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ポンドの急落について
お世話になります。 現在、ポンドでまとまった(個人的にですが)額をポジション を持っています。そこでいろいろと調べているのですが、 過去に英国ポンドは何度も急落している通貨なんですね。(^_^;) 現在もフランスの影響があってか、ユーロドルが下げて いますが、過去のポンド急落の原因は何だったのでしょうか? ご教授頂けると幸いです。<(_ _)>
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noname#19624
回答No.1
1992年9月16日にポンド暴落(ブラック・ウェンズディ)があります(下記URL参照)。 下記URLとはちょっと、趣旨が違いますが、為替の本質は「長期では購買力平価近くに収斂する」訳です。 実は1990年はスターリングポンドは高金利通貨として人気がありました。 その背景には10%を越えるインフレを沈静化させる為の高金利なのです。 これは、その当時のポルトガルエスクード、イタリアリラ、スペインペセタ・・・なども超インフレ状態だったのです。 この為、対ドイツマルクとの為替レートを一定のレンジに収める義務を果たせなくなります。 こうして、次々と通貨切り下げを実現する中、いよいよスターリングポンドがジョージ・ソロスによって狙われ、為替合戦に負けました(ポンド暴落)。 つまり、高金利時代に伴う超インフレ状態の時代があれば、その通貨には注意した方が良いでしょう。 ほとんどの通貨の暴落はインフレによる物ばかりです。
お礼
ご回答ありがとうございます。ソロスの名は知っていたのですが、ご紹介頂いたページも興味深く読ませて頂きました。<(_ _)>