 サラ・ウォーターズ 創元推理文庫 2004年「このミス1位」「文春2位」 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31352691 HNをかけた?お勧めミステリー厳選2冊です。
お礼
横山作品の中でも「半落ち」は私もいかがなものかとは思います。『薔薇の名前』は映画は面白かったです。3回読み直しましたが私にとって未だに謎の作品です。
とにかく生涯で最悪の本といったら 「バルカン戦争」 これは、御存知の方もいるかもしれませんが、昭和の初期の 発禁本です。正確にはバルカン・クリーゲとか言うようですが とにかく、戦前の無修正本を中学生時代に、とある場所から発見して 読みふけってしまったというか耽ったのは自慰のほうなんですが。 これほど淫乱で、性的刺激の強い本はほかにないですね。 当時、マルキド・サドとかO嬢の物語とかいろいろ出回っていましたが とにかく内容的に「バルカン戦争」を凌ぐエロ本はいまだかつて私は 知りません。 書いた男は本当に馬鹿です。こういう本を書いてはいかんです。 おかげで、私は中学以来数学が苦手になってしまったのです。 なぜか数学の問題を解こうとすると、小説の一節が浮かんできて 思い出してしまう。とにかく、悪書追放という言葉はまさにあの本のため にあるのだと思います。 今は、インターネットのエロサイトで、「バルカン戦争」の乱交模様や さまざまな変態行為など下手をすると画像や動画で見られてしまう 時代で、まさに今更どうってことない・・そういう本ではありますが http://www.kanwa.jp/xxbungaku/HihonEngi/Balkan/Balkan.htm これさえなけらば、ぼくはもっと成績優秀で医者になっていたかもしれ ません。ならなくて世間の人はほっとしているでしょうけど。
お礼
そんなにすごいエロ本ですか?私もエロ本は好きですので今度読んでみます。ただ、マルキドサド系は苦手なんですよね。 ありがとうございました。
- kini_kininaru
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#9の方とかぶりますが…。 山田悠介「リアル鬼ごっこ」 です。 稚拙な設定。 くだらない内容。 小学生並みの文章力。 先の読める展開。 すべてにおいて最低最悪な本でした。 あんなモノの出版が許されるなら、1億総小説家時代の到来ですよ(^^;)資源のムダ。 女子高生コンクリート殺人事件の「うちの子が、なぜ!」も最低。 これを読むと、 「女子高生にも原因があったんだな。 別に嫌がってなかったし、苦しんでもなかったんだな。」 って気持ちになってしまう。 被害女性の痛みに対する感覚が完全にマヒしてしまう。 不良少女のイラストを被害女性に見立てるなど、被害女性の人権を踏みにじる内容満載です。 いつの間にか「加害者の味方」になってしまう。そんな恐ろしい一冊です。
お礼
そこまでひどいといわれると「リアル鬼ごっこ」も読んでみたい気がします。確かトンデモ本の世界にも紹介されていませんでしたっけ? 「うちの子が、なぜ!」はよほど気をつけないといけない本のようですね。 ありがとうございました。
- denim777
- ベストアンサー率21% (4/19)
メフィスト賞を受賞した 清涼院流水の全ての本です。 俗に言うミステリ作家で ネタが支離滅裂で破滅型です。 1冊の本で密室殺人が30個以上 でる物語があって、そのネタがハチャメチャでした。 読んでいて胸がムカムカしてきます。 基本的にメフィスト賞の作品は要注意が多いです。
お礼
メフィスト賞はあたりはずれが多いですよね。私は清涼院流水というペンネームだけで引いてしまいました。バカミスの一種ですかね。新本格派を気取る作家の中にも勘違いしている人は多いような気がします。 ありがとうございました。
- feline23
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No.4、6さんと同じく『ソフィーの世界』です。 ちょうど渡米したころにベストセラーになり、どうしても読みたかったので、「送料が高い!」と言う母親のブーイングもそっちのけで、はりきって読み始めたまではよかったものの、途中で調子がおかしいことに気がつきました。 そうです、なんだか気分がこう不機嫌に近いような感じ。全く頭に入ってこないんですよ。無理して先を読もうとも、あの苦痛に似た感情がこみ上げてくるんですよ。 もちろん挫折しました。 クローゼットで寝ています。たまにまたチャレンジしてみようかなと思うこともありますが...
お礼
『ソフィーの世界』も人気ありませんね。確かに苦痛です。私は図書館から借りて読みましたが、借りて正解だったと思いました。 ありがとうございました。
フランツ・カフカの変身 え、学校の推薦図書にも挙げられる世界の名作ではないかって? もちろん内容はすばらしい。高校時代、食い入るように読んで、深く感動しました。 それがなぜ生涯最悪の読書になってしまったかというと、巻末の解説のせいです。 解説によるとカフカはこの作品を発表した当時、挿絵にザムザの変身後の姿がちょこっと描かれていることに怒り、「変貌した姿は読み手の想像にゆだねるものであり、決してザムザの姿を描いてはいけない」といったそうな。 そう解説しときながら、その解説者はあろうことか「どうやら描写を読むとザムザは○○○○に変身したらしい」と現実にいる身近な虫の名前を書くとは。 その解説を読んだ瞬間、私のなかで哀れなグレゴール・ザムザはただの○○○○になってしまいました。 大げさかと思うかもしれませんが、本当に涙が出てきました。 私はなにを一生懸命読んでいたのか。ラストの衝撃をこんな形で裏切られるなんて。こんな思いをするぐらいならもう二度と読書なんてするもんか。 本気でそう誓い、日課だった読書を止め、学校から帰るとベッドに潜り込み泣いてました。 もう一度読書をはじめるまで一ヶ月ぐらいかかりました。 これがトラウマになって、現在はどの本の解説も読みません。 いやー。今思うと純粋だったのね、あの頃は。 今だったら××社に抗議文送ってるよ。
お礼
「蛇足」の典型的な例ですね。何でこんな解説が載っているのだろうと首を傾げたくなるような解説も多いですよね。 底まで傷つかれるとは・・・作品を愛してらっしゃるのですね。 ありがとうございました。
- g-g-f-f-30
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『蛇にピアス』 著者の「変わり者に見られたい」的な願望と、それを満たすためのタイミングずれしたサブカル素材濫用。 この作品を読んで「ワタシも芥川狙えるかも!」と胸躍らせた方も多いのではないでしょうか。 #3の方が挙げている『リアル鬼ごっこ』も評判よくないですよね。
お礼
私は題名だけで引いてしまった作品です。粗筋も読みましたがどうもね。回答者様のおっしゃるとおりのような気がします。 ありがとうございました。
- nanasinogonnbei
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「ダヴィンチ・コード」 キリスト教徒ではないのでさっぱり理解できませんでした。なんで日本でも流行ったのか不思議です。結局下巻の最初のほうで読むのをやめてしまいました。 「ソフィーの世界」 NO.4さんと同感です。
お礼
私は西洋美術に興味がありますのでそれなりに楽しく読みました。小説としてのできはいまひとつのような気がします。 ありがとうございました。
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お礼
「女子高生コンクリート殺人事件」について語ろうと思えば筆者にも相当の覚悟がいると思います。どうやら覚悟のない筆者のようですね。 ありがとうございました。