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背部叩打法は横隔神経を刺激する?
気道内異物の除去で、背部叩打法(背中を叩く)をすると、横隔神経を刺激し、横隔膜が収縮して、気道内圧が高くなり、異物が除去できるというのは本当なのでしょうか?
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横隔膜中央部に関しては仰る通りかも知れません。ただ、叩いた刺激が直接横隔膜神経に刺激を入れるのか、 胸腔内圧変動によって横隔膜が急に伸ばされ伸展受容器が刺激され 反射的に横隔膜神経に収縮指令が入るのか、どちらのパターンなのかは分かりません。 横隔膜神経に刺激を入れたいのであれば、頸神経叢に急激な強刺激を入れたほうが効果が高いようにも思いますが…それだと頚椎捻挫を起こしてしまいますかね。 背中を叩く行為は、どちらかというと胸髄レベル刺激となり肋間筋収縮を促すように思います。 強く叩かれる事で交感優位となり 気管が拡張するので異物が出やすくなる とか、 もっと直接的に、急激な外力によって胸腔内圧を上げている というのもあるのではないでしょうか。 以上、答えになっていない感もありますが、とりあえずご参考まで
お礼
KAAZさん、ご回答ありがとうございますた。背中をたたくことによって、胸髄神経を刺激して肋間筋を収縮することもやることや交感神経優位となり、気管を拡張し、異物がでやすくなることが良くわかりました。 今まで、疑問に思っていたことが、解決されほっとしています。 どうもありがとうございました。